ロビンエンジン

 汎用エンジンの名機 ロビンエンジン。 我が家で現役大活躍のエンジンだが、最近かかりが悪いので早速得意のバラシが始まった。 
 このエンジンはエンジン形式の中でも最も古いとされるSV形式(サイドバルブ)で、ポイント点火方式だ。 SV形式はピストンのサイドにバルブがあるため、燃焼室が大きくなり圧縮率が低い。 これにより、回転数は上がらず馬力が出ない。
 でも、農耕用であれば3.5馬力1800回転は十分だ。 このクラスのエンジンはオイルさえきちんと交換していれば、何十年ももつ。 実際このエンジンも30年以上使用している。
  

 プラグの。火花が弱いため、電気系統が原因と思いフライホイールを取り外した。 大型のプーリー抜きがあれば簡単に取り外すことができるが、その「プーリー抜き」がなかったので、長いボルト3本と角材を使ってなんとか取り外すことができた。 家の柱の余りでもある角材(9cm*9cm)に3箇所の穴開け、長いボルトを通し、外側のボルトの頭をフライホイールにかけて、真ん中のボルトで軸を押す格好で、プーリー抜きと同じ原理になる。

 中はこの通り。 白いプラスチックケースの中にポイント(本名:コンタクトブレーカー)が入っていて、あとは黒いコイルとその下にある小さいコンデンサ。 なんとも単純。

 これがポイント。 軸の最大盛り上がった部分に接しており、最大開いた状態だ。 ポイントの下側の接点はまだ健在のようであるが、バネ側の接点の減り具合が良く解らない。 なんとなく薄くなっているような気がするが、まだ大丈夫そうである・・・・・。    とりあえず接点間隔を0.4mmで固定した。  このエンジンの適正な接点間隔は解らないが、普通であれば0.3〜0.4mmとか、0.4mm〜0.5mmと言うようであるので、その中間を取って0.4mmとした。

 コンデンサを計ってみた。 結果はこの通りOL(オーバーレンジ)、計測不可。 安物テスターで計測は無理と言うことか?。   この後、本体から取り外してコンデンサを確かめたところ、底の部分に「.25」の刻印があった。 あらためてテスターで計測したところ、「250.5nF」を示した。 マイクロに直すと「0.25μF」だ。 この値が正解なのか、間違いなのかは検討も付かないが、刻印はこの「0.25μF」を示しているに違いない。 かってにそう思い込んで、組み立て直しリコイルスタート。 何度か引っ張っているうちに「ババババーン」とかかった。 電気系統には大きな問題は無かったようだ。 後は燃料系統か?。

 次はキャブ掃除をしよう。 老体にムチ打って、まだまだ元気なエンジン。 まだまだ使えそうだ。

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