2時間目 日本とアジアのアニメ事情2
今回は一種の外国産業になるうるアニメを日本とアジアではそのように発展させようと力を入れているかお話します。
まず日本ですが、人材育成の為にかつては制作会社に直就職して修行をしてました。今は専門学校が中心となって人材を育成して、各制作会社に就職しています。そして最近は東京都の1部の区でアニメーター育成援助をする所が出てきました。やはり職人芸なので身に付くまで相当の天性が無い限り時間がかかります。その為にある程度の年数の間、育成にかかる授業料等を援助してくれるという物です。あとは、大学でアニメが世界で売れるにはどうしたらよいかという研究会も開かれてるようです。ただ、国から何かするという所までは行ってません。案は出てるらしいですが、日本ではそうとう偏見の目があるので実現までにはかなり時間がかかるでしょう。
韓国では日本が人件費を減らす為に韓国に教えた技術を元に外国産業として国が動きだ出しました。最近ではアニメ科がある公立高校を設立したそうです。既にあったアニメ業界も日本のテイストを加えてさらなる発展を目指しているようです。あまり知られていませんが、日本のアニメは世界でも評価が高いです。それには表現の自由というのが一番大きいようです。何事も縛られない事で無限の想像力を生み出した訳です。更に日本の手先の器用さから全てを手作業で行い、日本語のあいまいさを加えて他の国では考えにくい表現力もあります。韓国ではそんな点を上手く自分の国と融合させてる訳です。
結局日本は、各会社のその時の利益を求めたばかりに自分達の売りの技術をただで流失し、そのまま市場を逆転されかけてる訳です。国が動いた以上資本はありますし、人口も多いです。それにビジネスチャンスという事で、やる気のある方々ばかり集まってるので、取り組み方が全く違います。まぁ数年後か早いうちに世界のアニメ市場は韓国に持っていかれる気がします。
海外の話が出たついでに、現在アメリカでも日本のアニメが流行っています。最近ではガンダムSEEDです。それが人気の為に主題歌を歌ってる日本のアーティストの海外デビューが増えています。日本ではそこそこ売れてるTMRですが、アメリカでもガンダム経由で人気が出ています。玉置成美もデビューするそうです。日本のアーティストが全米デビューは難しいと考えるとアニメの力は凄いです。これを使わなきゃ損だと思いますけどね。