草刈機　最低最悪のアクセル

　作業中、転倒で手を離したら刃が止まると言っているが、そもそも、作業中ハンドルから手を離したり、転倒は絶対あってはならないことだ。　もし手を離したとしても回転はすぐには止まらない。　これが安全機構とは馬鹿げた世の中だ。机上論で決めた安全装置としか思えない。　車のセンターメーターと同じで危険極まりない絶対に作ってはダメな装置だ。

　エンジン回転数を一定に保つためにレバーを常時押さえつけて作業しなければならない。　グリップを強く握っていないと回転数が不安定でイラついてしまいとても疲れる。
　２時間ほど使ったら手がしびれている。　白狼病状態だ。　次の日、手がむくんでいた。この機構では指に神経が集中しているため、事故を防止するどころか事故発生を助長してしまう恐れがある。

　問題の原因はアクセルが軽く戻しバネがあるため、一定回転を保持するのが困難であることだ。　そこで改造。
　何のことは無い。　分解して戻しバネを取り外し、レバーの動きをスムーズにするため回転部分にグリスを塗った薄いワッシャーを挟んでみた。
　レバーは少しの力でスムーズに動き、回転数を自由に固定でる。
それと、グリップに厚さ５ｍｍほどのスポンジを巻き、輪ゴムで押さえつけてみた。
エンジンから来る振動を軽減でき、なかなか快適な草刈機に改造できた。
安全とはムダな神経を使わず作業に集中できることが第一条件ではないだろうか。