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05/12/12  日本人の英語力
 先月、国際社会でのコミュニケーションのあり方について考える21世紀フォーラムが東京で開かれました。趣旨は、日本人が国際的な実用語である英語を学び活用することの大切さや、これからの国際社会におけるコミュニケーションの重要性について話し合うためです。その記事の中で日本人の英語力がアジアでどのくらいかということが載っていました。TOEFLの国別平均点でみると、アジア30カ国で28番目だそうです。なぜ英語力がこんなに低いのかの問いでおもしろい意見を耳にしました。

 「日本が近代国家として発達していくにしたがって、いまやすべての外国のものが1〜2週間、あるいは数ヶ月の間に日本語に翻訳されてしまい外国語を学ぶ動機付けもなくなった。テレビをつければ日本語の吹き替えで見ることができる。そうい便利さが逆にあだになって英語ができなくなっているのではないか。」と言う人もいれば、現在日本在住のフランス人は逆に「私は日本に来て英語力がのびた。日本はメディアに恵まれている。なぜならニュース、映画、スポーツなど二重音声で英語を聴くことができる。これはフランスにはなかった。だから日本人の英語力が向上しないのは、精神的コンプレックスだと思う。」と言っています。

 他国の人が日本に来て英語力が伸び、日本にいる私たちは変わらない。不思議な現象だと思いました。便利すぎて、目の前にある教材を活用しようという発想がでてこないのかもしれません。

 みなさんは、日本人の英語力の低さはなぜだと思いますか? 学ぶだけでなく、その理由を考えてみるのもいいかもしれませんね。
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