This week's feature
05/09/20  新TOEICテスト
 来年5月からTOEICテストの形式が新しくなり、"より現実の生活に即したコミュニケーション能力を測るテスト"として生まれ変わることになりました。ただしテストの総合的難易度は従来のものと変わらず、問題数および試験時間も変わりません。

 変更点は以下のとおりです。
Listening:
パート1(写真描写問題) 20問→10問に減少。
パート3(会話問題) 2名による会話が長くなり、ひとつの会話に対して今までの設問1問が3問になる。
パート4(説明文問題) 20問→30問に増加。英文が長めになり、設問数は3問ずつになる。
◎今回からリスニングセックションは、従来の「標準的米国発音」に加えて、英国、カナダ、オーストラリア/ニュージーランドの3地域で用いられる発音・アクセントが採用されます。ただし強いなまりやアクセントは導入されません。

Reading:
パート6 今までの形式は全面的に廃止され、長文穴埋め問題となる。3つのパッセージ(1.手紙文 2.電子メール 3.記事)の中に4つの空欄が設けられる。
パート7 形式上大きく2つに分類され、前半は現行と変わらないが後半は「ダブル・パッセージズ」という新形式で、内容面で相互に関連ある2つの文章が並べて示され、両方の文章を読んだうえで解答する。
 
 また今回の改正によって、今までよりも細かい分析結果を受験者に知らせることができるということです。
良い点数をとるためでなく、英語のコミュニケーション能力をみがくための手段という感覚でTOEICを受験してみてはいかがでしょうか。 
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