LPGってなに?
LPガスの特性
LPGは、液化(Liquefied)石油(Petroleum)ガス(Gas)の頭文字をとったもので、常温では気体ですが圧力をかけたり、冷却すると簡単に液体になることからこう呼ばれています。使い捨てのガスライターを見ると圧力のかかったLPGが液体で見え、着火するときは常温の気体になっているのがわかります。
 LPGは、プロパンとブタンが主成分です。プロパンはマイナ42゜Cまで、ブタンはマイナス0.5゜Cまでは気体の状態です。通常家庭用や業務用等の調理器具・お風呂・給湯器や暖房機・ガスエアコンなどの空調に使用するときは、気温が低くても使えるようプロパンが使われ、カセットボンベやライター、スプレーはブタンが使われています。
*LPガスは、液体になると250分の1になり大量のガスを簡単に移動することができます。
*LPガスは、毒性も腐食性もありません。
*LPガスは、燃焼時に大きな発熱量を発生します。(プロパン約24,000kcal/Nm3、ブタン約32,000kcal/Nm3) ちなみに都市ガス(13Aの場合)は11,000kcal/Nm3です。
*LPガスは空気より重く、漏れると低いところや物かげにたまります。
*気体のLPガスは冷却したり圧力を加えると簡単に液化します。
*|LPガスは無色無臭ですが、漏れたときにわかるように腐った玉ネギのような臭いがつけてあります。
LPGはどこからくる? 安定供給のために
本で使われているLPガスは、約80%を外国からの輸入に頼っています。
しかも、そのうちの大半がサウジアラビア・クエート・カタール・アラブ首長国連邦などの中東(西アジア)諸国から日本に運ばれてくるもの。輸入以外の20%は、日本の製油所で生産されたものですが、その元となる原油も輸入ですから、結局99%以上を海外に頼っていることになるわけです。
LPガスは安定供給のために〔備蓄制度〕っていうのがあります。石油と同じように、LPガスを輸入している会社に50日分の備蓄をもつように法律で義務付けられています。
 安定供給というのは、どんなことがおきても、家庭でLPガスが使えるようにしておくことです。
 最近数年間の備蓄は、ほぼ200万トン前後で落ちついています。
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