ドッグショー

日本テリアを飼う事になり、初めてドッグショーの世界を知る事となりました。
ブリーダーから是非ショーに出すようにと、ハンドラーを紹介していただきました。
ハンドラーに連絡をすると、日本テリアの良いのはいないから、と言われ興味の無い返事がかえってきました。
とりあえず、と、ネネの写真を送ったところ直ぐ来てくれました。まったくショーの事は知らないので説明をしてくれましたが
余りよくは理解出来てはいません。
ショーに出すなら直ぐにでも預かる、と言われ、まだ人馴れしていない我が家のネネを預ける等、とても無理な事と思い
ましてや、やっと馴れて可愛くなっている子を手放す事など出来ないし、と、複雑な心境でした。
所が、3時間余り雑談しながらネネを観察し、手なずけて、私はネネは近寄らないとたかをくくっていたのに、
ハンドラーがネネちゃん行こうか?と、言うとついて行きました。驚きと寂しさと、複雑な気持ちでした。
こうして、数ヶ月預け、その間、アチコチ、地方のショーに出ていました。
初出場の時はずいぶんおびえて居た様ですが、自分の出番ではチャント出来たそうです。
色々な所で体験してだんだんと馴れて成長して行く様です。ネネはパピーだけでショーはやめましたが、
預けると言う事で良い事もありました。
帰宅すると、今まで食べなかったフードは食べるし、きちんとハウスにははいるし、でとても飼いやすくなりました。
私はショー見学は一度だけです。とても地方まではいけないので、さいわい神戸ポートアイランドのワールド記念会館
で大きなショーがありネネも出るので出かけました。予選で駄目だろう、と、午前中に帰宅の予定が最終戦まで残りました。
あのブルブル震えていた子が出場すると、さっそうと歩行し、すまして並んでお座りしているのを見ているのはオーナーとしてとても
良い気持です。やはりプロだと感心しました。
ネネの子供のハリくんも成犬で数回出ましたが、見学は出来ませんでした。
パピーの時の出場はショーに馴れるためで、成犬で1位、2位、3位、かに3回なればチャンピオンシップ出場の資格が取れます。
そこまでたどりつくには何回出場することやらー・・そうしてチャンピオンになる犬はやはり素晴らしいと思いますし
オーナーが自慢出来ると思います(私は断念してしまいましたが)
ショーに出る犬が良いか、愛犬が良いか、はどちらとも言い切れませんが、日本テリアという犬種を広く知ってもらうには、
やはりショーにも出てもらいたく思います。
只ショードックに適した犬の飼い主も可愛いが為とても人に預ける事が出来ないので、それを無理にと言う事も出来ず
残念な思いもしないでもありません。難しい問題です。


ネネ ネネ ハリー


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