白い犬とワルツを?    (銀時&神楽+@)




罪なピーカン昼下がり。
毎度万事屋今日も今日とて開店休業。



『銀ちゃんってそんなに人妻好きアルか?』
『何年頃の娘が急に。驚いちゃったよ銀さん』
『ほら、みーっつみだらな人妻を…』
『あぁ』
『愛用のエロ本は“素人人妻巨乳の雄叫び”シリーズだし』
『おまっ…意味分かって言ってんの!?てかなんで知ってんの!!??ねぇ!!』
『姐御が教えてくれたアル』
『…』
『この前掃除に来た時に見つけたって言ってたヨ』
『…』
『やっちゃったネ』
『…やっちゃったよ』
『やっちゃったの!?』
『あ、いやあっちはやっちゃったけどそっちはまだやってないから!』
『いくじなし』
『いくじなし言うなァァァ!』
『姐御あきれてたヨ』
『…だろーなぁぁぁ』
『どうして男って巨乳が好きなのかしらって』
『ってそっちかよ』
『銀ちゃんは赤子回帰願望なんだって言っといた』
『イヤイヤ俺はむしろ胎内回帰願望ってほんと何言ってんだお前!!』
『なんで男は巨乳好きアルか?』
『そりゃあお前漢のロマンだからに決まってるさ』
『銀ちゃんも巨乳好き?』
『まあ、あるに超したことはねぇけど、形が重要だな。ほら、こういう…(両手で曲線をかたどる)』
『(無視)巨乳と人妻ならどっち?』
『…人妻だな』
『姐御が人妻だったら?』
『是非足腰立てなくなるまでお手合わせ願います』
『へー』
『何よヘーって』
『だってさ姐御』
『は!?!?』
『…楽しそうね』
『…』
『…あっ酢昆布切れてるの忘れてたヨ。買って来るね〜』
『コラ待て!!かぐっ…神楽ちゃぁ〜ん!?』
『ごゆっくり〜』



パタン



『…ひとりにしないで〜…』



トントン



“肩を叩かれて後ろを振り向けば、そこには菩薩の皮を被った 閻魔 女神様が、
その端整な御顔に青筋を立てて、それはそれは御美しい笑顔で微笑んでいらっしゃいました。”





『…(にっこり)』
『…!!!!』















…定春、
僕はもう疲れたよ…


おしゃべりな黒い犬。     (ロイ×ホークアイ+@)



『最近釣りにはまっててね、一緒にどうだ』

『あらロイさん元から釣りはお好きだったんじゃなかったかしら』

『そうだったかな』

『ええ、今までに何人の女性を釣ってきたの?』

『ははは、数までは解らないな、あまりに多過ぎて』

『随分と色男な事で。御馳走さまね』

『でも最近は釣れてないね』

『あらそうなの』

『いつも極上の大物が側に居るからね。今はそっちを釣り上げようとする事に精一杯だ』

『あら大変ね。じゃあせいぜい頑張って釣り上げてくださいな』

『…エリザベス、君も本当、釣れない女性だね』

『うふふ。元から御存じなんじゃ無かったかしら?』

『手厳しいな。…確かにその通りだが』

『…ですから、さっき言ったとおり、頑張ってくださいね。』

『…エリザベス?』

『ちょっと位の餌じゃ、喰い付いてなんかやらないんですから。』

『…どでかい餌を吊り下げて釣りに行ってやるからな。楽しみにしていろ、エリザベス』

『うふふ…。はい、ロイさん』









『…君のご主人様がこんなにお喋りなの、初めて聞いたよ』

『くーん(そう?)』


もう治らない。     (銀時×妙)      



『…やめてくれない』

『なんで』

『糖尿が移る』

『移んねーよ』

『じゃあ天パが移る』

『じゃあって何ですかじゃあって!ってか天パ馬鹿にすんなコルァァァ!』

『…あ、違かった。』

『何だよ』

『移っちゃうのは銀さんの方だったわ』

『何お前何か病気持ってたりとかしちゃってるの?』

『…持ってるわよ、病気』

『何の?』

『心の病』

『それなら口移しで移んねーから大丈夫だろ』

『…冗談よ。あんまり銀さんがくすぐったくしてくるから』

『…あ、やっぱ訂正。俺病気もらっちゃったわ』

『冗談だって言ってるでしょ。何の病気よ』

『恋の病』


あなた      (銀時×妙)



「もしも家を建てるなら、小さな家が良い訳よ」

『うん』

「大きな窓と小さなドアと、部屋には古い暖炉があって、真っ赤なバラと白いパンジーが咲いてんの」

『あら何だか何処かで聞いた事がある言葉ね』

「新八がいて、神楽がいて、定春の横にお妙がいるんだよ」

『ふふ、ありがとう。でも銀さん、知ってた?あのうた本当はとっても悲しいお別れの曲なのよ』

「…じゃあ、でっかい家に小さい障子と大きい襖、でもって新しい囲炉裏でお願いします」

『ふふ』

「…で、黄色いタンポポと青い朝顔が咲いてて」

『ええ』

「俺の横に、お妙がいて下さい」


愛のエプロン       (沖田×神楽) 



『冷や奴にはしょうゆアルヨ』

「何言ってんだィ、チャイナ。めんつゆで決まりでさァ。あんな真っ黒の液体の何処が良いか解らねぇ」

『おイ、めんつゆだって十分黒いじゃねーかヨ』

「ってか豆に豆をかける理由がまた解らねぇ。トマトにケチャップかけて食うようなもんじゃねーか」

『…やるな、お前』

「そっちこそ」

『目玉焼きなら何アルか』

「ケチャップ」
『しょうゆ』

「ラーメンでは」

『みそ』
「しお」

『…トンカツは』

「しょうゆ」
『ソース』

「…玉子焼きなら!」

『ケチャップ』
「…タバスコ」

『…ほうれん草には』

「マヨネーズ」
『…しょうゆ』








「…これじゃ、先が思いやられますねィ」

『何の話アルか』

「いえ、近い将来の食卓の話でさァ」


夢で逢えたら       (ロイ&ハボック)



「中尉がミニスカを穿いている夢を見た」

『ハァ…ってことは大総統になる夢を見たって事じゃないすか。良かったですね』

「何を言うハボック。大総統就任は夢じゃない。近い現実だ」

『ハァ、すいません(あれ何で謝ってんだ、俺…)』

「…しかし、中尉のミニスカのあれは夢かもしれん、否、夢に違いない!!」

『…いや、夢だって言ってたじゃないすか』

「(聞いてない)夢の中の私は、中尉のミニスカを、ミニスカの中尉を目の前にして何も出来ないでいた。近付く事も、声を掛ける事すらもままならない、何も出来ない自分、無能な、無能の私がそこにいたんだ!!中尉のだぞ!!あの中尉のミニスカとミニスカの中尉だぞ!?ありえん!!これは私にとってはありえない話だ!!それでも男か!?ロイ・マスタング、階級は大佐!!」

『…いや、まさにそれこそ現実の話だと思うんですがね』



初代拍手御礼5作。
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