カルパチア奇想曲(ラプソディ


  ◇ 話の内容 ◇

   西暦1898年、英国のロンドン。
   新人の新聞記者、ジョー・アッテンボローは、先輩のアラン・マクスウェルと最近ロンドンを
・・
   騒がせている連続殺人の犯人にインタビューをする事になる。

   そして、外国に行っていたジョーの父親ジェラードが、恋人の中国人女性ランファと共に6
   年ぶりにジョーの前に姿を現す・・・。

   トランシルバニア地方の、カルパチア山中にある城基に幽閉されている、ハンガリー独立
   運動の巨頭ヴルム伯爵を助けて欲しいと伯爵の息子イオンから突然の依頼を受け、ジョー、
   アラン、ジェラード、ランファの4人はブダペストに向かうが・・・。



  ◆ 感想 ◆

   この本は、ずいぶん前に読んだ本なんですが、最初私は主人公を男の子だと思って読ん
   でいました。
   でも実は女の子だったんですね〜^-^;
   よく考えてみたら、若草物語に出てくる4人姉妹の中に、ジョーっていう名前の女の子がい
   ましたよねぇ^-^;

   トランシルバニアが出てくる話しだから吸血鬼が出てくる話しなのかなぁと思いながら読ん
   だ本です。
   表紙の後ろに「吸血鬼の出現が!?」とか書いてたりもしていたので。
   確かに吸血鬼?は出てきます。
   終わりの方でこの吸血鬼の正体が分かりますが・・・。
   そんなことがあっていいの(-_-;)う〜ん・・・恐ろしい〜ってゆう感じです。

   この話し、最後の方でうそ〜ホントに!?と驚かされました。(月並みな言い方だなぁ(;^_^A)
   最初から某人物はあやしい様な感じでしたが・・・。
   まさかそんな繋がりがあったなんて思ってもみませんでした。
   (読んだ事のない人、何の事やらさっぱりでしょうね^-^;)

   読んでない人はとにかく1度読んでみてください。面白いですよ(^-^)