English trivia
05/11/14  Angry
 先日英検の面接試験がありました。問題の中に The father was angry because his daughter drew on the table.という状況を描いた絵がありました。それを見てふと疑問に思いました。なぜ父親は怒ったのだろう? 小さな女の子が白いテーブルに描いた絵はかわいいお花の絵でした。みんなが使うテーブルにお絵かきしてはいけないことを教えてあげるのはわかるけど、怒る必要はないのではないかと思いました。

 さて、前置きが長くなりましたが今回はそのangryについてです。口語的にangryよりもよく使われるのがmadで、今どきの表現で「超むかついた」を英語で言うと、
I got really mad!となります。他にはfuriousというのがあって、これは強烈な怒りを表す言葉ですから実際に言うときは、フィューの部分を強調して言います。例えばMy boss was FUUUUrious when I was late for the meeting.といった具合です。他にも俗語でよく耳にする言葉がありますが、汚い言葉なので紹介するのはやめておきましょう。
また怒りは怒りでも、相手の非礼に対して腹が立ったというような状況ではoffendedと言います。例えば、自分の言ったことがもしかしたら相手の気にさわったかなと思ったら、I'm sorry if you are offended.となります。
またupsetという言葉も日常的によく使われますが、これはいろんな感情が入り混じった言葉で、「動転した」とか「混乱した」という意味なので、状況によってはangryよりもupsetと言ったほうが良い場合もあります。例えば怒っている人に対してDon't get so upset. Take it easy, OK?と言ってなだめてあげられます。

 最後にある名句をご紹介しましょう。第3代アメリカ大統領のThomas Jeffersonいわく、"When angry, count to ten before you speak. If very angry, a hundred." 
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