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06/03/27  How did you feel about WBC?
 先週「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で日本が世界一になり、日本中が感動・歓喜に酔いしれました。開幕前、誰がこの快挙を予想していたでしょうか。ほとんどの人たちは野球大国アメリカが優勝するだろうと思っていたと思います。

 当初は"強い"というイメージは日本チームに感じませんでした。しかし段々試合を重ねるたびに、選手一人一人の「チームのために、応援してくれている人のために」という気迫が伝わってきて、一生懸命戦っている選手の力強さに感動し、見ている私たちも自然に一体となって応援していました。そして素晴らしいチームになったことを誇りに感じています。

 決勝戦で戦ったキューバもまた素晴らしいチームでした。アマチュア最強と言われ、オリンピックでも金メダル常連国です。アメリカから経済制裁を受けているため、今回参加するに当たり、獲得賞金をカトリーナ被災者に贈る事で参加が認められました。その逆境にもめげず、野球ができる楽しさを思う存分見せてくれました。そして日本の選手たちも改めて野球本来の素晴らしさをこの大会で再認識したのではないでしょうか。

 また日本の異常なほどの盛り上がりにも驚きました。野球がこれだけ多くの人を魅了するとは思っていませんでした。日本の選手が野球を心から愛し、その素晴らしさを伝えたいという思いがこういう結果を生んだに違いありません。今回、好きという気持ちは技術よりも勝るということを教えてくれました。
イチロー選手が優勝後の記者会見で「このチームとメジャーで1年戦いたい」と言っていましたね。サッカーでは、ナショナルチームが常にあり毎年他の国と親善試合を行ったりしています。野球も3年に1回のWBCだけではなく、サッカーのような形式をとってもいいのではと個人的に思います。また2012年よりオリンピック種目から外されてしまう野球ですが、この機会にもう一度考え直して欲しいと強く願っています。これだけの感動を与えてくれたナショナルチームをまたぜひ見たいですよね。 
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