ヤムラタカコのRide on Music(TBSラヂヲ)
ゲスト:谷村 有美

TBS 11月1日の深夜27時〜


司会: ヤムラタカコがお送りしています、Ride on Music。 今夜もスタジオに素敵なゲストをお迎えしていますので、早速、ご紹介しましょう。 谷村 有美さんです。 谷村: どうも、こんばんわー 司会: はじめまして 谷村; はじめまして 司会: お待ちしておりました。もう、ホントに。 ラジオって言うと谷村さん、大ベテランじゃないですかぁ。 谷村: いやだ、そんな、感じ悪い。 私などは、ホント、まだ、弱輩者なので。 司会: 何をおっしゃいますやら。 谷村: ただね、TBSスタートなんです。私、「この時間、まかせて!」みたいな。 司会: 朝方の。 谷村: もうちょっと、遅かったかな。朝の4時。4時、4時20分とか、ラテ欄っていうか、新聞には載らない時間帯で 司会; それがデビュー。ラジオデビューで 谷村: そうですね。 司会: 初めてしゃべったときのことを、スタジオに入ってちょっと思い出した。 谷村: ホントしゃべりかたが。 司会: こんばんわ、谷村有美です、とか 谷村: というわけで、みたいな。どういうわけなんだ 司会: 分かりますよ。 谷村: 「はい」とか言っちゃうの。 はい、谷村有美がお送りしています。 司会: でもねぇ。リスナーの方は、嬉しいと思いますよ。 久しぶりに谷村さんトークを聞けて、今日は 谷村: マシンガン 司会: マシンガン 谷村: 更に。 休業中ね、あ、ごめんなさい。私、お休みを頂いてたんですけど、約2年。2年と11日。 司会: 長いよ、もう、長すぎっ 谷村: そうですよね。急速に充電しろって感じ。休息はいいけど、高速充電でお願いしますって 司会: 今、ありますからね。録音もね。なんでもありますからねぇ。 谷村: ほんとねぇ。 司会: ホントですよぉ 谷村: これでも、思ったより、短かったと自分では思ってるんですけど。 司会: そうですか。 谷村: 何が辛かったってね。 ま、歌は、鼻歌でも、歌います。シャワーを浴びながら、お風呂でも、歌えます。 なんだったら、お金払えば、カラオケでも歌えます。 ところが、しゃべれない。 司会: あ、確かにね。一人で話してたら、また、これはね、心配されます。 谷村: そう、電話が長くなる。 司会: え、じゃ、結構、休業中って、電話魔、なってました? 谷村: 電話長かったですね。あと、母としゃべっても、母も、年々、ねぇ、年齢を重ねて、長くなる話が。 だから何なの?みたいな。になるわけですよ。面白いんですけどね。で、しまいには、犬? 司会: やっちゃいましたか。 谷村: 愛犬に今日ね、ほんとさぁ、大変。ご主人...あたし、自分のこと、ご主人様って言ってるんですけど、 あたしは、何なの?大丈夫ですか?これ。 司会: 大丈夫ですY。 谷村: ご主人様も大変お疲れなの、もう。 聞いてよ、みたいな。 司会: どれくらいしゃべってるんですか? 谷村: まぁ、日によりますけど、フリートーク長い日は長いですねぇ。 今、寝てますわ、聞かないで。 司会: また始まったよ、ご主人様、みたいな。 谷村: でもね、なんかね、静に律儀に聞いてるフリをするんですよ 司会: 意外とね、ペットはね、ペットっていうとアレですけど、早く復帰してくんないかなって 思ってたかもしれないですよ。 谷村: もうね、とっとと働けよって心の中で思ってたと思いますね。 司会: 今日は、いろいろと、このまま、番組最後まで、話し続けちゃいたいくらいなんですけど 谷村: いいんですか? 司会: いや、ほんとそれは困ります。 谷村: はい、ごめんなさい。いい(いらない)ところは消して下さいね。しゃべり続けてますから。 司会: まずは、復帰第1弾ということで、また、すごい曲が届きましたよ。 谷村: 有難う御座います。 司会: こちらの曲から聞いていただきたいと思います。 曲紹介をお願いします。 谷村: はい、喜んで、それでは、お送りします。谷村有美です「A・RA・WA」

司会: 「A・RA・WA」お送りしました。今夜はゲストに谷村有美さんをお迎えしています。 谷村: お招き、有難う御座います。 司会: ラテンですねぇ。 谷村: ラテンですね。ちょっとライドオーンって感じですか。 司会: いいですね。いい、素晴らしい発音ですね。ラテンって、だから、結構私、ビックリしたんですけど こういった楽曲が来たんだ?って 谷村: ほー。結構ね、ラテン・フレーバーとかっていうのは、今まで、やってましたが、 今回、ほんとに、あの日本のミュージシャンの方、ラテンでも活躍の方・ピアノの方は、 もりむらけんさんとおっしゃって、熱帯ジャズ楽団とか、えーっと、なんだっけ、 まつおかなおやさんのところで、ですとか、 いろいろ、ご活躍で、実際にキューバのミュージシャンの方とも、すごく懇意にしてらっしゃって キューバにもいらっしゃって、もう、本物なんですよ。 司会: そうですね、リズムを聞くとねぇ、ほんとに、そんな感じしますよね。 谷村: 一応、想定してね、もしむらさんのピアノに。 それでね、モントゥーノっていう奏法があって、ピアノに。 キーコ、キーコ、キキーキキーコってやる、ありますよね。 司会: ええ。 谷村: 難しいんですけども、もりむらさんが弾いたらきっと本物になるに違いないって思ってたら、 本物以上に本物で スタジオでも、大盛り上がりで。 私、ウワーッカッコイイ!って言って。 司会: 踊れますもんね 谷村: 踊れる感じでしたね。 司会: それって谷村さんが、新曲をリリースするに当たって、今回ちょっとラテンっぽいのがいいなっていう そういうのをリクエストしたんですか? 谷村: ラテンというか、まぁ、ラテンはもともと実は好きで、ラテン系とかブラジルのものとか、 まぁ、例えば、ボサノバですとか、サンバも含めて 司会: いいですねぇ 谷村: ね、好きなんですよ。なんか、こう、ちょっといい感じに、大人っぽいし。 今回、テーマを「パシフィック・ヘブン」にしようと ま、環太平洋。太平洋を取り巻くところの広いエリアになりますから、 ま、コンセプトというにはちょっと広いんですけど、逆に、その広さを中心にして、いろいろな、 その、こう、なんていうのか、ジャンルの音楽を取り込んでみようっていうのが漠然とあったんですね。 司会: ええ 谷村: で、あの第一歩が、ラテンも含むよねぇ、みたいな感じで。 もちろんでしょう。 ブラジルも入るし、もしかしたら、ハワイアンも入るし、もしかすると和風なものも入るし 司会: スペインとかもね 谷村: そうそう、いろいろ入るなーっていうことで まぁ、環太平洋っていうことで、やってみようって。第一弾で、これが一番、異彩を放っていた曲なんですけど 司会: ええ 谷村: いろいろ録ってみて、自分の曲も含めて、レコーディングしてみた中で、最も谷村有美らしくない曲 司会: 確かにそう。 谷村: あ、ほんとですか? 司会: うん 谷村: いやいやいや、まいっちゃうなぁ 司会: 今回は、シャ乱Qのたいせーさんとまことさんが作詞作曲を手掛けてらっしゃいますけど、 まず、本人が作詞作曲じゃないっていうところも、まぁ、結構ビックリしたんですけど 谷村: ほー、私ね、デビューの頃はね、半々だったんですよ。アルバムの中でも、なんですが、 なんか、ありがたいことにね、「シンガーソングライター」というイメージがすごくあったみたいで、 随分、聞かれましたよ。 「今回は、随分、思い切った」 あれ?元々やってたんですけどね、みたいな 司会: あれ、どこでも聞かれるんですね 谷村: えー、言えないなー、みたいなかんじで 司会: ごめんなさーい 谷村: いや、全然、問題無いでーす。有難う御座います。 まぁ、それで、なぜ、彼らっていうと、バンドを組みまして、このお休み中に。 司会: え、谷村さんが? 谷村; 私、「パシフィックヘブンクラブバンド」今、どっかで聞きましたね、単語が出てきましたけど ネタばらしちゃいましたね。 パシフィックヘブンクラブバンドってバンドを組みまして、 構成員が、KANさん、スターダストレビュー、そして、サムシングエルス そして、シャ乱Qの二人、そして、去年が森高千里さんで、今年が田村直美さんに、相田翔子さん。 司会: ライブやられたんですものねぇ 谷村: で、あと、シエルちゃんと、テミアンさんというメンバーも。 豪華なメンバーだったんですけど。 あの、やはり、同じステージを踏んだ中間達は、やはりね、今まで、そのあの、えーといわゆる シャ乱Qとか、 KANさんとかは、一緒にコラボレーションしたこともあったんですけど 司会: 以前にね 谷村; ええ、あの、スターダストレビューとも、で、一緒させていただいた機会があったんですが、 シャ乱Qとか、あまり、音楽のジャンルとか、スタイルとかが、あまり接点が無いように 思われてて、でも、まぁ、スタジオでね、レコーディングのスタジオで、一緒になったら 雑談をしたりとかっていうのは、ありました、番組でお会いしたり、とかはありました。 でも、やはり、一緒のステージに立って、例えば、去年ですと、私の、「恋におちた」という曲を 演奏してもらったんですね。 司会: そうなんですか。 谷村: まことさんがドラムで、たいせーさんがキーボードだったんですけど。そしてKANさんがピアノで 司会: じゃ、ご縁があったんですね。 谷村: そうですね。そこで、一緒にバンドを組んで「すごいな、この人達は!」っと思って で、その、表に出てない才能で、谷村有美テイストに、いけるんじゃないか、と、勝手に踏みまして 司会: 谷村有美さんから、頼んだんですか、今回 谷村: ええ、そうです。で、休憩時間、チャンスを見つけて、そばに行って、 「たいせーさん、さぁ、何か楽曲とかさ、作曲とかって、他人に提供しないんですか?」 「僕、したいんですよね。できれば、したいんです」 「へぇ、じゃ、書いて、書いて、書いて」って 司会: え、そんなカンタンに? 谷村: 今年も、お弁当の時間とかを利用して、ですね。お茶とか汲みながら、 「お茶いかがですか。日本茶とウーロン茶と、どっちがいいですか?」なんて言いながら、 ウーロン茶、トクトクトクってつぎながら 司会: サービスしながら 谷村: 私に曲書いて、みたいな、皆さんに、お配りして 司会: で、この楽曲が 谷村: パシフィックヘブンクラブバンド、随分、書いて頂きました。 司会: あー、そう、その中で、一番、谷村有美さんらしくなかったのが、たいせーさんの曲ですか。 めちゃくちゃセクシーですもん。 あ、別に、セクシーじゃないって、言ってるわけじゃないですよ。 谷村: いや、ま、そういうとこもありますよ。一番、薄いですね、確かに、はい。 体育会系で売ってきてますから。 格納されてたところを、ちょっとスイッチ押してもらったかな、みたいな。 司会: 女の色気、詰まってますよ。 谷村: まいったな、今まで、隠してたんですよ。 司会: 出しちゃいましたか、谷村有美「女」を出す、みたいな。 谷村: 「露出」の露ですからね、「A・RA・WA」は。 司会: そうなんですか 谷村: そうですよ。「露見する」の露です。 司会: いやー、これはね、ほんとね、これからの谷村有美さんのね、 ま、ほんとに、休んでて、寂しかったりした方も、たくさんいらっしゃると思いますけど、 これからまた新しい光が、こう 谷村: でもね、復帰に向けての第一弾。歌いたいと思ったきっかけはね、 「カラオケ」だったんですよ。 司会: え、そうだったんですか 谷村: 思わせぶることじゃなかったですね。 司会: 私、たいへんなきっかけがあるのかと思って、さぁ聞こうと思ったときにね 谷村: 実はね、免許とったんですよ、最近。クルマの免許持ってなかったんですよ、原付すら。 司会: 若いうちに、とっとくもんなんですよ。 谷村: そうなんですよ、ねぇー。で、カラオケに行ったとき「一人カラオケ」に、はまりましてね 時間がとにかくいっぱいあるんですよ。 教習所が終わって、夕食食べに行って、お友達とおしゃべりしたりしても、4時には、もう、 する事が無くなっちゃう日が、出てきたわけですよ。 司会: 長い夜がスタートしますね 谷村: そうなんですよ。フラっとね、歌ってみようかな、と。 司会: 一人で、BOXで 谷村: そう、BOXに。おばちゃまがやってる、ルームですね。 えぇ、4時で、誰も居ないんですよ、お客さん。 司会: 結構、割引製があって 谷村: そう、よく知ってますね。そうなんですよ。知らなかったけど、 午後7時まで、歌い放題で500円っていうところがあって、好きなだけ歌っていいわよって 言われて。え、でも、さすがに午後4時ですよ、まだ。 7時まで3時間も。そんな、もう、ほんと、20〜30分で、いいですよって 「まぁ、でも、いくらでも歌って、500円なんだから、いいわよ」って言われて ところが、延長に延長で、3時間延ばして、6時間歌いっぱなし。 司会: それ、戻りたいんじゃん、っていう、自分で、そこで 谷村: その時に、何か、こう、歌うっていうことよりも、とにかく、時間がふんだんにあるので、 洋楽は「A〜Z」、うたは、「あ〜ん」。「ん」があったかは、わからない。 「わ」までかな。全部、歌いました。 司会: そうなんだ、じゃ、もちろん、自分の持ち歌も歌って 谷村: で、開いてね。身分は、気分は、自分としては、「家事手伝い」だったのに 司会: アーティストではなく 谷村: たいように行ったら、谷村有美があるじゃないですか。 司会: そりゃ、ありますよ 谷村: でね、2ページ半くらいあったんですよ。 司会: ありますよ 谷村: すごーい、谷村有美。とかって思って。超、嬉しいと思って、ちょっと見てみて 「何が入ってるんだろう」と思ったら、レコーディング以来歌ったことがない歌があったりして。 司会: すごく、新鮮ですね。 谷村: 歌ってみようかな、なんて思って歌ったら、間違えちゃったりして、 悔しいから、もう1回歌っちゃったりして、案外、なんか... ごめんなさい、予想もしてなかったけど、いー歌書いてるじゃん、ってお気楽に、自画自賛ですよ。 なんか申し訳無いですね、ラジオで、こんな そん時にね、自分の歌もさることながら、世の中にはなんていい曲があるんだろう。 演歌から、昔のうたから、歌謡曲、そして、もう、ほんと、それこそ、今、チャートをにぎわしてる曲を含めて あー、やっぱり多くの人に届いてる歌、長いこと残ってる歌、そして、知られざる歌も含めてみたら、 すごい、歌って、いっぱいあるなぁって思ったら、 カバーしたいなって思って。カバーしたい曲っていうのがね、いきなり出てきて、メモとり始めちゃって。 まだ、復帰するかどうか、いつ、とかって、全然決まって無いのにですよ 司会: たとえば、どんな曲を? 谷村: あーそうですねぇ、あのーほんと、いろいろ。洋楽、マドンナですとかね 司会: うん 谷村: 「おおたひろみ」さんとか、「みやこはるみ」さんですとか 司会: 演歌まで 谷村: 演歌も含めて。あ、あと、アレ良かったですね。 「まつむらかずこ」さんの「帰ってこいよ」 今度、ライブで、是非、歌いたいと思ってるんですけど 司会: えーっ、楽しみ。歌ってくださいよ 谷村: 歌います、歌います。あと、その、洋楽のうたも含めたら、ほんとにたくさんあったんですね。 で、これはうたいたいな、と。 時間もあることだし、そんな曲を書いちゃえ、と思って似た曲を書いてみても、自分でマネすると まだ、なんか違うんですよね。だったら、そういう才能にお願いしてみたらどうだろう、と。 で、そんときに、いたわけですよ、まわりに、パシフィックヘブンクラブバンドが。 たくさんの才能たちに「書いて」って。 「好きに、書いて」って 司会: そうなんですか、、それで 谷村: そうそうそう、たいせーさんなんかは、とりあえず、ちょっと谷村有美を研究しようと、 CD買って聞いてくれたんですって。 司会: そうなんですか、昔からのずーっと 谷村: どうなんだろう?って、傾向と対策を練ろうなんて。 で、言ってました。 「谷村有美っぽい曲は、谷村さん書いて下さい。僕は、違う引きだしで勝負しますから」って だから良かったなって、結果ね。 司会: それで「A・RA・WA」が出来たわけですね。 で、カップリングの曲は、今度はラテン・フレーバー入ってますけど、穏やかな曲。 谷村: ちょっと、もうちょっと大陸系というかですね、すこーしですね。 司会: じゃ、ちょっと聞いていただきましょうかね。 曲紹介を、お願いします。 谷村: では、聞いて下さい。「モバイル・ガール」

司会: 「モービル・ガール」をお聞き頂いております。 もう曲の間、谷村さんに励まされてしまいました。 谷村: とんでもないです、私、モバイル... 司会: あ、そうです、ごめんなさい。「モバイル・ガール」聞いて頂きました。 谷村: はい、有難う御座いました。 司会: えー、まぁ、ほんとにね、これから、いろいろと活動されていけれると思いますけれども 「今後、こんなことしたい」とか、そういった、なんか、こう、野望というか、願望は、ありますか? 谷村: 弾き語りでね、アリーナツアーしたいですね。 司会: あー 谷村: おいおい、ツアーをまだやってないぞ。おいおい、ツアーまだやってないだろって、みたいなね。 ほんとコンサート。 その前に、まずね、バンドさんも含めて、お待たせしちゃっているので、ライブツアーしたくて。 実は、その、今、2年間。結果、2年というカタチになったんですけど、 休業、どのくらいの期間するかっていうのは、実は、一切決めてなかったんですね。 司会: じゃ、もう、ほんとに音楽をやめようっていう感覚で 谷村: もうね、いや、っていうかね。 やめようも何もね、戻りたいと思っても、受け入れてもらえないかもしれないっていう 覚悟はありました。 やっぱりね、これだけね、人気商売じゃないですか、あたしたちの稼業。 司会: そうですよ。 谷村: やりたいと思っても、普通はね、ほんとよ、こんなね、出して頂けないです、 Ride on Musicなんて 司会: いやいやいや 谷村: ほんとに有難う御座います。 だから、自分がね、お休みして、帰ってくる場所があるなんて思っちゃいけないと思ったの。 ただ、続けていくからには、自分が、ほんっとにやりたくて、やっぱり、自分が打ち込んで、 自信を持って、伸び伸びと、活き活きとやりたいな。 で、続けるんだったら、あと5年・10年と、歌っていきたかったから、そのためには、 勉強も必要だと思ったの。 で、それは、音楽的なことを含めて、人間として「一女性」として、谷村有美として、 30代のこれから、40代、50代を生きていく「女の人」として、なんか、当たり前な、人として。 ミュージシャンだからって、随分、世の中から許されてることって、多かったんですよ、実は。 だから、それは1回、イケナイなと思っての、まぁ、「家事手伝い」だったわけです。 手伝っていたというか、ほんとですよ、朝5時に起きて洗濯してましたからね。 司会: えー、お料理も 谷村: 手伝いどころか、主婦ですね。 司会: あらららららら。どうですか、朝5時!? 谷村: 起きちゃってねぇ。もうそろそろ起きますよ、普段は 司会: そうですね 谷村: でも、これからは聞きますよ。Ride on Music、毎日。 司会: ほんとですか? 谷村: うん、がんばって 司会: お願いします。でも、3時ですよ。 谷村: たまーに、起きちゃうんだ、早く寝過ぎて 司会: そうなんですか 谷村: 早く起きてもね、早く寝ればいいってもんじゃなくて、やっぱりね疲れてないと 「ぐっすり眠る」と、そんなに兆時間必要無い。と、お休みしてて、分かったので。 司会: 体内時計が、もとに戻ったんでしょうね。 谷村: 戻ったんですかねぇ 司会: ほんとに、朝起きて、夜、ちゃんと眠くなって寝る。という、普通の生活に 谷村: はい、人間としてのね、生命体としての 司会: 女性として、谷村さんは、これから、こういうことしたいな、っていうのは? 谷村: あ、こども産みたい! 司会: あー 谷村: こども産みたいです、すっごく 司会: すっごい、分かる 谷村: すっごい産みたい 司会: えー、それって、もう、ずっと、そのお休みしてからずっと「産みたいな」って思ってたんですか? 谷村; いや、なんかね、産むだろうな、と思ってたけど、そろそろ、このまま、ぼやぼやしてると、 産まないな、と思ったので 司会: そうですよね 谷村: 「産みたい」と思っていようと、思っているんですけどねぇ。どうなりますことやら。 司会: 母になりたい? 谷村: 母になりたいですね。見てみたい、自分のこども 犬、飼い始めたのって、お休みしてからなんですよ。 司会: そうだったんですか 谷村; で、私、こどもの頃、ネコを飼ってましたが、犬を飼う経験は無くて、 でね、その、いわゆる「愛玩」「ペット」として、ではなくて、なんかね、「相棒」が欲しかったの。 一切なつかなくていいから、勝手に生活してくれて、 ま、エサと、食事の面倒はみます、と。 でも、普段は別々に、個々に。なんか、存在していたいな、と。 司会; 自立した関係だ。 谷村: そう。欲しいなと思ってね、面倒みてみたらね、ナマイキに、人間に似るんだ、飼い主に。 やな感じですよー。 マイペースでね、腹立ってきますよ、ほんとに。 司会: そうなんですか 谷村: お調子者!みたいな 司会: 自己主張強くて、でも、ずっとしゃべってるわけじゃないですよね。 谷村: でもね、近いシーンはあります。 自分がね、かまって欲しいときは、来ますからね、ほんとに もう、鼻の頭で、こっち見てよ、と 司会: つっついてきて 谷村: そうなんですけどね、ま、そんなのを見てたときに、あ、やはり、その 細胞がうつるというのが、こんなにもカワイイものか、と思ったら、もう、こども見てみたいですね。 司会: 自分のこどもを。自分の分身。あー、見てみたいですね 谷村: 見てみたいでしょ。こわいですよ、こんなしゃべる子が居たら。 司会: たいへんですよ。 谷村: 家の中で、フリートークの取り合いですね。 司会: でしょうね。お母さん、もう、いいかげん、ちょっと私の話きいて。 「なんや、今のそのつっこみは!」なんか、ちょっと関西弁になっちゃったりしてね 谷村: 週末には、ノリつっこみの特訓とか、やってそうですね。 司会; そちらの方も、そういった方も、ちょっと期待して報告を待っていたいな、と 谷村: 活動を再開したからには、しゃべり手としてもね、また。 司会: ラジオ番組、やってほしいな 谷村: 有難う御座います 司会: この番組にも、是非、来てくださいね。 谷村: Ride on Music、また、おじゃまさせてください。 司会: ホントに待ってます。 谷村: 有難う御座います。 司会: 今日は、ホントに有難う御座います 谷村; こちらこそ、たくさん、おしゃべりさせて頂いて、有難う御座いました。 司会: ライブの方も、期待しております。 今日のゲストは、谷村有美さんでした。 谷村: 有難う御座いました (終)
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