スキンダイビング 本文へジャンプ
解説記事
こちらのページでは、スキンダイビングに関する解説記事と、
体験した練習法についてご紹介します。
シュノーケリングの上級編と言う位置づけです。

■やってはいけないこと
「ハイパーベンチレーション」と呼ばれていますが、水面で強く何回か呼吸してからダイブすると、苦しくなりにくいと言われています。
しかし、これは酸素が蓄えられて苦しくないのではなく、苦しさを感じにくくなっただけなのだそうです。
従って、突如水中で酸欠が訪れ、死に至ることもあるので、
使わないように気をつけましょう。

■スキンダイビングとは
人によってシュノーケリングとスキンダイビングを使い分けるケースと一緒に扱う方が居ます。どちらが正しいのか良くわかりませんが、このサイトでは、ジャックナイフダイブを基本に、高いレベルの水中での動作行う技術をスキンダイビングと表現することにします。
というわけで、このページではスキンダイブの練習について解説します。

ここからは練習法の解説です。
■水底を歩く(@1.6mプ−ル)
フィンなしで、水底を歩きます。まず体を垂直にし、軽くジャンプして体の体軸を利用して水底に沈みます。
このとき、ある程度息を吐いてから沈むと沈みやすいはずです。
(シュノーケリング練習での浮力の調整です。)
浮かないように浮力を調整して、水底をゆっくり歩きます。
ある程度浮かずに進めればOKです。
※でもこれが本当に難しい・・・。先生は重りを飲んでいるんでしょうか?



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■フィンを使わずにダイブ
ジャックナイフのレベルアップ練習です。フィンは装着しますが、使ってはいけません。水面からジャックナイフで垂直に潜ります。このときフィンを使わず、体脚)の重みだけで沈みます。
その後、水底にお腹を付けた状態から、手で斜め上に体を押し上げます。これにより、フィンを全く使わなくても結構な距離を進むことが出来れば、OKです。



■水底で止まる
フィンを使わないためには、十分に水底に沈み、手で底を押せる状態を作ることがポイントです。ここでは、その要素として水底に沈んで止まる練習をします。
呼吸を整え、息を吐いてからジャックナイフをして、水底に止まります。
実際の場面では、この状態で、観察や撮影などを行います。

■ゴムボール拾い
ゴムボールを入れた網に重りをつけて、プールに沈めます。
ジャックナイフで潜って、ボールを取り出し、少し離れた床にタッチしてから浮上します。ボールの浮力でバランスを崩さないように注意します。
潜って魚の写真をじっくり撮るのに良い練習ですね。
コツは、
・やはりしっかり体を立てて潜ること。(魚のところまで到達するため)
・肺の中の空気の量を調整して、水底で止まれるようにすること。
の2つですね。
練習としては、この後、同じ要領で網にボールを戻すのもやりました。

■ミドルボールでトライ
直径15cmくらいのボールを両手で持って、ジャックナイフを行います。
ゴムボールよりさらに浮力が強いので、垂直な体軸が崩れるとうまく潜れなくなります。
特に片手でボールを持って潜るのは、バランスを崩しやすいので、両手で持って、ボールを真っ先に水底に付けるつもりで、ジャックナイフを行います。
フィンや手の力で強引に潜っている場合の矯正練習ですね。
防水プロテクターに入れたデジカメを持って潜る場合にも有効な気がします。

フロートストラップ&デジカメ

※今年は10mデジカメが欲しい

■ビート板を持ってダイブ UP
最近はかなり難易度が高くなってきました。
なんと、ビート板を持ったままのダイビングです。

ウェットスーツを着たときの浮力に対処する練習との事ですが、
ウェイト付けてほしい気がします。(はは・・・)
コツについては今後ここにUPしていきます。

■工事中

■さて次は何でしょう?


■まとめ
スキンダイビングでは、潜ること、水中で安定した姿勢や活動ができること、また浮力のバランスをコントロールすることが求められます。
特に、手に何かを持って行動したり、海のため浮力が大きくなること、さらにラッシュガードやウェットスーツでも浮力が大きくなりますので、それらのバランスをとる事が重要になりそうです。
(早く、学んだスキルを海で試してみたいものです。)