薬師寺涼子の事件簿 魔天楼


 ◇ 話の内容 ◇

   参議院選に出馬する元警視庁、警視監の梶岡信勝を、警視庁全体で応援・・
   しようという事になり、出版記念パーティーと名目され、ベイシティプラザで
   開かれたパーティーに来ていた薬師寺涼子と泉田準一郎。
   そこで奇怪な事件が次々に起こり、涼子たちはベイシティプラザに閉じ込め
   られてしまうが…。



  ◆ 感想 ◆

   題名を見た時に、田中芳樹さんの本格的なミステリー小説を初めて読める!
   っと期待して買った本です。
   でも、中身はと言うと…まともなミステリー小説ではありませんでした^-^;

   薬師寺涼子は、才色兼備、文武両道で怖いもの知らず。おまけに父親は警
   視庁の元幹部。ここまでそろうと、もうどうにでもしてって感じになります(笑)
   涼子見たいな人が実際にいたら(いるわけ無いよな^-^;)日本の警察も変わる
   んだろうなぁと思いました(笑)
   涼子のむちゃくちゃな所は、外見とか全然違いますが、「創竜伝」に出てくる
   小早川奈津子を感じさせるものがあるなと思いました。

   この話は、涼子の部下の泉田準一郎の視点で進められて行きます。
   準一郎は、涼子に犬のように扱われていますが、それでも涼子について行
   きます。部下だからしかたないとゆうのもありますが、ある意味彼も凄い人だ
   なぁ〜と思いました(笑)

   笑えるミステリーです。




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