LEDランタン その2
 

 電気の無い頃はランプで明かりを取って生活したことだろう。 基本的なランタンの構造は、燃料タンクが下に付いていて、その燃料を燃やした光りが暗闇を照らしてくれる。 この赤っぽいランタンの明かりが、キャンプでは雰囲気を一層引き立ててくれる。 なぜか、人間が素直になれる一瞬なのだ。

 そして、その時代に戻って生活してみたくなった文明人が様々なランタンを作ってきた。 
カートリッジガスを使ったもの、ランプ構造をしながら電池を使ったものなどある。
 しかし、どれも上と横の光である。「俺はここでキャンプしてるぞー」と言わんばかりに明るく眩しい。
 俺はこの文明のランタンの光が嫌いだ。 ランプの「足元が見えない」のだ。 かわいい彼女の顔を見てボーっとしているのはいいかも知れないが、今の俺たちに必要なのは、ブルーシートの上に散らばっている、鍋や食器、そして酒の入ったマグを照らす光のみ。 光は太陽のように頭上にあって、地面を照らすべきと考えている。

 いかに金を使わず、環境にやさしく、静かで合理的なランタンは今のところこれしか無い。
百均電燈にLEDを自作。 捨てられている単三電池を集めて、最後の最後まで使い切る。 火は使わないのでCO2は出ない。 京都議定書を尊重し地球温暖化対策に貢献する。 眩しいほどに明るいが、下に向いた光は回りに迷惑をかけず、虫も集まらない。 ガスが燃える音もしない。 
 安全・小型・軽量・安価・無公害、その他何が言える?。 

 頭上に紐を張り、ランタンをぶら下げる。 テレビで見るスタジオのように、何個ものライトを様々な角度で照らす。 微妙な角度調整にちょっとコツがいるが、快適・快適。 

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