吉田拓郎 コンサート 全部だきしめて '98
in 東京国際フォーラムホールA 12月17日(木) VIDEO収録(sky-perfectv)していた
開演
19:10〜
Hawaiian Sunrise Sunset (instrumental) from アルバム ハワイアンラプソディ
会場から手拍子が湧き始めた。しかし、拓郎さんたちの姿が見えないよ。
この曲が終わるにつれて、会場内の明かりが消されていく。
歌開始とともに、幕(透明)が上がっていく。
拓郎さんのファッションは、白のTシャツ、アーミーパンツ、黒のブーツ(靴紐は赤)
春だったね
こころのボーナス from ハワイアン・ラプソディ
うた
ギターを換える
MC:やっと、休めますが、各地を回ってそれなりのツアーをやってきて、・・・
今日から来年までは、もう、歌わなくていいと思うとすごく嬉しいです。
でも、ツアーをやってきて、歌う事が気持ちいい。
今回のツアーは、後ろの方々や周りの人々に、ヤレヤレって、言われてやることになった。
今日はたくさん、いっぱい歌いますが、
ここんところTVによく顔を出すので、若い人たちに知られるようになった。
僕自身は、周りに若い娘が、来るのはうれしいんですが、
一部マニアックな人たちは、気に入らないらしい。
一部マニアックな人たちは、新しい曲は嫌いで、古いのしか好きじゃないって。
で、今日はどういう曲を歌おうか?ということになって、武部さんにきいたら、
吉田拓郎「紅白歌合戦」っていうのをやってみたら?ってことになった。
新しいのや、ふるーいのや、いろいろやります。
一部マニアックな人たちは、ふるいのしか好きじゃないので、・・・
一部マニアックな人たちは、ガンなんですけど・・・
僕の人生の今は何章目ぐらいだろう from ハワイアン・ラプソディ
ギターを換える
MC:はい、たくろーです。
さぶろうじゃないですよ。
広島から出てきて、30年くらいになりますが、出てきたのは20頃の事でした。
そのころは、もう広島にいたくなかったのです。
なぜ、広島にいたくなかったかと言うと、周囲の人々が嫌だったから。
その環境から、離れたかった。
でも、今でも一緒にいたい友達は、3、4人いる。
で、東京に来る前に、そいつらと近所の山に登った。
そのころは、決意するために「山に登った」今では、そんなことをするやつはいないと思いますが、
そのころは、そういうことをして青春をしていた。
次は、そーとー古い歌を、歌います。
若い人は、こんな曲もあったんだなぁと思って聴いてください。
一部マニアックな人たちが、「たくろー」「たくろー、好きだー(男)」とかしつこかったので、
拓郎さん「おまえは、うるさい」と言ってしまった。
そういう青春を、やったので涙なしには聴けない。
ともだち from みんな大好き
君のスピードで from LIFE
うた
ギターを換える
MC:広島には、もう、父も母もいないので、戻る目的がない。友達はいるけど。
それで、同窓会とか誘われるんだけど、同窓会とか行くと、かなり、ういちゃってるんで、
なるべく避けるようにしてきた。
高校2年生のとき、大恋愛をした。わかんないだろうなぁ〜。あの娘のよさは。
まぁ、見た事無いんだからしょうがないか。
で、なんていうのか、ポワー、パーン、キュッ!って娘(身振り手振りで、)
でも、全然相手にされなかった。
で、同窓会に行ってみようということになった。
招待状に、「カジュアルな格好で、」とあったので、こういう格好でいってみると、
グレーか、黒のスーツにインナーをゴルフウェアを着た、格好のやつらばかりだった。
昔の武田鉄矢のようなやつらばかりだったので、「いっちゃってるよ」っと思った。
かなり行っちゃってる人から、酒を勧められたので、先生ありがとうございますって受けたら、
同級生だったって。もう、生徒と先生との差が無くて・・・
もう同級生は、だめだ。ってことで、後輩に電話して、あの娘のことを聞いた。
もちろん、もう娘なわけがなく、
そいつにあの頃のイメージを伝えてみたが、今はもう・・・って感じだと告げられる。
でも、なかなかイメージできないので的確に簡単に、今の彼女を表してくれと頼んだ。
すると、そいつは、ただひとこと、彼女の体重は「75kg」って言ったんだ。
もう、あの頃の思い出を忘れて、新しい自分になって生きていこうと、決意するに至る。
で、次に歌う曲は、20歳頃に、彼女と逢っていたらこういう風になっていたいなって、
言う気持ちで歌った、そーとー男のエゴの歌です。
外は白い雪の夜 from LIFE
歌い終わって、深深と頭を下げる拓郎さん。
僕たちのラプソディ from ハワイアン・ラプソディ
ギターを換える
MC:一部マニアックな人たちに、時間をあげたいと思います。
なぜか、僕より声を嗄らしているやつが居る。
最近TVで、10代の若者達と、時間を過ごしている。
もう、好きで好きでしょうがない。
二人は、チャーミングなんだなぁ。
ついていきたい。
光一くんに、いろいろ相談すると、的確な答えが返ってくる。
剛からは、疲れたときにもらう仁丹が、もう、うまいんだなぁこれが、
二人は、やさしいんだ。
この年になると、深夜に焼き肉に行くのがつらいんだけど、
よくいく。
すると、頼んでもいないのに、ご飯の上に肉を置いてくれるんだ。
もう食えなくても、
剛:おいしいでっしゃろ?
拓郎:うまい
つい、言ってしまう。
吉田建さんが、いつのまにか、スーツ姿からTシャツになっていた。
古い歌メドレー(ワンフレーズしか歌わないけどね)
今日までそして明日から from LIFE
うた
うた
うた
祭りのあと from LIFE
うた
結婚しようよ from LIFE
ギターを換える
MC:ツアーをやることになると、どういう人たちとやろうかということになる。
特定のバンドを引き連れているわけじゃないので。
そうだんしなきゃならないのだけど、今回のは、後ろの人たちに勧められたので、彼らとやらなければならない。
一番の宝物は、Kinki kidsの二人。
2番目は、Love Loveのみんなです。ほんとに、なんて素敵なんでしょう。
メンバー紹介
後ろで、コーラスとかをやってる人、4人をまず紹介した。
楠瀬 せいしろうさんだけ、分かった。
うた
うた
ギターを換える
残りのメンバーを紹介した。
ユーミンのコンサートにも出ているというひととか、
吉田建さんとか、
武部さんとか、ほか3人(ギター2人、ドラム1人)。
そして、ラブラブオールスターズです。と、拓郎さんが紹介した。
MC:次に歌う2曲は、いわくありの歌です。
1曲目は、ギターの達人がいて、その人がやれば拓郎さんは、いらないってみんなが思ってしまう歌でした。
その達人の弟子っていうのか、その人を師匠とあおいでるっていうか、
その人が、のりうつったかのような演奏をしてくれるでしょう。
2曲目は、上京してきて、どこも目をつけてくれなかったけど、ただひとつ胡散臭い通信販売のレコード会社が
目を付けてくれて、出した曲です。うーん、3000枚くらいプレスして、1000枚くらい売れて、
残りの2000枚は捨てられたんじゃないかな。(そんなことは、ないだろ?)
この曲は、ところどころに70年代当時の声が入ってます。
で、その2曲とは、
落陽 from LIFE
イメージの詩 from ハワイアン・ラプソディ
歌い終わりと同時に、幕が下がる。
終幕
21:05
鳴り止まない、拍手。
21:10頃
拓郎サン達現れる。
全部だきしめて×3
一回毎に、幕が下りて上がった。
終幕
21:25
会場で、買ったもの
マグカップ・ソーサー 2000円
Tシャツ(Lサイズ) 3000円
ツアーパンフレット 3000円
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