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シオン = 紫苑(キク科、全薬工業のHPから引用)
 シオンという名は美しく響く。球根から育てるようですが、いまだに園芸店で見つかりません。10月の花だと思いますが高地の庭にはいまも咲いています。

 写真のシオンは金剛山で撮った(10月)ものです。

 平安時代にも薬用として栽培(HPから)

 中国、朝鮮半島、シベリアなどが原産の多年草。キク科。草たけは約2mにもなります。花期は長く、茎の先端部に咲く淡紫色の花を秋いっぱい楽しめます。

 生薬としては、根茎と根を乾燥したものを紫宛といい、漢方では鎮咳、去痰、鎮静薬として用いられます。日本でも平安時代には、薬用で栽培されていた記録があり、古い時代に薬草として渡来してきたようです。
 
また、鑑賞用としても親しまれ、九州や中国地方の山野には、野性化したものがみられます

●11月30日(金)スーチン女史?kk

 東大阪市立美術館「夢をかたちに」展の作品。

                                  



●11月29日(水)京大桂ベンチャープラザ
 今日は、はじめて京大桂キャンパスの一角にあるベンチャープラザに行ってきました。ここはインキュベーターで、将来の夢をかけて起業家が研究、開発に取り組んでいる。北館の隣に南館が建設され、平成18年12月に竣工する。

 
 【ベンチャープラザ南館】


●11月28日(火)
メタボリックシンドローム

 昨年、糖尿予備軍ということで、3ヶ月間、プール体操に来るよう、保健所から呼び出されました。今年に入って、その時受けた者を再度、集めて血糖値をるなどフォローしていました。その時、欠席したら、自宅まで押しかけて来て血圧とお臍周りを測り、1時間ほど食事や運動について話しました。
 それによりますと、HDコレストロール40以上、血糖値110以下、血圧130以下〜80以上、中性脂肪150以下―のうち、2つ以上が引っかかるとメタボリックシンドロームだそうです。そして問題はお臍周りが男85cm以下であることが加わっているそうです。
私は何とか、ギリギリのところで免れましたが、食事と運動は気をつけてほしいということでした。


●11月27日(月)再び、京の紅葉


 カメラを愛する堀氏から京都の紅葉作品が送られてきました。
 「テレビでも今が見頃と、行きました。きっと人の波と思っていましたが、ここまでは想像できませんでした。その時の写真です。入った瞬間に階段は渋滞。関係者が動きを促していました。まるで美術館の海外催事です。渡月橋は人で埋まりました。しかし、嵯峨野の紅葉は一流です。勿論、野鳥は出てきませんでした。
 










●11月26日(日)PCクラブ

 恒例のパソコンクラブに出かけホームページの作り方を学んだ。そのなかでムービーメーカーの機能を使って写真を何枚もスライドのように見る方法を教えてもらった。それを日記に取り込めると面白いが、そこまでは今の私にはできません。


● 11月25日(土)
大阪ブランド


 「大阪ブランド資源報告書」と「時代を超えて読みつがれる大阪の文学」が送られてきた。実は親父が直木賞を受賞しているところから、これを主催している大阪21世紀協会から以前、肖像写真を借りたいという問い合わせがあった。それで参考に送ったが、著作権が朝日新聞にあったので、担当者の方に朝日新聞から許諾を得てほしいとお願いした。有料でしたが許諾された。
 私のところまで辿り着くのに、このHPが役に立ったと聞いた。HPで日記をはじめ、親父のページを設けていることが、このようなつながりになるとは、夢にも思わなかった。しんどいが、いましばらく続けたい。

【大阪ブランドのHP】
http://www.osaka-brand.jp/ 詳細はここを見てください。




● 11月24日(金)仕事の秋


 朝から執筆作業。仕事となると気が抜けない。文章も「です、ます」調であったり、「である」調と相手(クライアント)によって変える必要が出てくる。当分、ボケられない。

● 11月23日(木)
美術の秋

 いま、美術をやる人も多いそうだ。友人のTさんも市が主催するデッサンの教室(週1回の計8回で材料費以外で、わずかに1,000円の月謝だそうだ)に通い、はれて展示会に出展した。聞くと、自転車の修理屋のおじさんも熱心で、絵を描きなが旅行がするのが楽しみだという。シニアになって趣味のある人は、楽しそうだ。あるレベルに達すると、次々と習いたくなるようで、友人のTさんも次は水彩、その次は水墨画に応募すると言う。




● 11月22日(水)基本健診

 来週、保健所から血糖値の指導に拙宅にくるという連絡があった。このため、先手を打つために基本健診を受けに行った。結果はコレストロールと血糖値は要注意の診断であった。来週は覚悟せねばならない。


● 11月21日(火)
再び、豊岡

 本日、今月2回目の豊岡に出かけた。コウノトリを期待したが、お目にかかれなかった。タクシーの運転手は自分で撮った写真を見せながら「朝の5時ごろに撮影に出かけているが、なかなかお目にかかれない」という。野性のコウノトリはやはり本腰を入れて行かないと難しいようだ。


● 11月20日(月)来年のキーワードは「陽気」

 京都に特集のインタビューに出かけた。その人は来年のキーワードは「陽気」だという。少子高齢化は5年もすれば、様変わりになるという。スーパーのレジは高齢者ばかりで、平均年齢が90歳になり、元気な人は80歳代まで働くことになる。それほど人手不足になり、ロボットと高齢者で補うことになる。ニート族はおらなくなり、若手を企業は取り合いするだろうと予測する。
 22日付の朝日新聞に「ワールドはパート5,000人を正社員にする。これは人手不足を予測しての処置」と報道していた。


● 11月19日(日)東福寺の紅葉

 午後から女子サッカー、日本vsオーストラリアの親善試合と、東京女子マラソンを交互にチャンネルを切り替えながら見ました。ナデシコジャパンは1−0で勝ち、アジアカップに向けて期待を持たせてくれました。女子のサッカーもスピード感が出てきて面白いです。
 マラソンは高橋尚子が土佐に引き離され敗れました。続いてJ1のガンバ大阪vs千葉の対戦では、かろうじてガンバが1−0で勝ち、優勝への望みをつなぎました。最終日まで楽しみが残りました。

 友人から雨が降る日曜日、東福寺に出かけて写した写真を送ってきました。「大変な人出だった」そうです。紅葉は雨でも美しいので、人は予定通り見に行くのでしょう。

 
 【東福寺の入り口手前から撮影】


 【この1週間の紅葉がいいようです。東福寺の境内にて撮影】


● 11月18日(土)ビジネス講座

 中之島図書館の百周年ビジネス講座に出かけた。「集客観光都市大阪」という演題で「地域独自の生活文化に根ざした大阪ブランドの創出」という内容だった。講師は「なにわ名物開発研究会」代表幹事の野杁育郎(のいり・いくろう)氏という方だった。戎橋で雑貨おもちゃ店を経営しているそうだ。話はもうひとつだったが、DVDで上映された昭和12年に制作された映画「大大阪観光」が面白かった。大阪の地下鉄ができた年である。

 それにしても図書館もいろんなことをやりながら集客に一生懸命である。府立の中央図書館では、若者の登録が少ないというので、1Fでダンスカーニバルを開いて、若者に関心を持たせる作戦だという。

 11月17日(金)コウノトリの豊岡へ行く


 この前、かにを食べに行ったとき、通ったところである。今回、知ったのだが、城之崎も出石も合併して豊岡市になっている。豊岡はコウノトリを124羽繁殖させることに成功させており、うち16羽の野生化に成功させている。明治以降の森林の伐採、農薬農業でドジョウなどエサがなくなり、絶滅した。しかしその後、豊岡では地道な努力でここまで繁殖させた。近い将来、豊岡の空をコウノトリが飛び交うことを夢見ている。いまもコウノトリの観光客は年間28万人もいるという。21日、再度、仕事で豊岡に行くので、コウノトリを写真に収めたい。

 11月16日(木)
朋あり友遠方より来る

 この日はテープ起こしの打ち合わせに出かける。そのあと夕方、東京の友人と一献傾けた。明日、二人で豊岡(兵庫県)に仕事で出かけるため、前日、大阪で泊まり打合せをした。例年、この時期、仕事を持ってきてくれる。なんともありがたいことだ。

 11月15日(水)野鳥と紅葉

 14日のサッカーU20の日本vs北朝鮮は、決勝のPK戦で負けました。試合全体も押され気味で実力は北朝鮮が上に見えました。その夜は寝苦しかった。一夜明けて、15日のアジアカップの予選リーグ最後の日本vsサウディアラビアとの一戦は、終始、日本が優勢で3−1で勝ち、アウエイでの雪辱を果たしました。これからが楽しみです。

【カメラマン、 堀 英彦氏の写真が届きました】

――岡田 様
 野鳥が見える時期になりました。万博公園では、野鳥撮りのカメラマンが増えています。長いレンズかデジスコ(で撮影しています)。スポットに陣取っています。今日は、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、コガラの乱舞。ジョウビタキ、オールリも出てきましたが、これらは残念ながら写真にならず。近くに飛んできたコガラは撮れました。びくとも動かないカワラヒワ?(カワラヒワとは違うような気もするし)。雨により早々に退散でした。

――後日、訂正のメールが入りました。
※(私はこれがコガラだと思っていました。ヒガラでした。鳥違いです。!!!!
もう一枚はマヒワの雌かと・・・?名前が分からず暫定名のホルダー入りが増えてきました。)
堀 英彦)

ヒガラです】

※確かに図鑑で見ましてもコガラとヒガラは似ています。首下の黒色の部分、羽のスジ、頭の部分の違いはあります。
 ハンディ図鑑『山野の鳥』によりますと

ヒガラ:シジュガラより小さく、ネクタイ模様がない。
コガラ:頭に黒いベレー帽のような模様―とありますが、写真では頭や羽が見えませんので、のどの部分で見分けるのでしょうか?難しいですね。


カワラヒワ?】
※図鑑で見る限り、カワラヒワに似ていますね。尾っぽに特色があるようです。





【万博の紅葉祭りへ行きました。雨が降り出し、早々に帰宅。意地で数枚撮りました。】
※見事な紅色ですね。雨のしずくもきっちり写されています。


 
11月13日(月)〜14日(火)初カニ

 今年2月、雪の降る日にカニバスで行った兵庫県の香住町立国民宿舎「ファミリーイン今子浦」(0796−36−3553)を再訪した。カニ解禁は11月7日だが、予約で一杯だった。年末まで土、日は予約でいっぱいだそうだ。今年のカニの水揚げは良いということだった。13日の天候は晴れ、クルマで行くには最高だった。

 カニは寒いころの方が美味しいのか、悩ましいのだが、実際はあまり変わらないようだ(国民宿舎受付の話)。いずれにしてもこの国民宿舎の部屋や調度品は旧く、いまひとつだ。 しかし、風呂は清潔で、なによりもカニを充分、満喫できる量がある。これが再訪した決め手であった。結果は、良かった。湯でカニ、焼きカニ、刺身、天ぷら、カニ鍋、カニみそ、いずれも現地ならでは新鮮さであった。

 自宅を朝の7時前に出て、舞鶴自動車道から福知山ICで出て、まず出石に行った。ここで皿そばの昼食をとった。ここで蕎麦屋を選ぶのは大変、難しい。ほとんどが蕎麦屋だからだ。桂小五郎住居跡の近くの本家・よしむらそば店(079652−2244)に行った。すべて座敷のテーブルで食べるため、そう多く入れない。すぐ満員になる。この日も月曜日だが、12時前だったので空いていたものの、すぐ満員になった。他店との違いは分からないが、美味しいように思う。

 次は余部(あまるべ)鉄橋を見に行った。映画「戦場に架ける橋」を連想させる。1986年(昭和61年)12月28日午後1時24分余部鉄橋から、回送中のお座敷列車「みやび」の客車7両が折からの突風にあおられ、鉄橋より転落。真下にあったカニ缶詰加工工場を直撃し、工場で働いていた主婦ら5人と最後尾にいた列車車掌の計6人が死亡、6人が重傷を負った。旧国鉄からJRに移行する過渡期に起こった事故で、風速25mを示す警報装置が作動していたにもかかわらず、規定どうり列車を停止させなかった、人為ミスによるものと見られている。

  
 【余部駅から見る余部鉄橋】

【余部駅ホーム】
  

 この事故で一層、有名になり名所となっている。この日もカメラを片手に撮影最適な場所である余部駅(鉄橋と同じ高台にある)に登って、パチリとやっている。いまの鉄橋の南側5mところにコンクリート橋ができると、この鉄橋は取り壊される計画だという。

 「ファミリーイン今子浦」に午後4時前に入った。帰路は丹波篠山の大正ロマン館に寄って昼食を食べ、午後4時に帰り着いた。舞鶴自動車道の紅葉がすばらしかった。家ではメールがたまり、仕事も待っていた。


●11月12日(日)映画「明日へのチケット」
 ソニースタイルストアーの2周年記念イベントからの案内でVAIO開発担当者のトークショーに出かけました。 ソニー本部のノートパソコンSと、モバイルの小型器Uの設計者が新製品の説明しました。要はPRですが、こういう話を設計者自ら聞く機会がなかったので、新鮮でした。招待客20名ほどが参加していました。

 このあと久しぶりに映画「明日へのチケット」を観ました。3人の名匠がイギリスからローマまで走る列車を共通舞台に、それぞれがストリーを展開するコラボレートレーションです。このような映画は初めてです。特急に乗り込んださまざまな人種と階級の人々が登場します。哀しみ、不安、残酷さ、不平等、失われない愛、と希望の物語です。

 眠らずに最後まで観れました。すっきりした気持ちになりました。梅田のガーデンシネマで17日まで上映です。

●11月11日(土)
 永久磁石のテープ起こしで一日が終わった。

●11月10日(金) 未履修問題と大学入試

 この問題は受験生を抱える親や子供自身には深刻な問題でしょうね。いまから履修すると言っても、力が入らないと思いますが、教える先生方も大変です。

 TVで「たけしの教育白書」を見ましたが、ショックを受けました。給食費を払わない豊かな生活をしている人が増えているそうです。「払っていない人がいるから」と、NHKの受信料夫不払いと同じ発想です。そのほか、救急車をタクシー代わりに病院へ行く人が増え、救急車が不足しているという信じられないことが起こっています。

 東京私立高校協会の会長が「通達通りやらないと法令違反だというのは間違いだ。私立には独自性があってもいい」と言っておられる。
 
 先日、聞いた話では、「義務教育を小学4年までとし、あとは将来、なりたいコースを選択すべきです。一例として世界に通用するサッカー選手などはいまの仕組みでは育ちません」と、言うことでした。

 教育については身近な問題だけに、それぞれ意見をもっているようですね。今の学校で起こっている問題は、本来、家庭で解決すべきことが大半です。ところがすべて学校に押し付け責任を迫っています。核家族になり、親業が分からないまま子供を放任にするか、塾漬けにするしかないようなところがあります。

 新人類が親になったときのことを心配しましたが、やはりという思いです。

【参議院議員 森元恒雄氏から最近、届いたメールです】
 先々週当たりから社会的に大きな問題となった高校での必須課目未履修問題は、文部科学省が救済策を示したことで、とりあえず収束する方向にあります。

 伝えられているように、その原因は、受験生の負担を軽くして、大学受験を有利に進めたい、そのため、入試課目でない課目はできれば授業から除外してほしいとの生徒や父母からの声、そしてそれに安易に呼応
した学校側の対応にあります。

 今回の問題を通じて、大学受験がわが国の教育に及ぼしている影響の大きさが改めて浮き彫りにされた感がします。 受験戦争とも言われる厳しい競争を勝ち抜くため、生徒の負担を少しでも軽くしてやりたいとの親心から出たこととは言え、教育の本質を考えると、学校の対応はやはり余りにも安直ではなかったかと思います。
 
 しかし、今回の件で私達が考えなければならないのは、むしろ大学受験課目と試験問題の方ではないでしょうか。
 そもそも、大学が2課目や3課目の入試に合格すれば足れりとしていることが問題です。例えば、数学を受験しないで経済学部に入れる大学もあると聞きます。大学受験が高校以下の学校教育の進め方に大きな影響を及ぼしているとすれば、わが国の教育のあり方を改める早道は、大学の入試にあると言ってもよいと思います。

 日本の子供は外国と比較して記憶する力は強いが、物事の本質を考える力は弱いとされています。これも、大学の入試問題が採点しやすいように短答式のものが多く、論文形式のものがほとんどみられないことが
影響しているのではないかと思います。また、英語にしても、日本人は読み、書く能力はともかく、会話が苦手であるのも、入試に会話が組み込まれていないことが響いているのではないでしょうか。
 
 親も子も、大学入試が人生の第一関門であると考えているなら、そこにわが国の教育の成果が形となって現れるような問題設定が望ましいことは言うまでもありません。大学入試問題の重要性について考え、その
改善を働きかけて行きたいと思います。( 参議院議員 森元恒雄)


●11月9日(木)アメリカ村

 今日はアメリカ村の落書きを撲滅した話を取材に行きました。いずれこの日記に記事を掲載します。街の落書きはあとをたちません。スプレーガンで2,3秒で描くので、なかなか捕らえられないそうです。アメリカ村の落書きは日本一のひどさだったそうです。いまは見事に消えています。

 このあと夕方、友人と一献傾け、帰宅しました。明日からの仕事がどっさりメールに入っていました。


【アメリカ村から落書きが消えた】

●11月8日(水)撮影依頼

 東京の友人から調査の仕事を手伝うことになり、大阪でカメラマンも呼んでほしいと依頼を受けました。プロのカメラマンを使うほど予算がないということなので、知り合いのカメラマンを考えました。以前、同じ職場で働いていたIさんが、フリーのカメラマンであることを思い出し電話を入れました。
 撮影料が安いのでどうかなと思いましたが、こころよく引き受けてくれました。ありがたいことです。

●11月7日(火)知人の来訪

 夕方、出版社の知人が会社に帰る途中、拙宅に立ち寄ってくれました。最寄の駅に迎えに行き、家まで案内しました。缶の発泡酒でのどを潤してもらいました。仕事を持ってきてくれました。条件を検討して後日、返事することにしました。本当はもっと飲みたかったのですが、夕方、会議があるので要件のみで帰りました。


●11月6日(月)山歩きの本

 京都に仕事の打ち合わせで出かけた。帰りに近鉄・京都の旭屋書店で『クルマで山あるき』(JTB)を買った。先に買った『ロープウエイで山歩き』(山と渓谷社)とあわせて、シニアの気持ちをとらえた本だと思う。

 若いときのように「そこに山があるから登る」と、いうように「登る」ことが目的にはできない。山を楽しみながら少しでも丈夫な足を維持したいという気持ちで登っている。

 同じ山ではどうしてもあきてくる。手軽に行くには、クルマで行って駐車場がある山を選ぶ。そのためには山の情報+駐車場の情報がほしいと思っていた。『クルマで山あるき』はそのニーズに応えてくれる本である。『ロープウエイで山歩き』も同じ発想で、高山にはロープウエイとか、ゴンドラがないと登れない。

 これから団塊の世代が定年を迎えるのでシニアマーケットをどう捉えるかが、勝負の分かれ目である。


●11月5日(日)二上山(にじょうざん)に登る

 朝8:30から二上山に出かけた。車で道の駅「ふたかみパーク当麻」まで行く。ここに駐車場がある。休みの日は早く行かないと混む。ここに車を置いて、近鉄・二上神社口駅から登ってくる道と加守神社で交差するところから雄岳(517m)を目指した。ずっと、木と土で固めた階段が続く。ほとんど登りである。

 「ふたかみパーク当麻」=TEL:0745−48−7000

 ここは二上神社境内で美化協力金1人200円を頂上付近の神社の前で取られる。二上山は雄岳(517m)と雌岳(474.2m)からなる。駐車場から左に行って石光寺ー祐泉寺ー岩屋ー雌岳のコースの方が比較的なだらかのように思う。帰路はこのコースをとった。途中、ヘラブナ釣りのため池がある。

 片道1時間30分程度(1・2km)の道程である。加守神社からヒノキの森がうっそうと茂っている。外見はなだらかな形状の山だが、道はけっこうきつい。帰路の山道には黄色の小さな花がたくさん咲いていた。昼食は雌岳の頂上に芝生や長いすがあって、弁当を広げている人が多い。

 道の駅 「ふたかみパーク当麻」の「ふたかみ御膳」と「ふたかみ餅」は名物である。「ふたかみ餅」は小麦粉で作った素朴な餅で、店内で煎茶と餅2個を300円でいただける。野菜類など、結構、品数は多い。駐車場近くの電線にとまるモズ?を撮ったが小さすぎてよく分からない。


【駐車場から見る雄岳(517m)=右と雌岳(474.2m)】

  
【雌岳から岩屋に下る道沿いにたくさん咲いている】 【サザンカの花の色も鮮やか】


●11月4日(土)○I○Iなんばマルイに見るマーケット戦略

 難波で人と会うために出かけました。時間があったので、東京から進出してきた百貨店の○I○Iなんばマルイをのぞいてみました。若い女性に絞った品揃え(大半が衣料)が売りの百貨店、というより衣料専門店です。
  その狙い通り若い女性、ペアーで溢れていました。オジンには眩いばかりの商品陳列で居心地はあまりよくありません。お客である女性もエレガントを感じさせない、少女の類が大半です。

 以前、マーケット理論でセグメントマーケット論がありました。要するに商品を10〜20歳代だけに絞っていくやり方です。本を発行する時、執筆者は「みんなに読んでほしいんです」と言う人がおられます。これでは今の時代、売れません。マーケット、つまり誰に読ませるかというコンセプトを絞り込まないと売れないわけです。
 ○I○Iマルイの戦略はこれです。私はこれは百貨店でなく専門店だと思います。百貨店は対面の高島屋のようなスタイルを指すと思います。お客も老・壮・青と多様です。衣料のフロアーも高級なプレタポルテを扱う店、カジュアル、ヤング、ミセスとこれまた多様です。

 一時はこの百貨店のやり方は専門店にやられ、百貨店の斜陽化を招いたことは記憶に新しいのです。そこには専門店のキラー商品戦略が見られました。電化製品、本、カメラ、紳士服、薬など全国チェーンで展開する専門店に駆逐されていったのです。残ったのが、女性の衣料、化粧品、惣菜を中心とする食品などで、価格帯も専門店より高く、品質で勝負する戦略に切り替えました。景気回復とともに、百貨店は息を吹き返しました。

 レストラン(高級な店、専門料理の店は別)でも老・壮・青の各層が入っている方が、落ち着くと言われます。若者だけの集まる店は雰囲気がすさむ傾向があります。高級なレストランは子供や赤ちゃん連れは断るほど、雰囲気を大事にしています。これを許すと、常連客は去っていきます。雰囲気も価格の中に入っていると考えています。

 キタもミナミも百貨店を中心に競争がヒートアップしています。同じ類の店が集まった方が集客力が高まると言われます。その証拠にキタ新地にあれほどの飲み屋が集まると、共倒れになると思われますが、逆なんです。ハシゴがしやすくシナジー効果がでます。百貨店や専門店が多く集まる街の方が、集客力が高まります。今後、キタ、ミナミ、さらにそれぞれの業態の店がどうなるのか注目されます。

 ところで○I○Iなんばマルイは元映画館の南街劇場跡に新たに建てられました。この南街劇場は日本で初めて興行映画を行ったところです。フランスのリュミエール兄弟が発明したシネマトグラフを第10代大阪商工会議所会頭稲畑勝太郎氏(稲畑産業創立者)が留学先(京都府が派遣)で知り合ったリュミエール兄弟から日本での興行権を得て、南街劇場で上映したのです。

 そのことを劇場のオーナーであった阪急創業者の小林一三氏が記した碑文が1Fにありましたが、建物の8〜11FのTOHOシネマズなんばのマルチスクリーンに移設されたのでしょうか。映画を見に行ったら、確認したいものです。映画史にとっては歴史的な場所ですから、こういうものは大切にしてほしいと思っています。


●11月3日(金)奈良・富雄の霊山寺

 今日は朝の5時から正午までパソコンの前に座って、仕事をしましたが、ふと思いたって、奈良の霊山寺(りょうせんじ)の秋バラを見に行きました。自宅からクルマで約30分でした。
 
 このお寺には本格的な(京大農学部造園科の指導)バラ園があります。バラは春と秋に咲きます。秋バラ展が11月7日まで開かれています。
 初めて行きましたが、お寺もなかなか風格があっていいですね。ヤマガラが近くまでやってきましたので、撮影できました。

 霊山寺のHP=http://www.ryosenji.jp/index.htm
 TEL:0742−45−0081
 バラ園の入園料は大人600円、駐車場(無料)あり

 【バラ園のバラの花を接写で撮ったものです。違った美しさを感じてください】


【アンネの想い出=ベルギー】



【ベテーブフライヤー=イギリス】


  
【境内の木々にはヤマガラがたくさんいました。庭にも下りてきました=右】






●11月2日(木)ADR(裁判外紛争解決手続)

 10月に名古屋で友人の息子さんの結婚披露宴で同席しました参議院の森元恒雄氏からHPの紹介とメールが届きました。さすが、政治家ですね。

 森元氏については初対面で存知上げませんでしたが、これまで弁護士の方々に裁判員制度やADR(裁判外紛争解決手続)を取材していましたので、メールの内容には関心があります。ご参考に、森元氏のメールとHPを転載します。
 企業でも個人でも民事裁判の場合、ADRで解決した方が時間や費用の面で助かると思います。

 【ADR(裁判外紛争解決手続)】
 このメールは、岡田okada007@sea.plala.or.jp 宛てにお送りさせていただきました。  
 参議院議員 森元恒雄

 ADRは、未だ馴染みの薄い言葉ですが、仲裁、調停、あっせんなどの裁判によらない紛争解決方法を広く指します。
 平成16年、裁判外紛争解決手続きの利用の促進に関する法律(いわゆるADR法)が制定され、来年4年1日から施行されることになっています。

 ADRには、裁判所のほかに行政機関や民間が行う多様な形態のものがありますが、わが国ではこれまで裁判所の調停を除いて必ずしも十分利用されていないきらいがあります。

 それは、民間のADRに関する情報が不足しており、利用に不安があること、民間のADRには時効中断など利用の支障となる制度上の制約があることに原因があると考えられています。

 ADRは、裁判に比べ紛争の実情に即した迅速な解決を図ることが可能であり、ADRを利用しやすくすれば国民が紛争解決手段を選択する幅が広がり、国民の権利利益の適切な実現に貢献するものと期待できます。

 しかし、ADRに関する権限を適正な業務ができない者に与えると、かえって国民の権利利益を保護できないことになりかねません。そこで、民間の事業者が行うADRについて、その業務の適正さを確保するための一定の要件を定め、国がこれに適合していることを確認(認証)することにしています。

 ADR法が規定する認証の基準は、紛争を解決するに当たって和解の仲介を行うのにふさわしい者を選任できること、法令の解釈適用に関し、専門的知識を必要とするときに、弁護士の助言を受けることができ
るように措置していることなどが主なものです。

 現在、弁護士をはじめ、司法書士、社会保険労務士、土地家屋調査士、行政書士、税理士、不動産鑑定士などの法律専門職の団体が、認証取得に向けて準備を進めています。 このうち、行政書士、税理士、不動産鑑定士については、認証を得てADRの実績を挙げることが、今後自らがADR代理権を取得する上で
重要な意味を持っています。

 わが国でADRが今後どこまで定着し、活用されるか。それは各ADR機関がどれほど紛争解決に当たって国民の期待に応えることができるか否かにかかっています。各ADR機関が専門とする部門でその実力を
発揮し、紛争当事者が安心して紛争解決の仲介を任せられるだけの信頼を得ることが、何より肝要であると思います。

 なお、民間の事業者が認証を受けると(1)報酬を得て和解の仲介業務を行うことができること、(2)時効が中断すること、(3)訴訟が並行している場合、訴訟手続きを中止することができること、(4)訴えの提起の条件としての裁判所の調停は不用となることなどの効果が与えられます。


                    参議院議員 森元恒雄


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☆参議院議員森元恒雄事務所☆
〒100-8962東京都千代田区永田町2-1-1参議院議員会館325号室
TEL 03-3508-8325  FAX03-5512-2325
ホームページ
http://www.t-morimoto.com/
メールアドレス
tsuneo_morimoto01@sangiin.go.jp

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●11月1日(水)水墨画、講演
【大商会議室で講演するシカゴ・コミュニティ・トラストのメザーニー専務理事】

 今日は朝から出かけました。水墨画をJR大阪駅27Fのギャラリーに観に行きました。水墨画のカタクリの花をはじめて見ました。
 次にヨドバシカメラで1GBのメモリーを購入。メモリーによって価格がかなり違います。それでも高いですね。プリンターのインクといい、メモリーももっと安くならないかと思います。今度、中国製のもので試してみたいと思っています。

 そのあと、インタビューの事前取材でレクを受けました。
 午後からは大阪コミュニティ財団創立15周年記念のシンポジュウムを聞きに行きました。以前、取材していたので案内を受けたときには、ぜひ、聞きたいと思っていました。シカゴ・コミュニティ・トラストの専務理事の基調講演など、内容のあるシンポでした。

 アメリカ社会では寄付行為で創られている財団の支援を受けたNPOなどが、行政の行き届かない面を補っていることが分かりました。「こうした活動がなかったら、アメリカ社会はもっとひどい格差社会になっていました」とテリー・メザーニー専務理事は話されていました。
 日本のいまの社会を見ていますと、アメリカを追随してNPOなどの支援が必要な社会がくるような気がします。




11月の日記