
ウイングガンダムゼロ(型式番号:XXXG-00W0)は、アニメ『新機動戦記ガンダムW』シリーズに登場するモビルスーツです。
ウイングガンダムゼロは、大河原邦男氏がデザインしたテレビアニメ版とカトキハジメ氏がデザインした劇場版(Endless Waltz)が存在しますが設定上は同一の機体です。
ドクターJ、プロフェッサーG、ドクトルS、H教授、老師Oら5人の科学者達によって開発されたモビルスーツです。
製造は、H教授の残していた設計図を元にカトル・ラバーバ・ウィナー(ウィナー財団)が行いました。
設計は15年以上前の機体ですが、ガンダニュウム合金を本格的に採用した初のモビルスーツであり、基本性能は後に開発される5機のガンダムを凌駕します。
しかし機体自体の性能や主武装のツインバスターライフルの火力、制御系に組み込まれたゼロシステムの危険性もあって、設計した科学者達でさえも完成を躊躇したほどの機体でした。
また、アフターコロニー(A.C.)195年、オペレーション・メテオの切り札として開発された5機のガンダムの原型ともなりました。
ツインバスターライフル
2挺のバスターライフルを平行に連結した大型ビーム砲。
ウイングガンダムのバスターライフルの倍以上の出力を持ち、コロニーを一撃で崩壊させる破壊力を有します。
また、2挺に分割する事で多方向への同時攻撃や全方位への一斉掃射が可能です。
ウイングガンダムのバスターライフルはエネルギー供給の関係で発射回数が3発に制限されていましたが、ウイングガンダムゼロは連続の使用が可能になりました。
また、背部に4基備えられたウイングバインダーは飛行時の機体制御やツインバスターライフル発射時の衝撃緩衝材として使用されるなど複数の役割を兼ねる特殊装備です。
ゼロシステム
「Zoning and Emotional Range Omitted System」の略です。
ゼロシステムはシステムが分析、予測した状況の推移に応じた対処法の選択や結末を搭乗者の脳に直接伝達するシステムです。
また、伝達する指示は戦術的な勝利を目的としたもので、パイロットに非人道的な選択が強要される事もあり、パイロットの精神に多大な負担をかけ、暴走や精神崩壊を引き起こしてしまいます。
他の4人のガンダムパイロット達やゼクス・マーキス、トラント・クラーク特尉もこのシステムが搭載された機体に搭乗していますが、最後までこのシステムを用いて戦闘したパイロットはヒイロ・ユイだけです。

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