会頭ご挨拶
令和最初の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
会員の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げますとともに、平素より美唄商工会議所の運営及び事業に対しまして、絶大なるご支援ご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。
11月1日に開催されました臨時議員総会におきまして、議員の皆様からご推薦をいただき、引き続き美唄商工会議所の会頭の重責を担うこととなりました。
昨今の厳しい経済情勢の中にあって、地域経済団体の要としての美唄商工会議所の果たす役割は益々重要となってまいりますので、役員・議員・会員の皆様のお力添えをいただきながら、停滞する地域経済の伸展に努めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願い致します。
さて、我が国の経済動向は概ね穏やかな回復傾向にあり、また道内経済においても観光関連産業の好調を受けて、回復基調にあるようですが、先に導入された消費税増税軽減税率による消費動向への影響が懸念されるところであります。また、経済活動に関わる関連法案が整備されたものの、これまで地域経済や地域の発展に下支えしてきた中小企業にとっては、人口減少による商圏の縮小や労働者の確保など多くの課題を抱える中にあって、何ら改善のみられない状況にあることから、将来に向けての健全な企業活動ができる経済政策を期待するところであります。
市内経済については大変厳しい情勢にある中、中心市街地活性化の一助となる美唄駅西側の開発が進展しており、昨年11月末には商業施設等がオープン、今年3月にはホテルがオープンするなど「まちなか交流」の起点となる施設ができることを官民が協力しながら「まちの活性化」へ繋げていかなくてはなりません。その上で、「商工会議所本来の役割の強化・充実を図り、商工業の総合的な発展と社会一般の福祉増進にも貢献できるよう誠心誠意努めて行きたい」と存じます。
結びに、会員各位並びに関係者の皆様の益々のご繁栄を祈念し、年頭の挨拶といたします。
美唄商工会議所 会頭
古谷野 環