「釜石便り」  2018年 5月

                                      ※写真の無断転載を禁じます。


大町広場(5/12)

今日の釜石は雨降り上がりの曇りですが、今にでもまた雨が降りそうな天気です。

このところ天気が悪く、孫が通う釜石小学校の運動会も、19日(土)から20日(日)に変更になりました。
天気も悪いので、今まで撮影した画像を調べたりして次の撮影計画を立てていますが、晴れてもすっきりとした青空があまり期待できないだけに、テンションも下がり気味。
緑がどんどん濃くなるのに、撮影が一向に進まない状況に少々イライラ気味の私です。


イオンタウンに上がる階段より、新緑の大町広場と市民ホールTETTO。(5/16)
中央に見えるのがTETTOで、そのすぐ右隣は釜石PIT(情報交流センター&ミッフィーカフェなど)、右端の黒い建物は飲食店などが入るタウンポート大町です。

この日は天気マークがずらり並んだ快晴予報の日。
朝から撮影意欲満々で撮影地に直行しましたが、霞やもやがあって青空が濁り、遠景撮影には不向きでやむなく中止。
仕方なく近距離で撮れる撮影に切り替えでした。
早くすっきりとした釜石ブルーの青空が見たいものです。


少し画角は狭いですが、上の写真とほぼ同じ場所を撮った、津波の爪痕が残る2011年4月10日の大町1丁目2番地です。

今は大町広場となり、NTTビルと元持ビル(左端)だけが残っています。
右端は我が家があった辺りですが、イオンタウン誘致と復興で民家が立ち退きとなり、一帯は新しい街並みとなりました。
現在はイオンタウンに行き来する人がここを通り、釜石一の通行人の多さとなっています。


釜石・港の風景(5/13)

今日の釜石は曇りの日曜日。
相変わらず、曇りの日が続いています。

毎年今の時期は、緑が濃くならないうちに、市街地の定点撮影とライブラリー用の写真を撮っています。
空気の澄んだ青空の日に撮りに行きますが、快晴の日ばかりでもなく、また依頼された仕事の合間に撮るので、結局秋口までかかってしまいます。
その他に、孫のスナップ撮影やトンボ・虫の撮影もあるので、年がら年中撮影となります。
いい季節到来なのに、少しくたびれ気味で、のんびりしたくなってきている最近の私です。


5/11は風が強かったものの、久しぶりに青空が広がりました。
この日を待って新浜町の山に上り、釜石港と市街地を撮りました。

グレーンセンター右横に見えるコンクリートの建物は市民ホールTETTOで、青緑色のホテルルートイン前に見えるのは、間もなく完成の只越の復興住宅です。
只越のポンプ場はまだできてませんが、中心部での大きな建物はほぼ出揃いました。
緑に囲まれた釜石市街地、愛着もあり、思い出もあり、毎年撮りたくなる風景です。


公共ふ頭には赤白のガントリークレーンがお目見えです。
初めての新緑シーズンを迎え、海の青、山の緑によく映えます。
釜石港飛躍発展のシンボルとなりつつあります。
あとはトヨタ車の海外輸出を待つばかりです。


奥に見えるのは、釜石湾をふさぐように完成した釜石湾口防波堤です。
ギネス世界記録にも登録された世界最大水深63m約2qの間に建設され、手前側が北堤で990m、奥が南堤で670mもあります。
手前はケーソンを作った泉作業基地です。

昔この泉には、海水浴場と泉観光ホテルがありました。
海員会館前から観光船リアス丸に乗ってよく海水浴に来たものですが、当時はすごい人の数でした。


新浜町の造船場より鎌崎に建つ釜石大観音です。
大観音が見える風景は、釜石を紹介する写真として一番引き合いがあるので、毎年あちこちから撮影です。
やはり新緑シーズンが一番きれいなので、こちらもテンションが上がります。


5/11の午後は、平田と尾崎白浜の間にある黒崎峠の山の中から、釜石のランドマーク、大観音を撮りました。
木々の狭い隙間から撮っているので、年々撮れる範囲が狭くなっていくのが残念ですが、大観音の背後に釜石市街地が広がっている所が気に入っています。

右に見えるガントリークレーンは別名「海のキリン」、青い海に赤白のクレーンは、新しい釜石の景観となりました。
大観音とガントリークレーンの2ショット写真、新緑シーズンを待って、ようやく私のライブラリーに加わりました。
ただ今年の新緑時期は天気が悪く、もう少し明るい緑のうちに撮りたかったのが本音です。


釜石の新緑風景(5/6)

今日の釜石は曇りです。
お昼前後は青空も見えて、天気回復かと思いきや、また曇りとなりました。
今年の春は霞がちで、すっきりとした青空もなく、なかなかいい天気に恵まれません。

さて大型連休も終わりましたが、皆様の今年の連休はどうでしたか?。
私はいつもこの時期になると、ホテルフロント勤務の頃を思い出します。

大型連休中は、観光客や帰省客でホテルが満室になり忙しい思いをしますが、休みもなかなか取れなかったので、暦通りに休める人たちがうらやましく思えたものです。
フリーカメラマンになって、休みが自由に決められるものの、連休中の祭りやイベント撮影の仕事が入るときもあるので、やはり連休は今でも気が休めません。
ただ今年の連休は仕事もなく、久しぶりにのんびりとした連休となりました。

トップページの写真は旧国道から見える鳥ヶ澤の新緑です。
平凡な新緑風景ではありますが、私にとって、大切な思い出の地です。
鳥ヶ澤には大渡から女遊部(おなつぺ)に通じる道があり、子供の頃は、連休になると父に連れられ、兄と渓流釣りによく行ったものです。
私はもっぱらオタマやサンショウウオ捕りでしたが、当時我が家には車もなく、徒歩で数q歩いて行きましたが、あまり家族で旅行することもなかっただけに、女遊部に行くのが本当に楽しみでした。

中学では遠足で行き、高校・大学時代は、今度は私が近所の子供たちを連れて春はオタマとサンショウウオ捕り、夏は虫捕りによく行き、写真と8ミリを始めた頃とも重なり、鳥ヶ澤周辺は私が青春を謳歌した思い出の地となりました。


大渡から女遊部に通じる旧国道(現在は県道)。(4/29撮影)
大渡川と製鉄所、鈴子や中妻の市街地も一望できます。
釜石を感じることのできる道路です。


駒木から千鳥町にかけては林の中を通るので、バードウォッチングなどもできます。

しんどう(新道?)とも呼ばれていた旧国道は、かつての国道45号線でした。
大渡から女遊部を通り、両石町水海(みずうみ)までつながっています。
天神町に新しい国道と鳥谷坂トンネルができたので、こちらは県道に格下げされました。

大渡小学生の頃、この先のカーブに製材所のおがくず(しっくず)が大量に捨てられ、友達大勢でカブトムシの幼虫探しに来たことがありました。
そろばん塾にも行かず、夢中で夕方まで掘って探していたので、心配した祖母に怒られた思い出もあります。

当時はヒッチハイクも流行り、友達と手を挙げて車に乗せられた事も何度かあり、当時はいい人ばかりで本当にいい時代でした。
車が普及し始めた頃でもあり、乗せるドライバーの方も、同乗している彼女の前で優しさや人格の大きさなどをアピールでき、また車を持っている優越感から自然と優しくなれたのでしょう。


旧国道には鳥ヶ澤隧道(トンネル)があります。
ここを抜けると女遊部です。
昔は国道だったので、バスもこの狭い道を走りました。

小学校1〜2年の頃、年齢が近い親戚からクワガタの幼虫が両石にいる事を教えられ、この狭い道を自転車で幼虫を捕りに行こうとした事がありました。
結局、この付近で父に連れ戻され、未遂に終わりました。


鳥ヶ澤隧道側から山を登ると、きれいな新緑がお出迎え。(4/27撮影)
下に見える道路から登るのは危険なので、立入禁止となっています。

正面の山の裏は製鉄所と鈴子です。
萌黄色、黄色、黄緑、緑、深緑と、新緑のモザイク模様の美しさに魅せられ、何気ない釜石の新緑を毎年撮っています。


4/30は避難道路に行きました。
見える町並みは、かさ上げされた浜町から只越です。
只越では民間のアパートが2棟建っています。

左下の基礎工事は、浜町に建設される復興公営住宅です。
今年度中に完成です。
この日も釜石は、霞の多い濁った青空でした。
最近は澄み切った釜石ブルーではなく、こんな日が多いです。
もやっとしたような・・・。

 
4/29は毎年恒例の大松・箱根峠(左)と仙人峠(右)の新緑撮影へ。
新緑がまだ芽吹き始めだったので、見頃になるはずの3日後(5/2)に来ることにしました。


箱根峠は5/2に来る予定でしたが、当日は雨の予報のために前日の5/1に来てみると、すでに新緑が・・・。
わずか2日でこの新緑状態に!。
このタイミングを逃すと、すっかり緑になるところでした。
ただ、この日も霞の多い日だったので、くっきり写らなかったのが心残りでした。

箱根峠の思い出として、大町に住んでいた子供の頃、近所の門間製麺所の素一ちゃんの運転する軽ワゴンで、私より1つ上の弟・強ちゃんとドライブに連れて行ってもらったことがありました。
その時はどこか分からなかったのですが、道路沿いに滝のある山奥に連れて行かれた事だけははっきり覚えていました。
それが箱根峠だった事、大人になって分かりましたが、それ以来私の思い出の地として好きな場所になりました。


箱根峠にある道路沿いの滝(2017・10/24撮影)
ここが子供の頃に連れてこられた思い出の滝。
この風景は、長らく記憶の中にだけありました。


仙人峠へは5/2に行きました。
日中は何とか雨にはならず、霞がちでしたが新緑の進み具合は待ってくれないので撮影!。
やはりもやっとした感じは悔いも残り、翌日も再撮影!の予感。


5/3は新緑が進みすぎる雨となりました。
焦りながらも雨上がりを待って、午後に仙人峠に行きました。
いつものように脚立を担いで山の中へ。

天気は撮影向きの明るい曇りで霞もなく、新緑の木々は雨に濡れてしっとり感が出ました。
昨年の台風被害の補修工事で、あちこちの道路に重機などが置いてありましたが、アップで撮らないので目立たずセーフかも?。

箱根峠と仙人峠、紅葉時期もいいですが、私は新緑がモザイク模様となる、いろいろな緑色の変化が楽しめる季節の方が好きかも?です。
連休も終わり、釜石の新緑モザイクの季節は過ぎてしまいました。



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