「西から昇ったお日様が、南に沈〜むぅ」
「いや沈まねーから。ってか何やってんだィ」
「おぉ いい男になったアルヨ」
「マジでか」





総悟の両頬には、赤のマジックで書かれた、可愛いうずまきがちょこんと書かれていた。
それはさながら…某 元祖天才少年の顔のごとく。





「我ながらグッジョブアル」
「へー…そうですかィ」
「…なぁ、お前のうずまき見てたらラーメン食べたくなったアル」
「…俺におごれって言いたいのかィ」
「嫌か?」
「俺も給料日前なんでねェ」
「じゃあいつもみたいに勝負アル。負けた方がおごりネ」
「上等でさァ」
「でもどうせならラーメンの他に何かつけたいネ。勿体ない」
「どーいうことだィ」
「食後のアイスもつけるがヨロシ」
「…まぁ、いいけどよ」
「それから見たい映画もあったアルヨ」
「お前自分が勝つこと前提で言ってるだろィ」
「“ピン子 FINAL WARS”これもおごるがヨロシ」
「ちょっと待て待てチャイナ」
「戦に待ったは通用しないアル」
「勝負はここでやるのかィ?」
「??だって中央公園ヨ。広くてバッチリ、もってこいネ」
「で、ラーメンを食べて」
「デザートにアイス。できれば三拾壱(さーてぃわん)のダブル」
「―で、締めが映画」
「ピン子の顔が大画面で見られると思うとドキドキするヨ」
「それっていわゆる“デート”って言うんじゃねーのかィ?」






「…一杯引っ掛けて“らぶほてる”行けばバッチリネ」
「…その前にこのうずまき落とさせてくれィ」






お江戸は今日も、日曜日。









東じゃないのはJASRAC対策です(笑)










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