風が全てを連れて行ってしまう前に身支度をしよう
この場所だけは壁で覆ってしまおう
暖かみを忘れない草花を守っていこう
いつまでも周りを照らし続けていこう
泉のほとりにいるならば石を清めよう
星が見えるのであれば 月の光を受け祈りを捧げよう
道が見えるのであれば 森へ入ろう
垣間見る光の中に 行くべき道を見つけ出そう
愛していたのはその全てだった
時が体を刻み 地の果てに投げ出されようとも
魂は何も変わりはしない
そこに住み続けるだろう
花々は咲き乱れるだろう
大地が静かにその息を感じたならば
全ての事物を受け入れられるだろう


月はほのかに光を帯びて 周りの星と雲を支配していた
満ちたりた空間を創り出すため 地上に降り注いだ
そして吹き荒れる風はその光を通りすぎ
二度と姿を現さなかった