LPGは、液化(Liquefied)石油(Petroleum)ガス(Gas)の頭文字をとったもので、常温では気体ですが圧力をかけたり、冷却すると簡単に液体になることからこう呼ばれています。使い捨てのガスライターを見ると圧力のかかったLPGが液体で見え、着火するときは常温の気体になっているのがわかります。
LPGは、プロパンとブタンが主成分です。プロパンはマイナ42゜Cまで、ブタンはマイナス0.5゜Cまでは気体の状態です。通常家庭用や業務用等の調理器具・お風呂・給湯器や暖房機・ガスエアコンなどの空調に使用するときは、気温が低くても使えるようプロパンが使われ、カセットボンベやライター、スプレーはブタンが使われています。 |
*LPガスは、液体になると250分の1になり大量のガスを簡単に移動することができます。
*LPガスは、毒性も腐食性もありません。
*LPガスは、燃焼時に大きな発熱量を発生します。(プロパン約24,000kcal/Nm3、ブタン約32,000kcal/Nm3) ちなみに都市ガス(13Aの場合)は11,000kcal/Nm3です。
*LPガスは空気より重く、漏れると低いところや物かげにたまります。
*気体のLPガスは冷却したり圧力を加えると簡単に液化します。
*|LPガスは無色無臭ですが、漏れたときにわかるように腐った玉ネギのような臭いがつけてあります。 |