草刈機・刈払機エンジンへの提言

 草刈機・刈払機のエンジンは非常に合理的に出来ている。 エンジンに関するすべての機能の他クラッチ機能までコンパクトに収められている。  最近の農業機械ではこの機能を上手く使い、人間にやさしい新しい機械が色々開発されている。 しかし、これは機械メーカーが高額な投資の元で行っているものであり、我々一般人が知恵があっても新機能の機械製作の実行までには至っていない。
 これは動力を簡単に取り出せないことにある。 もし、汎用エンジンのようなプーリー構造や、モーター軸のように外部で動力を取り出せる機能があったら人間の知恵は無限に広がってくると思うのだ。
 そのためには、PTO構造の標準化にある。 もちろんエンジンを固定する構造も必要だ。

 それから竿構造。 最近、モーター仕様の草刈機で竿を分割できるものがある。 自分も20年も前から考えていたことだ。 一般的な百姓は軽トラが標準である。 しかし、通勤帰りに草刈をしたくても、あの長い草刈機は自家用車に積めない。 助手席を倒してなら積めるかも知れないが、ガソリンの臭いで中毒になりそうなのだ。 これが分割できてトランクに積めたら最高の効率が良くなる。  エンジンメーカーも早く実現して欲しいものだ。 できれば、釣竿のようにスライドして任意の長さに調節が出来たらよい。

 それと、ギヤヘッド。 人間が作業しやすい角度として作られているが、まっ平らな場所での草刈作業しか考えられていない。 畦畔の上に立って、下側の田んぼの法面の草刈ではこの角度がとても邪魔になる。 畦畔の上に立つと体の重心線と斜面が直線に近くなり、チップソーと斜面を平行にできない。 ベルトを外して竿を両手で持って作業している人をみかけるが、この角度が邪魔しているからだ。 また、逆に水平な場所に立って、正面の急斜面を刈るときにはもっと角度がほしくなる。 機械開発メーカーの人間なら、人から話をきいて設計するのではなく、設計と開発を並行しながら様々な条件の中で長時間作業して開発を行うべきだ。 
 草刈機のハンドル右グリップにはアクセルが付いているが左側は空いている。 これを直交ギヤヘッドにし、根元にユニバーサルジョイントを付けて、左手で角度調整ができるようにできないものだろうか。

どれも簡単な構造で解決すると思う。もしどこのメーカーも考えていないのなら、自分で特許申請するしかないが、金も暇も無い。このページを見たメーカー関係者が実用化してくれるのを待つだけだ。 貧乏百姓は環境と自然を守り、自分の体力と限界の中で、最小限の費用で最大の効果をあげることしか考えていない。 そして、楽して長生き。

 いま考えているのは
 @ エンジン丸鋸、それも薪切用。 エンジンフルパワーで直径60cm転程度の大きな丸鋸を回すことができないか。
  昨年まではチェーンソーで切り刻んでいたが効率が悪い。 それと鋸くずが散らばり、後始末が大変。
  その点、移動可能な薪切台があったら一気に解決する。

 A ブロワー。 それも、バキューム機能により枯葉を集めて堆肥を作るため。 コンパネで密閉箱を作り、バキューム機能により道端に落ちている枯葉を集めるのだ。 11月ともなると、街路樹の周りは枯葉だれけとなり、スリップ事 
 故が心配される。そして、側溝に詰まり大雨時に床下浸水の原因にもなる。 これがあったら町内の老人達は泣いて喜ぶだろう。 家にある掃除機とダンボール箱で実践してみたが、小さい葉っぱであれば充分吸うことができた。
 軽トラに発電機を積んで電機ブロワーを工夫したら可能ではあるが、発電機はない。 ブロワー単体ならなんとか自作できそうだ。 自動車のラジエターファンも考えたが力が無さそうだ。 最近、草刈機のアタッチメントブロワーが発売されているようだ。ギヤヘッドの角度が直角になったらが使えそうだ。 

 B エンジンリヤカー。 運搬車は様々考えられているが、どれも納得できない。 自分流の運搬車を作りたい。

 C ついでに、全自動暗渠堀機。 最近始まった民主党政権の新しい施策では米の補償しか考えられていないが、百姓は米だけではない。 水田を畑化した場合は、地下水排除が問題になってくる。 そこで、草刈機エンジンを使って全自動(ほったらかし)にして、自由自在に暗渠を掘りたいと考えている。 それも、自転車のチェーンを応用してだ。  
 暗渠排水は深さや幅はそれほど問題にならない。 ほんの数ミリの幅の隙間さえあれば水は隙間を縫って低い所に流れていく。 その水道(みずみち)の密度が問題になるのだ。 補助金を使っていくら立派な暗渠排水をやっても、この水道(みずみち)が無ければ、全く効かない暗渠となってしまう。 
 暗渠排水の最大の効果は、作物の根近くの滞留水をいかに早く排除できるかにあるのだ。(H21.11.10)
 
 D またまた思いついた。 ポンプだ。 それも超簡単な構造でだ。 塩ビ管と小さなプロペラを使うことにより、灯油ポンプと同じような構造にすることができる。 最近、災害や庭の水まき用に雨水を貯水している人を見かける。 もし、地震で上水道や電気が不通になったらどうなるだろうか。 飲み水なら給水機出動で難を逃れることはできても、トイレ用の水はそうはいかない。 そこでこの貯水槽からトイレのタンクに給水できたら最高だ。 それから、低い場所にある沼などから揚水する場合など、エンジンと直交ギヤヘッドがあればDIYで自作可能なのだ。 農家ならエンジ
ンポンプを持っているかも知れないが、強力すぎるのとセットが結構面倒だ。

 E それからそれから、ゲート操作用動力。 田んぼのあちこちに小型ゲートがある。 操作はどれも手動だ。 若者なら力づくで何とかなるが、敬老会主催の現代農業では簡単ではない。 大型ゲートなら専用モーター付きや専用エンジン動力があるが、小型ゲートにはそんなものは無い。 そこで、草刈機のエンジンとPTO装置があれば何とか加工できる。 それに近いようなエンジンもあるようだが、何十万円もする。

 F その他、ジャッキの動力、ウインチ、超小型クレーン・・・・などなど。 専用品や電気物はいろいろ見かけるが小型エンジン用は少ないようだ。
 考えたら限がない。今必要なのは草刈機エンジンのPTO、短い竿、直交ギヤヘッド。

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