++御手洗シリーズ++ |
占星術殺人事件 |
◇ 話の内容 ◇ この小説は、画家の梅沢平吉の手記から始まります。 雪の降る夜に起きた梅沢平吉の密室殺人。 梅沢家の長女、一枝の殺人事件。 手記を書いた、平吉が亡くなっているにも関わらずに起こったアゾート制作の為と思われる 6人の娘のバラバラ殺人・・・。 占星術殺人事件と呼ばれ、40年以上たっても未だ未解決の事件を、探偵御手洗潔と石岡・・ 和己が依頼人、飯田美沙子の警察官であった父が残した手記を元にして解きます。 |
◆ 感想 ◆ 「占星術殺人事件」は、島田荘司さんのデビュー作になります。 実は私はこの本を読むのに、最初の方の梅沢平吉の手記で詰まってしまって、全然先に進 まなくて、読むのにかなり時間がかかりました^-^;(恥ずかしい) でも御手洗さんと石岡さんの会話の所まできて、やっとスムーズに読めるようになりました(笑) 最後まで読んだ感想は、凄く読み応えがある話だと思いました。 何て言ったって、40年以上も立ってるのに未解決の事件を解くのですから。 私は推理小説を読み始めて間もない頃にこの本を読んだのですが、すごい小説があるもの だと感動しました。 島田さんの本の中で一番好きな本です。 この小説に出てくる探偵の御手洗潔は少し(かなり?)変わったキャラクターで、バカと天才 は紙一重と思える見本の様な人だなと思いました(笑) 御手洗さんの相棒の小説家の石岡さんもなかなか面白い人です。 御手洗さんと石岡さん、この2人はなかないいコンビだなと思いました。 |