「釜石便り」 2012年 1月
●雪の釜石(1/30)
今朝は内陸で雪が降っていたようですが、釜石は午前中少しうす雲があるものの、その後はぐんぐん青空が広がり、雲一つないほどの冬晴れとなりました。
今日は棚卸の日と言うことで釜石と大槌を回ってきましたが、途中鵜住居駅の跡地に寄って、ホームからほとんど何も無くなった駅前周辺を眺めてきました。

鵜住居駅があったところから駅前、そして恋の峠方向を望む。
恋の峠まで見通せるほど、建物がなくなっていました。
鵜住居駅は昔は根浜海水浴場の最寄駅と言うことで、夏場は本当に賑わったものです。
汽車が止まると多くの海水浴客が下車し、ぞろぞろとアリの大群の様に鵜住居川沿いを歩いて根浜に向かいましたが、本当に大名行列のようでもありました。
駅前の冨乃家食堂でよくうどんを食べた事もいい思い出です。

1/25の雪の市街地を撮った夕方、釜石駅の夜景を撮りに旧国道へ。
夜景撮影の場合、土日は事業所が休みで明かりの数が少なくなるので夜景不向きです。
撮るなら週日ですが、右のシープラザの定休日は火曜日なので、いつもそれ以外の日に撮影します。
でも山田線も三陸鉄道も不通のままなので、本当に寂しい夕刻の釜石駅です。

1/22は今季最高の積雪となりました。
とは言っても10cm程度でしたが・・・。
まだ暗い夜明け前に出発して、夜明けとともに撮影開始です。
傘を忘れてしまったので、雪まみれになって撮影です。
最近、歳を取ってよく忘れ物をしてしまいます。
今回は傘でしたが、この間の夜景では懐中電灯を忘れてしまいました。
暗い山道をとぼとぼ一人歩いて下ってきました。
雪が降り続いていたので、遠くの仙人大橋が霞んでしまいましたが、これもまたいいものです。
釜石の雪は解けやすいので、次々撮って回らないと、すぐに解け落ちてしまいます。

仙人峠の次は大橋駅の雪風景。
午前7時13分に上り・下りのすれ違いが見られます。
ストロボで雪をメルヘンチックに写しこみました。

仙人峠・大橋駅の帰りには甲子町関沢の国道から雪の甲子川を。
新緑の頃もきれいですよ!。

関沢の甲子川の雪風景。

大平プールの横から雪の日の大観音。
枯れ木に花が咲いたようです。

鵜住居川(橋野川)の雪風景。
鵜住居川の上流は橋野川となりますが、この清掃工場の上流からいい撮影ポイントが連続します。
降る雪をストロボで。

橋野川の雪風景を撮っていると、木の枝から雪の雪崩がどどーっと!。

杉と広葉樹、そしてヨシとのコラボです。
●写真集「釜石四季彩」(1/29)
今日の釜石は快晴でした。
1週間前は今年は雪も無く、暖冬と書いてしまった途端に雪が二回降り、気温も厳冬時期に逆戻り。
先週は天気はいいものの日中でも氷点下の真冬日の日があり、久しぶりに厳寒と思うほどの冷え込みでした。
おかげで私のアパートの水道管も、ついに凍ってしまいました。
さて、今日はようやく写真集「釜石四季彩」の制作依頼を印刷会社の方に発送しました。
2004年に発刊した写真集「釜石」が完売となり、その後は皆様から増刷・復刊の要望をいただいておりましたが、お応えすることなく今日まで来てしまいました。
写真集「釜石」を発刊した頃は、学校の統廃合やニチイ・橋上市場の閉店などが続き、閉塞感漂う中、何とか釜石の美しい景観を紹介して明るい話題をお届けしようと思い発刊したのですが、正直な話、この写真集が私の最初で最後の写真集のつもりでした。
当時写真にも少し飽きてきて、写真家を近い将来やめる予定で、お世話になった印刷会社への最後の恩返しの意味合いもありました。
この写真集「釜石」を復刊させるに当たり、従来の写真に加え、以前の街並みの写真も少し追加し、名称も「釜石四季彩」に変更して復刊させる事にしました。
今回掲載の以前の街並みの写真は、津波で流され、数か月かけて見つけ出した、家を流された方々にとっても貴重なものです。
残念ながら鵜住居と両石は見つけ出すことができませんでしたが、嬉石や平田、小白浜、そして海水浴でにぎわう根浜を写真集に掲載、釜石の記録として残したいと思います。
写真集「釜石」と内容がさほど変わらない写真集「釜石四季彩」ですが、私のフイルム時代最後の写真集として3月に発刊いたします。

2004年発刊の写真集「釜石」。
完売となっていましたが、今回、内容はほとんど一緒で街並みの写真を少し追加した復刻版、写真集「釜石四季彩」を3月に発刊します。
今年は復興元年、釜石のすばらしい自然景観を知り、復興へ向け歩みを進めましょう。

25日も雪が5〜6cm積もりました。
朝には雪も止み、青空となったので、さっそく旧国道へ。
八幡様の裏山に登らせてもらい、大渡橋から釜石駅周辺にかけてをパチリ。
高炉があった所には新日鐵の火力発電所、かつては夢を抱いて多くの人が渡って来た大渡橋、この風景は私の好きな風景です。
大渡小学校時代の写生会では、必ずこの組み合わせをみんなが描いていました。
川からは湯気が上がり、寒さ厳しい釜石でした。

25日の雪の釜石駅構内とシープラザ。
遠くに五葉山と愛染山の雪景色。
製鐵所と釜石ガスのガスホルダー、この風景、まさに釜石です。
山田線がずっと不通のままなので、少しさびしい釜石駅です。

天神町の宝樹寺・鐘つき場付近から雪の釜石。(1/25)
どこまでも青い釜石の青空に向かって、威勢よく煙を放出する新日鐵火力発電所。
こちらまで元気をもらえるような気がします。
グリーンネットと足場が組まれている水色のビルは、写真の先輩・菊地写真館さんのスタジオです。
写真を撮っていると、初対面にもかかわらず、宝樹寺の住職からお菓子をいただいてしまいました。
お菓子に弱い私ですが、本当にありがとうございました。
やはり早起きは三文の徳でした。

避難道路から釜石市街地(1/25)。
手前側は津波の爪痕がまだ残っていますが、この海・山・川に囲まれ、光り輝く青空を見ると、「釜石の未来は明るい」と感じてしまいます。
釜石の青空は本当にどこまでも青く澄んで、心洗われるようです。
冬の青空を見ると、フォー・クローバースの「冬物語」や奥村チヨの「北国の青い空」をつい歌ってしまいます。
一人歌っている最中に、通行人とばったり会うことがあり、おしょすぐなる(=はずかしくなる)時もありますが・・・。
●冬の釜石の滝(1/20)
今日の釜石は午前中曇りでしたが、午後は小雪が霧雨の様に降りました。
今年は雪どころか雨も少なく、このところ通っている滝の写真も、水量が少ないので氷の量も少なく、いまいちといった感じです。
また寒さを出したくても回りに積雪もなく、暖かな冬を感じさせます。
毎年1月の今頃は、冬の釜石の滝撮影をしながら、山歩きを楽しんでいます。
13日の鷲ノ滝に続き、17日は水海川上流にある「千丈ヶ滝」、19日は片岸川上流の「紅葉滝」を撮りに行ってきましたが、静かな冬の滝で、身も心も引き締めて、リフレッシュしてきました。

17日は水海川上流にある「千丈ヶ滝」へ。
大渡の旧国道を通って行きますが、鳥ヶ澤隧道を抜けて降りていくと「女遊部(おなっぺ)」があり、ヤマメや鮎の養魚場もあります。
この日養魚池は空っぽで、寒々とした氷の光景が広がっていました。
街に近いのに、この自然豊かな異次元空間には心惹かれます。

養魚場から水海川沿いの林道を2qほど進むと、左手に神社のある広場が見えてきます。
ここは昔の遠足コースにもなっていて、私も一中3年の時の遠足で、ここに来たことがありました。
また子供の頃はよく父に連れられ、兄と一緒に来た思い出の場所でもあります。
父と兄は渓流釣り、私は虫取りやオタマ・サンショウウオ採りで、家に車も無かったので遠くにも行けず、ここに来るのがすごく楽しみでした。
渓流釣りのさおは、竹藪の竹を切って使っていました。

神社を過ぎると左手に炭窯?らしい構造物が見えてきますが、この対岸に「千丈ヶ滝」の起点となる山道があります。
この林道をさらに進むと道がかなり掘れていますので、普通乗用車はこの周辺に置いた方がいいかも?
千丈ヶ滝の最初の滝「一ノ滝」だけを撮るなら、ここから更に400m進んで、山火事注意の看板から入ります。

炭窯の脇、川の向こうには山道がありますが、ここが千丈ヶ滝の「欲張りコース」のスタート地点です。
この山道を登って途中から二又を下ると千丈ヶ滝の最初の滝「一の滝」へ、もとの道にもどって滝越えすると、別な滝を見ながらつららに到着します。
そして川を渡り、斜面を頂上付近まで登ると「千丈ヶ滝・奥の滝」へ通じる山道に出ます。
この辺は、たくさんの山道があちこち走っていますので、探検気分を味わえます。
春から秋までは熊の心配がありますが、今は熊も冬眠中、山道探検は冬ならではの楽しみでもあります。

林道を車で進むと、炭窯から約400m地点に山火事注意の看板がありますが、ここが「千丈ヶ滝・一の滝」の最短コースの入り口です。
沢を渡って2〜3分で一の滝に到着です。

山火事注意の看板の右側には、「千丈ヶ滝↑」と赤字で書いた岩があります。
乗用車でもなんとか来れますが、初心者や女性の方は炭窯あたりまでに車を止めて歩いた方がいいと思います(車高の高い四駆なら別)。

「千丈ヶ滝・奥の滝」だけを撮るなら、山火事注意の看板から更に200mほど進むと、左手に登り口が見えてきます。
この周辺には、駐車スペースが数台分あります。
でもここまで来ると、普通乗用車では車の底を何度かぶつけてしまいます。

「千丈ヶ滝・一の滝」です。
写真中央下の岩の所には、正月の幣束が立ててありました。
滝つぼの左側には山道がありますが、滝の上でストップです。
この滝より上流に行くには、炭窯の所から来る山道が左側かなり上を走っていますので、一度下流側に戻るように山の中を上に登れば合流します。
左側斜面を一気に上まで行けない事はありませんが、この縦走は急傾斜でかなりきついです。

「千丈ヶ滝・一の滝」を近くから。
周りは急傾斜の岩盤に囲まれているので、渓流を一直線に登るのは無理です。
※氷の撮影では、PLフィルターは氷のテカリや氷そのものが消えてしまう時があるので、使用は遠慮した方が・・・。

一の滝の上には別な滝が・・・。
この滝の上の斜面にはつららがあります。
奥の滝までは小さな滝がたくさん続いています。

つららです。
雪も無いのでちょっと殺風景な感じが・・・。
次は川を渡って斜面を頂上付近まで登ると、次の写真の山道に出ます。

「千丈ヶ滝・奥の滝」へ向かう山道。(来た道を向いて撮影)
山の上、かなり上を通ります。

「千丈ヶ滝・奥の滝」付近の山道。(下流向き)
去年は雪景色でしたが、今年は晩秋な感じの落葉風景。
落葉の深さはひざ上の所もありました。
あのくいは山道ですが、力をかけると、ぐらぐらして危険です。

「千丈ヶ滝・奥の滝」。
落差20〜30mはあるかと思われる、落差では釜石一かも?。
天空から落ちてくる様はまさに「千丈ヶ滝」、この山の頂上は犬頭山です。
ただ水量も少なく、雪があれば良かったですが・・・。

千丈ヶ滝・奥の滝をアップで。

19日は片岸川上流にある「紅葉滝」へ。
片岸川と言っても唐丹からではなく、甲子町坪内より鍋倉をめざして行きますが、普通乗用車の私には雪道の登り坂という難関が・・・。
写真はカーブの連続した比較的楽な所ですが、これより下は急坂の難所です。

今年は雪も少ないので、何とか鍋倉峠をクリアー!。
あの先から下りとなり、鍋倉地区があります。
雪が多い年は私の普通乗用車ではこの峠を登れず、かなり下に車を置いて徒歩で峠を越えますが、今年は雪が少なくてある意味ラッキー!。

鍋倉の途中から折り返すように左折し、唐丹町落合方向に通じていた旧道を進みます。
右は砂防ダムですが、旧道は今回草刈されていて、車で最後まで進むことができるようになっていました。
いつもは車を止めて200m歩きましたが・・・。

落合に通じる橋は崩落していて、「いにしえの道」を彷彿とさせます。
昔は車でも唐丹町落合に行けたようです。

ガードレールの切れたところから左側の山道?を進みますが、かなり危険を伴います。
特に落ち葉の下が氷や霜柱となっているので、足元を確かめながら慎重に岩盤を大回りして下ります。
すぐ下が紅葉滝です。

冬の紅葉滝です。
残念ながら雪と氷は少なめでしたが、何とか今年も来ることができた幸せに感謝です。
滝の上に護岸のコンクリートが見えるので、いつも上ぎりぎりに撮っています。

反対側に渡ってパチリ。
右上の山の斜面を大回りして下ります。
川を渡る時は、川底がぬるぬるしているので注意です。
私は三脚を杖代わりに使って慎重に渡っています。
くれぐれも川で転んで大事なカメラを水没させないように!
経験者は語る!です。

紅葉滝のアップです。
この滝は左右対称ではなく、右にずれて流れていくので、正面からは形よく撮れません。

紅葉滝はすぐ下にも、もう一つ滝がある二段滝です。
冬は特に滑り台状態なので、予期せぬ寒中水泳に注意です。
恐怖空間から平穏な暖かな我が家に戻って、いつも我が家のありがたさを実感しています。
「生きて帰れてよかったー!」
いつもそう思いますが、これでハラハラドキドキの釜石の冬の滝は終わりです。
どんとはれー!
●釜石はうっすら雪景色(1/13)
釜石は今日も晴れ。
釜石は連日好天に恵まれていますが、12日は今季一番の冷え込みとなり、最低気温は-7.9度でした。
昨晩から朝方にかけては雪も降り、市内はうっすら雪景色となりました。
内陸と違いもともと雪があまり降らない釜石ですが、さらに今年は雪の日が少なくて、雪景色を撮りたい私は少ないチャンスにフル活動!
雪は少なかったものの、なんとか今年も雪の写真を少しだけ撮る事ができました。

うっすら雪景色となった13日朝の大観音。
鵜住居川の雪景色の撮影に向かう前、念のため大観音が見える大平プール横の広場へ。
雪景色と朝焼けを期待して行ってみましたが、雪はほとんど無く、また雲一つない快晴にがっかり!。
朝焼け・日の出の写真では、やはり雲があった方がいいですね!。
旧橋野小中学校の上に見える片羽山の雌岳(左・1,291m)と雄岳(右・1,313m)。
橋野駐在所付近からこの景色は見えますが、あの山の裏は大橋です。

本日一番の目的地、旧和山入口にある「鷲ノ滝」。
前日は今季一番の冷え込みで、うっすら雪も降ったので期待して行ってみると、ガーン!
凍りすぎて、ただの壁。
しかも雪が降って氷も見えなくなっていました。
鷲ノ滝の帰りに再度片羽・雌岳を。
手前の松・杉にも日が当たってきました。
もう少し雪があれば・・・。
釜石の場合、日が昇ると雪がすぐ解けるので、撮影は時間との闘いです。

雪の鵜住居川です。
もう少し雪が欲しかったところですが、日陰は青くなってきれいなので、個人的には日影を中心に狙っています。
冬の時期、あまり好みでない枯れ野や葉を落とした木の枝は、雪化粧するとみちがえるほど絵になります。
女性の化粧に似てるかも?
くれぐれもだまされないように!

13日朝の雪の鵜住居川です。
清掃工場の次と次のカーブあたりが川の形も良くてきれいです。
今季はなかなか雪が降らないので、これが最後の雪にならないことを祈ります。
まだ雪の夜景や雪の駅など、撮るものがたくさんありますから・・・。
雪景色の写真はすべて流されたので、もう一度取り直しをしています。

鵜住居川の次は甲子町にある大畑不動の滝へ。
町にも近いので雪は少なめでしたが、何とか雪のある大畑の滝を撮る事ができました。
朝ごはんも食べてないので、本日の撮影はここで私の体のバッテリー切れ。

雪の鵜住居川撮影の帰り、北高跡地では水産加工場の建設が始まっていました。
津田商店さんと双日食料水産さんですが、被災した大槌からこちらに工場を移しました。
津田商店さんの工場はかなり大きな建物ですが、両工場合わせて300人以上がこの北高跡地の工場で働くことになります。
今後は、鵜住居北高跡地周辺に商店進出などの波及効果も出て来そうです。
ちなみにこの北高跡地は、市内で約1,000名が働くSMCの所有地で、新工場建設を予定していた場所でした。

12日の唐丹町本郷の日の出。
今の時期は、ちょうど島と島の間から出ます。
冷え込んだ朝は海から湯気が出ますよ!
今、釜石で水平線から昇る日の出を撮れるのは、ここ本郷と両石です。
花露辺(けろべ)の弁天島です。(1/12AM7時12分撮影)
黄金の海には漁船が数隻浮かんでいて、雲が多かったので、海は変化のある光り方になりました。
本郷から花露辺に抜ける山の上の旧道からは、木々の間からこの光景が見られます。
本郷の日の出を撮った後は、いつもこの弁天島を抱き合わせで撮っています。
●我がふるさとの大町(1/8)
今日の釜石は雲一つないほどの快晴日。
冬の澄み切ったきれいな青空は釜石ならでは。
冷たい風の中、このどこまでも青い青空を見ていると、釜石にいれる喜びを感じてしまいます。
今日は久しぶりに自分の自由な時間がたっぷり取れたので、大町の自宅跡に行ってきました。
私が住んでいたところは大町でも南裏と呼ばれ、大町でも石応寺に近い方は北裏と呼ばれていました。
大町南裏は浜町や只越同様、津波被害を大きく受けた地区ですが、復興計画では当初緑地帯として土盛される予定で、私たちも移転を余儀なくされるところでしたが、最新の復興計画では緑地帯は港町に作られることになり、大町の表通りから南側一帯は平均1mのかさ上げをする地区に変更となりました。
建築のいろいろな制限はあるものの、まずは移転しなくてもいいことになり、個人的にはまずはひと安心です。

大町の一番南側の裏通り角地に我が家はありました。
昔我が家の右隣に鈴木パン屋、角から左3軒目には昔せんべい屋があって、おじちゃんがいかせんべいを焼いていましたが、アイスや駄菓子も売っていたので、子供の頃はよく買いに行きました。
鈴木パン屋は大渡小学校の学校給食のコッペパンを作っていて、小佐野にも店がありました。
私の背後は中番庫でNSオカムラがあり、この裏通りをまっすぐ行くと釜石保育園(昔は釜石警察署)、青果市場、そして私の大好きな大渡川に出ます。
大渡川でのトンボとりの楽しい思い出が私の心の大部分を占めているので、当初緑地帯としてこの辺一帯が土盛されると聞いたときは、本当にかけがえのない思い出の地がまた一つ消えるのかと悲しく思いました。
でもかさ上げだけと聞いて、元気が出てきました。

私の家の跡から釜石港方向。
中央に見える3階建ての蔵は、大町のシンボル?、横屋商店の蔵です。
津波にも耐え残ってくれた復興のシンボル?です。
蔵の左側遠くに私の古巣・ホテルサンルートが少し写っていますが、二階にあった私の部屋から毎日見える風景でした。
大渡から大町・只越の表通りから南側一帯は、平均1mのかさ上げが行われる予定です。
昔はこの道をまっすぐ行くと、角から二件目には門間製麺所、酔月荘、三陸一の客席数を誇る喫茶・紫苑(のちにビデオプラザ・シエン)、飲兵衛横丁がありました。
門間さんの私より1つ上の強ちゃんとは子供の頃よく遊びましたが、麺生地をプレスする機械で、こっそりイカをのしいかにして食べさせてもらいました。
今思うと、その後麺生地を伸ばす際に、うどん・そばがイカの味になったのでは?と心配になりますが、昔の釜石人は少々のことで文句を言わない大らかさがありました。
また昭和40年代初め頃まで我が家にはまだ冷蔵庫もなく、強ちゃんから冷蔵庫で冷やしためんつゆで中華めんを食べさせてもらった時には、こんなにおいしいものがあったのかと思ったほどでした。
今ぜいたくになって、味覚貧乏になったのは本当に残念です。

我が家の2軒右隣、写真左端の塀の所は104歳のアスリートとしてギネスにも載り、全国に一躍名をはせた故・下川原孝さん(先生)のお宅があったところです。
下川原先生は裏手にある我が家前で、よくストレッチをしてウォーキングをしていた事を思い出します。
中央奥には昔の丸光デパート(後にダックシティ→ニチイ)があった場所が少し見えていますが、数年前にはホテルルートインが起工式まで行い、着工寸前で破綻してしまいました。
何年か前に「丸光デパート」をネット検索して調べていたら、千葉千枝子さんと言う方のブログにヒットし、千葉さんの実家が何と大町の下川原さん宅であることを知ってびっくり!。
千葉さんはその後ワイドショーなどにもよく出演していたので、「千葉千枝子さんテレビに出てますよ!」と下川原さん宅に伝えに行ったり電話したりしたことが何度かありました。
観光ジャーナリストで作家・大学講師でもある千葉千枝子さんは下川原孝さんの孫で、当時大町にあった釜石市民病院(青葉ビルの場所)の生まれです。
釜石ゆかりの著名人として、応援よろしくお願いします!。
■千葉千枝子公式ホームページはこちら
■千葉千枝子のビジネスブログ 観光経済最前線はこちら
■観光ジャーナリスト**千葉千枝子**旅のエクセレンスはこちら

大町南裏の中通り(大渡川向き)
左は下川原さんの駐車場、少し先にNTTビル、釜石消防署があります。
右側にはニチイの跡地や東北電力、岩手旅行社があります。
この辺も平均1mのかさ上げの予定です。
今この辺を歩く人はほとんどいませんが、昔正月の初売りの頃はこの辺は丸光デパートに来る車で指定駐車場は満車、路上駐車もたくさんあって、大町は本当に賑やかでした。
復興計画では、大町南裏に近い中番庫に、大型商業施設誘致が予定されています。
噂ではイオンが来るとか?。

大町南裏の中通り。(釜石港向き)
右端の駐車場は下川原さん、右のビルは横屋商店さん、左側には夏谷設計事務所さんと裏には同級生の佐々木表具店があります。
おいかわ歯科医院もありました。

今日は娘と甘太郎を買いに小佐野へ。
やっぱり白あんはうまいです。
今日私は二つで我慢しました。
釜石の懐かしい味「甘太郎」、橋上市場からいきがい市場と場所を変え、そして現在は小佐野の裏道で営業中です!
ちなみに私の兄の同級生のお兄さんがやっていますのでよろしくです。
ちょっと回りくどいですが・・・。

1/7は二回目の桑ノ浜へ。
光り輝く両石湾・桑ノ浜の光彩を撮りたかったのですが、6日は9時半過ぎに来てしまい太陽位置が右過ぎたので、7日に再挑戦。
今の時期は午前9時頃が上の写真の様に太陽位置がいい場所に来ます。(撮影時間午前9時1分)
太陽位置や撮影ベスト時間などを長年調べ上げた私の「虎の巻」・撮影手帳を流されてしまったので、また一から調べなおしです。
そんなわけで今は行き当たりばったり状態の撮影行です。

風があったり雲があったりで、美しい光彩が見られます。(少し青を加えています)
ちょっと太陽位置が右になってしまいましたが、寒い風に当たりながらも刻一刻と変わる美しい光彩模様に夢中になって、つい時間をわすれてしまいます。
撮影時間は午前9時37分でした。
■リンクのお知らせ
大渡の菊地石材店さんのご親戚で、中妻出身の八重垣さんのブログをリンクいたしましたので、ご紹介いたします。
釜石イルミネーションプロジェクト〜石屋ネーションプロジェクト〜
http://t.co/kTGoN8WN
●釜石よもやま話(1/6)
今日の釜石は、午前は時々日差しがあったものの、午後には曇り雪も少しちらつきました。
さて年が明け2012年になりましたが、今年は復興の年です。
釜石は今年復興に向け歩み始めますが、何よりも被災した方々が一刻も早く元の平穏無事な生活に戻れよう祈願したいと思います。
そして私も微力ながら、皆さんが「釜石便り」で少しでも前向きな気持ちになれる様に、釜石のいい所などをお伝えしていきたいと思っています。

1/6の両石湾の光彩。(少し青をかけています)
両石から桑ノ浜に抜ける高台の道路からは、光る海に紋様を描く光彩が見られます。
すっかり晴れて風もない平凡な日は無理ですが、雲があったり風があったりした方が海はきれいに光ります。
人生も同じかも?。

1/1朝の釜石大観音。
被災された方々を始め皆さんにとって、今年はいい年になりますように!。
今年は復興元年、皆さん前を向いてがんばりましょう!
大平プールの横にある広場から撮りました。
赤みのない日の出もいいものです。

12/29朝、駒木を通りかかったら川鮭漁の網起こしをやっていました。
鮭の川止めは、今まで大渡川下流側でやっていましたが、被災後は少し上流の千鳥町に近い駒木に川止めができました。
鉄橋を走るJR列車の車窓からも見えるようになりました。
ちなみにここは釜石駅の裏手になります。

大渡の薬師公園前交差点角にあった、たこやきで人気の「大正軒」が鈴子に仮設店舗を出しました。
さっそく1/4に買ってきて家族で味わって食べましたが、あのソースあんかけの味は変わらずです!。
私の同級生のお兄さんの店なので、「大正軒」をよろしくお願いします。
●2012年復興元年(1/5)
「釜石便り」をご覧いただきありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
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