草刈機(刈払機)の修理

 草刈の途中で木の根っこに当たったら、急にエンジンが高回転した。もしやクラッチがいかれたかと思いばらしてみたら、何処にも異常が見つからない。遠心クラッチは正常にも拘わらず、力が円盤に伝わらないのだ。
 

中を見ると、メインシャフトが入る部分のスプライン(ギヤ状)が全く消えてしまっている。ツルツル状態だ。そこで、このクラッチドラムを交換することにした。この写真はEリングを取り外した状態だが、このEリングの取り外しに一苦労。リング外し用の工具を準備したものの、なかなか外れない。仕方なくマイナスドライバー2本を使って、無理やり取り外した。
 

これがクラッチドラム。エンジンの回転を上げると、中のクラッチが遠心力によって広がり、エンジンの力をメインシャフトに繋げる部品だ。右側に突き出た部分の中がギヤー状(スプライン)になっていて、メインシャフトが中に入るようになっている。

スプラインは全く見当たらない。ツルツル状態だ。原因不明だ。

クラッチドラム。クラッチが当たった所は磨いたように光っているが、当たっていない部分のは錆びがみえる。ドラムが均一な円筒になっていないためと思われる。

ドラム内径 54mm

ベアリングが当たる部分の外径10mm

左が新品。 価格は2500円程。 古い方は軽量化のためか空隙があるが、新しい方はそれが無い。なんとなく丈夫かなと思える。

壊れたクラッチドラムを取り外す時リングが変形したので、それも一緒に注文した。50円くらいだ。

新しいリングは横から入れないで、上から滑らせるように入れていくと、カチッと止まる。これで修理完了

 修理工程をまとめると、@エンジンと竿接続のネジ1本をゆるめて竿を取り外す、Aクラッチが入っているカバー部分のネジ4本を緩めるとクラッチドラムが入っている部分と本体が分かれる、Bスナップリングをマイナスドライバ2本でこじ開ける。特に特殊な工具は必要としない。たったこれだけ。 10分もあればクラッチドラムを交換できる。 

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