●シオン = 紫苑(キク科、全薬工業のHPから引用)
シオンという名は美しく響く。球根から育てるようですが、いまだに園芸店で見つかりません。10月の花だと思いますが高地の庭にはいまも咲いています。
写真のシオンは金剛山で撮った(10月)ものです。
平安時代にも薬用として栽培(HPから)
中国、朝鮮半島、シベリアなどが原産の多年草。キク科。草たけは約2mにもなります。花期は長く、茎の先端部に咲く淡紫色の花を秋いっぱい楽しめます。
生薬としては、根茎と根を乾燥したものを紫宛といい、漢方では鎮咳、去痰、鎮静薬として用いられます。日本でも平安時代には、薬用で栽培されていた記録があり、古い時代に薬草として渡来してきたようです。
また、鑑賞用としても親しまれ、九州や中国地方の山野には、野性化したものがみられます