for the beginner

初めてバイクに乗る人、ボルティーは初めてという人へ

Q. ボルティーってどんなバイク?
Q. 中古車選びの注意点は?
Q. バイクに乗るための格好は?
Q. 給油の方法は?
Q. 洗車の方法は?
Q. バイクの保管方法は?
Q. 慣らし運転ってどうするの?
Q. 冬眠の方法は?

*ボルティー豆知識*


Q. ボルティーってどんなバイク?

A. ボルティーは日本の4大バイクメーカーの一つスズキが生産する
排気量250cc、SOHC(シングルオーバーヘッドカム)・4バルブ単気筒(ピストン・シリンダが一つ)
エンジンのロードスポーツバイクです。
最大の特徴は、なんといっても安いこと(希望小売価格:35万8000円、実売乗り出し価格:28万9000円etc.)、
そして軽いこと(乾燥重量125kg)です。
そのため、入門車にはもってこいで、腕力に自身のない人、背の高くない人でも(シート高750mm)
無理なく取り回すことができます。
また、小回りが効くので気軽に普段の足にとして使え、
燃費がいいので(平均30km/l)懐にも環境にも優しい優れたバイクなのです。

唯一の欠点はパワーが小さいこと(20馬力=15kW)。
とはいっても、街中で法定速度を守って乗る分には何も不便は感じませんし、
快適さには欠けますが、高速で流れに乗るのにも十分です(最高時速約120km/h)。
さらに腕と度胸?によっては、車体の軽さを生かしてリッターバイクを追いまわす
峠最速のバイクとして君臨することも不可能ではないようです。

個人的には、法定速度程度でのんびり流すのが一番似合う(かつ気持ちいい)バイクであると思います。


Q. 中古車選びの注意点は?

A. ボルティーならでは、の注意点としては、タイプ・年式の違いによる変更点が挙げられます。
具体的には、

・タイプUは、調整式フロントブレーキレバーを採用。
・タイプTは、センタスタンド、折畳式コンパクトキャリアを装備。
・車台番号NJ47A-115973〜のタイプT、NJ47A-116340〜のタイプ1は、
 フロントブレーキキャリパを2ポットタイプに変更。クラッチプレートの変更。ポジションランプ回路の採用。
・車台番号NJ47A-117006〜のタイプT、タイプ1は、二次空気供給装置の追加。キャブレータ及びキャブセッティングの変更。

という違いがあります。
ブレーキは強力な方が良いという人や、排ガスはクリーンな方が良いという、こだわり派の人は、
中古車選びの際に、頭に入れておくと良いでしょう。

それ以外には、特に注意すべき点はありません。
エンジンは頑丈ですし、よほど荒っぽい乗り方をされていなければ特に問題はないでしょう。
一般的な注意点、フレームは歪んでいないか? エンジンオイル・フォークオイルは漏れていないか? 
エンジンをかけたときに異音(ノイズが大きいなど)はないか?
などを、可能であればバイクに詳しい人に見てもらうといいでしょう。

気をつけておきたいのは、消耗品についてです。
タイヤ、バッテリー、ブレーキパッド、ブレーキシューは、いざ交換するとなると結構な出費になります。
購入時には必ずチェックし、消耗が見られるようなら値引き交渉をすべきでしょう。


Q. バイクに乗るための格好は?

A. ヘルメットの着用義務以外には、法的な束縛はありません。
とはいえ、自分の安全に関わる事ですので、十分気を使いましょう。

・ヘルメット:いわゆる半ヘルでは安全性が十分ではありません。少々値は張ってもJIS規格のものを買いましょう。
 内装を取り外して洗えると、とても快適・清潔です。
・ジャケット類:夏物、冬物に加えて春・秋物も揃えられると快適です。
 安全のためには夏でも肌を露出しないほうがよいのですが、個人的には、場合によっては半袖でも問題ないと考えます。
 バイクに跨った姿勢で、袖・裾が短すぎないものを選びましょう。
・ズボン類:最初のうちはGパンに類するもので問題ありません。
 必要に応じ、ライディング用の機能を備えたものを揃えればよいでしょう。
 ジャケット同様、跨った時に足首が出ない程度に、少し長めのカットを選ぶとライディングには快適です。
・靴:サンダルは論外として、普通のスニーカーでも問題はありませんが、できればくるぶしまでを覆うものにしましょう。
 専用品は靴紐を止められるものや、シフト部分が厚くなっているものなどがあり、1万円程度〜入手できます。
・グローブ:絶対に必要です。転んで路面に手をつく場合、それが例え低速であっても素手だとひどいことになります。
 とにかく種類が豊富ですので、実際に試着して自分にあったものを選びましょう。


Q. 給油の方法は?

A. 実は教習所で教えてくれなかったりしますよね。

・まずは4輪と同様に店員の指示に従って所定の位置に停車させます。
・給油するガソリンの種類・量を店員に告げて(例:レギュラー、満タン)、エンジンを止めます。
・バイクから降りる、降りないは各人の好みですが、バイクをできるだけ垂直に立てて、
 必要に応じガソリンが入れやすいようハンドルをきります。
・給油が終わったらトリップメータを0に戻し、代金を支払います。
 グローブをはめたままだと時間がかかってしまいますので、片方だけでも外しておくとよいでしょう。


*ボルティー豆知識*

名前の由来:
 馬術の「巻き乗り」=''VOLT''と言う乗り方から

エンブレム(フィン・ピストン・カムを形どった外形)の由来:
 人と馬(バイク)とのコミュニケーションのあこがれ(蹄鉄・鞭)、TU-X(ボルティーの形式)の思想すべてを織り込み、それを形にした。

TU-Xの思想:
 Traffic Utillity - Xebec/街・日常を海に例え、移動手段・移動時間を航海に例えたバイク造りの概念。
 必要最低限かつ充分なユーティリティを備えた3本マストの小帆船のようなパートナーとしてのバイク造りを目指す。

デザイン:
 レーシングマシンコンストラクターの童夢が手掛け、大手服飾メーカーから派遣されていたデザイナーが担当。
 服飾専門家の血が入っているのでこんなにおしゃれなんですね。

バリエーション:
 以前はタンデムシートを荷台とし、キャストホイールを装備した業務用ともいえるタイプC、
 ダブルシートとリアキャリアを装備したツーリング仕様のタイプTというバリエーションもありました。

兄弟:
 オフロードバイクのDR250、アメリカンのGN250、ドラマで使われて瞬間的に人気沸騰したレトロタイプのSW-1は、
 ボルティーと共通の部品も多く兄弟(先祖)ともいえるバイクです。
 エンジンが異なるものの外見が酷似する輸出仕様のTU125というバイクもあります。