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水中移動、浮上について


■水平移動
水底に沿って体を水平にし、フィンを大きくゆったりと使って泳ぎます。
しっかり沈んで腹ばいになるイメージを持ってください。
フィンを早く動かすと、抵抗が大きいのですぐに疲れたり、息が上がってしまうので注意してください。


■水底の移動
目線を斜め下向きに保持したまま、フィンをゆっくり動かします。手は使いませんが雑巾がけをするイメージです。

ジャックナイフを開始するときに、肺の空気を適切な量に
コントロールできた場合は、フィンを止めても浮かずに
沈んでいることが可能です。魚を撮影するときなど、沈んだ状態で止まっている必要があるときは、このテクニックを磨いておくことが有効です。

浮力が強いと感じたら息を少し吐いて調整する練習をしておくと良いと思います。
ただし、シュノーケルクリアをするための息はとって置いてくださいね。



 ※練習ではおなかが床につくように
  十分に沈みます。


■わるい例
水底で、つい前や上を見てしまうと、浮きやすくなります。向いた方向に進みますので、顔の向きは大変重要です。

■浮上開始
逆に、目線をあげれば浮上を開始します。
十分に沈めていた場合は、水底に手をついて、より早い浮上を行うことも可能です。ただし、海ではサンゴやその他の生物を傷つけないために、手は使わないようにしましょう。

■浮上
頭上の安全を確認するため、片手を挙げながら浮上します。
可能ならば、回転しながら全周の安全を確認します。


■シュノーケルクリア
水面に到達したら、シュノーケルクリアをして、呼吸を行い、水面上での移動に戻ります。
呼吸を整えて再びダイブを繰り返します。
もしクリアに失敗したら、立ち泳ぎをしながらシュノーケルをはずして直接口で呼吸します。

これがジャックナイフダイブの一連の動きです。

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