MCK

1500円

しかし、人は恋するもの、MCKのメンバーも恋をしてやがて結婚して子供が生れます。
そうなると、収入の不安定な、音楽活動を続けることは難しくなってきました。そこで、しばしのしばしの休眠に入ることとなったのです。
みんな音楽をこよなく愛しておりましたから、解散だけは避けたかったのです。

しかし、休眠はやがて冬眠になり、それはそれは長ーいながーい冬眠となってしまったのです。
その眠りを覚ましたのは、白馬に乗った王子様の熱い口づけだったのでしょうか?
いえいえそうではありませんでした。
この続きを知りたければ、MCK2をクリックしてください。

でもその前に、今流れている音楽を楽しんでください。
MCKアルバムジャケット

MCK

        
It is not so,tonight

Wind hits the windows. Why don't you let them open?
Between the two people,wind just about to blow.

Street gleams in blue,reflecting the windows.
Gleaming cold,is it just for now?

It could be tonight. 
It could be tonight.

Spring lasts only for the day. Evening finds winter again.

Your hair moving as I watch your back.
Their clock is just ticking away.

Tracing words,it's not such an evening.
Tracing yesterday,it's not such an evening.

You come back to yourself. I come back to myself.
This still evening must also belong to somebody.

It could be tonight.
It could be tonight.


You,to yourself, I, to myself.
I, I come back to myself.


       ラクダに乗って 
        
ラクダに乗って、思いを巡らしゃ
ラクダは時間をどんどんおいてゆく

前のこぶは明日、後ろのこぶは昨日
あいだに座るおいらは今日さ。

ひとこぶラクダが、前を横切り
こちらを一瞥してニヤリと消えた。

追ってみようか、追わずにいよか
眺めりゃヤツは砂漠の蜃気楼。

前と後ろの、明日と昨日の
ふたこぶラクダにおいらは揺られて

空は今日は笑っているから
ふたこぶラクダにおいらは揺られて

空は今日は笑っているから
ふたこぶラクダにおいらは揺られて

空は今日は笑っているから
ふたこぶラクダにおいらは揺られて

空は今日は笑っているから
あー


             パパワルツ

あの人いい人だから止めないで
私は大人だから言わないで
揺れる心とらえていたい
揺れる心についていきたい
街で見かければあなたの娘は
女でいるわ、女に見えるわ
事実だけを受け止めてパパ
だけど好きなパパ

明日も私の部屋に日が差すわ
さびしいパパの顔は良くないわ
私、置き手紙は嫌だから
こうして電話で話したい
街で見かければあなたの娘は
女でいるわ、女に見えるわ
事実だけを受け止めてパパ
だけど好きなパパ
事実だけを受け止めてパパ
だけど好きなパパ
パパ、パパ・・・


 おばあちゃんの咳払い

おばあちゃんの咳払い、メゾソプラノ咳払い
目覚まし時計も叶わない
この僕を三度で起こすもの

お袋さんもお手上げさ
小言を言いに来てみても
僕はその前に忍び足

おばあちゃんの咳払い、お門違いの咳払い
可愛いあの子も頬染めて
そろそろ失礼しますって

怒った僕にいったっけ
あの時喉が痛くて、季節外れの風邪なのよ

(間奏)

おばあちゃんの咳払い、メゾソプラノ咳払い
小春日和にこだまする、膝っ小僧に顔のせて

今日はおばあちゃん、今も、今も僕には聞こえるよ
今日はおばあちゃん、今も、今も僕には聞こえるよRURU・・・・・・
今日はおばあちゃん、今も、今も僕には聞こえるよ
今日はおばあちゃん、今も、今も僕には聞こえるよ


 
      ビハインド

夢を食いながら生きている
人の流れが止まらないWOW WOW
街の男やビルや車も女もシグナルも景色になる
オレの背中で 場面が変わる

あれは古い話さ止めよう
行きずりの恋だからWOW WOW
オレも人から見ればこの街の風景にすぎない
オレの背中の景色が変わる

ビハインド ビハインド
生きて過ぎてついてきてビハインド

道は夜になれば見つめ合う彼や彼女
WOW WOW
やがて二人は町外れの闇のなかに消える
二人の後ろで景色は止まる

風は一度吹いても 暫く
街路樹の葉は揺れるWOW WOW
オレも人から見ればこの街の風景にすぎない
オレの背中で景色は動くる

ビハインド ビハインド
生きて過ぎてついてきてビハインド


     ママウォーター
はるか母は変わらぬ
かなた水は果てなむ
川は流れ
山は入り日を誘う

高く空を仰げば
遠く林さやけく
風は過ぎぬ
道は思いを誘う

はるか母は変わらぬ
かなた水は果てなむ
川は流れ
山は入り日を誘う


    風になりたい

風になりたい、髪をなでるから。
涙になりたい、頬に触れるから。
雪になりたい、見つめられるから。
雨になりたい、そっと包むから。

優しさをひろって、きみにあげよう。
薄いピンクのヴェールにくるんで。

花になりたい、君が触れるから。
小鳥になりたい、優しくされるから。


            公園            
池に石を投げた。波紋は広がる。
恋人たちの楽しそうな声が聞こえる

そよ風が静かに、私の頬をなでる
木漏れ日のダンス、軽やかに
池のほとりの小径

休日の公園は楽しさで、
いつでも、いつでも、いっぱいだ。

子供たちの声が私を追い越していく。
小さな冒険、胸の高鳴り、
追いかけていくように。

ベンチに憩う親子、
なにを話しているのだろう?
見上げた瞳の輝き、ママの微笑み

休日の公園は、楽しさで
いつでも、いつでも、一杯だ。

小鳥たちの声が私の耳に囁く
見上げた空に羊雲
数を数えてた

休日の公園はどこまでも
ゆったり、のんびり、過ぎていく