延命観音


山形県高畠町 観音岩三十三観音

延命観音像を訪ねて

観音岩案内標識1

観音岩は山形県高畠町二井宿地区の岩山に点在する岩石群により形成されている。
写真は、県道楢下高畠(ならげたかはた)線より観音岩への案内標識。


観音岩案内標識2

デザインは東北芸工大の相羽先生によるもので南陽市と高畠町の観光・歴史的名所の殆どにはこのサインが設置されています。
(ちなみにレイアウト設計は小生によるものです)


【十三仏観音岩】


デジカメの案内図を見ながら延命観音めざしてのぼっていくと目前に13体の仏像が現れました。

十三仏観音像昭和7年(1932年)に地元信者から浄財を募り安置され、まさに清閑な空気を漂わせているようです。


十三仏像の背景の岩壁には、『浄心』の文字が刻まれています。


【延命観音】

十三仏像の眺めからふと振り返って見上げたところに延命観音様が現れました。

『高畠町出身の奥山良明画伯が、郷土の繁栄と、平和を祈念して、通称「塩岩」に一年がかりで昭和46年に完成。
 高さ12m、幅4m、線彫りとしては他に類をみないものである。』
(高畠町ホームページより)


小生の見た目では髪型、イヤリング、ネックレス、そして耳や唇の紅色などから、かなりオシャレで美人なことがうかがえます。




ところで、この観音様を拝みながら疑問を感じたことがあります。

@.観音様は,いったいどこを(何を)みているのか?

A.こちらから見て右側の袖のところが未完成と思われるがなぜなのか?


疑問に対する答えは分かりませんが小生の推測は、こちら