釜石便り  2022・11月号

                                        
※写真の無断使用はお断りしております。


石応禅寺のイチョウ(11/29)

今日の釜石は久しぶりの曇りで気温も高く、夜には雨になりそうです。

早いもので今年も残すところあと約1ヶ月。
年々月日の経つのが早く感じるこの頃です。

昨年11月から始めた連日の画像処理とセレクトもようやく終わり、28日からは最後となるインデックスプリント作りをしています。
震災で失った膨大な数の釜石の写真も、それらを超える以上の種類と枚数になりました。
インデックスプリントはその中から厳選した一部となりますが、希望される方にようやくお見せできるようになりそうです。

今年中にはそれらの作業をすべて終えたいと思いますが、新年はのんびりゆっくり過ごせればいいなと思っています。
早く「今日は何をしようかな?」と思えるような日々が来るのが楽しみです。


11/22は大型貨物船が南桟橋に入港していたので、冬の時期恒例となった釜石港の夜景を。
この日、TETTOの壁面照明は紫色でした。


11/24は大渡川より火力発電所の工場夜景を。
川面に映る夜景もきれいです。
火力発電の場所は、かつて高炉があった所です。


11/26は石応禅寺山門前のイチョウを見に。
山門右にもイチョウの木がありますが、こちらはすでに散っていました。
この日は風が強く、イチョウの葉もだいぶ吹き飛んで散っていました。


イチョウの木を逆光でも。
釜石ブルーの水色とイチョウの黄色、この色の組み合わせもきれいです。


SL銀河(11/21)


今日の釜石は雨が降っています。
雨量は少ないのですが、昨日から降った雨は今月に入って初の雨だったような?。

釜石の紅葉も終わり、寂しさ色の山が多くなってきました。
いつも紅葉が終わると冬の夜景撮影までの間、撮るものがなくなって1年を振り返ったりする、これまた別な意味で楽しみな時間がゆっくり流れます。

今日も8時過ぎからメールチェックで迷惑メールの削除から始まり、今まで撮った画像チェックや独り反省会、来季の撮影計画など、少し甘いコーヒーを飲みながらのんびり過ごしています。
震災後からぶっ通しで撮影してきた私のライブラリー画像の整理が終わるのも、あともう少しです。


釜石の紅葉も終わり、家にいてパソコンで画像ばかり見てもいられないので、久しぶりにSL銀河を撮りに行って来ました。
仕事では何度か撮らせてもらいましたが、撮り鉄でもないので個人的にはあまり撮ってませんでしたが、2023年春で運行終了という事で行って来ました。
すでに晩秋となってしまいましたが、秋の運行は最後ですから。


撮影場所は近場で人気の千鳥町河川敷。
奥は駒木の不動沢です。

あまり急坂ではないので煙は少なめですが、熾烈な撮影場所争いもしたくないので、近くて比較的人の少なめなここに。
ぽつりぽつり雨が降る中、堤防の外にも何人かいて、カメラマンはおよそ20人程度。
のんびりとしたソーシャルディスタンスな撮影風景が広がります。


撮り鉄でもない私も、いよいよ汽笛が鳴り、SLが近づいてくる迫力に思いがけず本気モードに。
この時は雨も止み、少し日差しもありました。

早いうちからの連射のし過ぎでシャッターが下りず、せっかくのドレーン(下からの蒸気排出)の瞬間も撮り逃がすありさま。
それでも背景に少し紅葉も残る大渡川の鉄橋を走るSLが撮れて、釜石の記録としては何とかセーフでした。


近づいた所では、アップで少しメタリック感や機械感を。
たいくつな日曜日になるところでしたが、今秋最後のSL銀河に少しの時間楽しませてもらいました。
やっぱり「写真は楽し!」です。


秋に遊ぶ(11/15)

今日も釜石は晴れのいい天気です。
空気も澄んで、すがすがしい秋晴れでした。


11/14は久しぶりに空気が澄んだ快晴日。
駒木の山から秋の鈴子を撮りました。
この山は11/9にも登りましたがもやがあり、すっきりとしたこの日を待っていました。

昔は製鉄所の関連施設が建ち並んでいた鈴子でしたが、現在は銀行やスーパー、大型電気店、ドラッグストア、釜石消防署などができました。。
左の5階建ての建物は、かつて岩手科学技術専門学校だった建物(現在釜石市教育センター)ですが、盛岡の龍澤学館が運営する専門学校が来年度以降にできる予定です。
中央は新しくなった鈴子公園で、手前は旧国道の紅葉です。


11/14の釜石は遠くまですっきりくっきりの市街地撮影日和でした。
山々に囲まれた中に中妻の市街地があり、秋色となった無数の山ひだもみごとです。


11/14は駒木の山から尾根道を移動し、鳥ヶ澤山頂から晩秋の釜石市街地を撮りました。
ちょうどこの日は穀物飼料を運んできた大型貨物船も南桟橋に入港してくれて、ラッキーでした。

山々に囲まれ、海と川のある釜石、最高です。
人口がもう少しあるといいですが・・・。


11/15は大平墓地公園の展望台から、秋の釜石湾と大観音を撮りました。
このところ釜石は天気がいいものの、もやのある日が多く、14・15はすっきりとした青空でした。
この秋晴れの日、カメラを持って山に入り、「秋に遊ぶ」でした。


大平墓地公園の次は裏山の枚根森山に登り、秋の釜石湾と大観音を撮りました。
青い海と白い観音像、秋色の山々、これも釜石らしい風景です。

写真の大先輩で写真仲間でもあったОさんですが、晩年までずっと釜石らしい風景を撮り続けていました。
当時私は写真コンテストなどに夢中で、Оさんとは真逆の釜石らしくない写真を撮り続けていたものです。
あまり周りを入れずにクローズアップ的な写真が多かったのですが、最近はОさんのような釜石らしい風景の撮り方が好きになりました。


釜石の紅葉(11/12)

今日も釜石は青空のいい天気です。
釜石はこのところ晴れのいい天気が続いていますが、見頃となった釜石市内近郊の紅葉を今年も懲りずに撮ってきました。
私にとって市内の紅葉を撮るのは、まさに「秋に遊ぶ」です。


11/6の釜石はすっきりとした青空が広がりました。
遠くの山々まではっきりと見え、釜石駅前の背後に見える鳥ヶ澤の山の紅葉も鮮やかで、高くくっきりとそびえていました。

製鉄所の松原門近くから見えるこの駅前の風景ですが、以前は釜石駅前の交通量の多さを記録するために撮ったのが最初でした。
当初は山をあまり入れずに、駅前の国道283号線中心に撮っていました。

秋に撮った写真から、この山の紅葉のきれいさと釜石らしさに気づき、ほぼ毎年のように鳥ヶ澤の山を入れるようになりました。


11/8はまた懲りずに鳥ヶ澤の紅葉を撮りに。
この山の頂上部分が釜石駅前から見えます。

この日は晴れから曇りとなる日だったので山に登り、曇りの鳥ヶ澤の山容を撮りました。
晴れの日には真っ黒くつぶれる左手の山肌が、曇りには陰とならずにはっきりと見えるようになります。
新緑と紅葉時季、私の好きな身近な山の風景です。


11/9には八雲神社裏手の大天場公園山中から中妻の街並みを撮りました。
ここも毎年のように撮っていますが、今年は特にSMC第5工場(右手)もほぼ完成し、街並みに加わりました。
左手の建物は、昭和園の場所に建った釜石警察署です。


大天場公園の次は駒木の山に登り、紅葉の釜石市街地を。
この日はいい天気でしたが、もやがあって、くっきりとした市街地は撮れませんでした。
空気の澄んだ日にまた撮りたい心境ですが、紅葉の見頃は待ってくれません。

右奥に五葉・愛染も見えています。


橋は五の橋、右下は八雲小学校跡地に建つ釜石中学校、中央奥がSMC第5工場です。
立派にできました。
雇用の場、どんどん釜石市内に増えてもらいたいものです。
街並みが変わるたび、釜石の記録として市街地を撮っています。


11/11は小川の奥にある日向ダムへ。
少し紅葉は過ぎていましたが、何とかセーフ。
スギや松が多いですが・・・。


ダム湖に架かるふれあい大橋です。
橋の欄干には小川しし踊りや釜石虎舞、釜石よいさのプレートが飾ってあります。
この橋を渡った奥には、かつての小川温泉があります。


日向ダムと紅葉です。
あまり人が来ないので、ひまな時はのんびり散策、いいですよ!。
今年もトンボ観察と撮影に何度か通わせて楽しませてもらいました。
また来年も!。


仙人峠と橋野高炉、そして鳥ヶ澤(11/6)

今日の釜石は朝から晴れのいい天気です。
空気も澄んで、家にいるのがもったいないくらいの釜石ブルーの青空が広がっています。

釜石の紅葉も、峠ではほぼ終わり、今は市街地周辺へ下りてきています。
釜石の紅葉名所と言えば仙人峠ですが、ここ3年ほどは秋の仙人峠を撮りに行きませんでした。
これまでずっと撮り続けてきた写真があることや、道路から仙人大橋が見えにくくなってきたことなどが理由で、行くことも無くなっていました。

ところが最近、仙人峠の写真の貸し出しや買取りが多くなり、手持ちの写真が少なくなってきたので、今年はまた改めて写真を撮りに行くことになりました。
紅葉の色付きが始まった10/21から10/29まで通う事7日間、日による色付きの変化、晴れや曇り、雨降り上がり、早朝、日中と、いろいろ撮影して来ました。
今は通ることの少なくなった仙人峠、今年は写真の勉強をしながら、思いっきり秋の仙人を楽しんで来ました。


10/29の朝8時頃の仙人峠です。
仙人トンネル入口脇にある駐車場の展望台からの撮影です。
変化のある山ひだの陰も10時頃にはすっかり無くなります。


今年の仙人峠の見頃は10/26頃からだったでしょうか?。
写真は10/29ですが、黄色の多い仙人峠です。

写真を撮る上の国道と仙人大橋の高低差は約100mもあるので、何処が見頃の時が一番いいのか悩みどころです。
仙人大橋周辺の見頃を待っていると、国道沿いの紅葉の木(写真左)が葉を落としてしまったりと、タイミングが難しい仙人峠です。


10/26は曇り一時雨でした。
曇りの日には見苦しい陰が出ず、しかも雨降り後でしっとりした仙人峠となりました。
晴れた日には右手前の山が陰となり、真っ黒くなります。(晴れた日の上の写真参照)

紅葉の写真、晴れと曇りの両方を撮る事をおすすめします。
比較することで、新たな発見があるかも?です。


仙人峠に行く時と帰りには、大橋の選鉱場跡周辺の紅葉も撮っています。
中央の山の紅葉、いつも気になって撮っています。

写真は10/27ですが、晴れた時はメリハリが付いていい時もあります。
陰を使って主題の強調ができるのも晴れた日のいい所です。


仙人峠の撮影が終わった10/30は橋野鉄鉱山高炉跡へ。
黄葉の山をバックにインフォメーションセンターを。
右の白樺も秋を感じさせてくれます。


1番の目的は貸し出しや買取りで手持ちが少なくなった秋の三番高炉の撮影でしたが・・・。
大々的に発掘調査の最中でした。


1番高炉と奥に小さく二番高炉です。
10/30はご夫婦らしきカップルが3〜4組訪れていました。

世界遺産登録後のあの賑わいが懐かしいです。
あの頃は次から次へと人が来て、人がいなくなるのを待つのが大変でした。


2番高炉と黄葉の木。
絞りを開けたり絞ったりと、静かな橋野の秋を楽しみながら、高炉跡で背景処理の勉強を・・・。


仙人峠、橋野高炉を撮った後は、市街地周辺の紅葉探しへ。

11/3は4月の「釜石便り」でもお伝えした鳥ヶ澤の山(424.7m)の紅葉を撮りに行って来ました。
ここは紅葉名所ではありませんが、見事な紅葉の山肌になっていました。
左側には千鳥町や鈴子があり、背後は小川町、この山の下は旧国道鳥ヶ澤隧道の女遊部側出口もあります。

遠くまで行かず、釜石市内できれいな紅葉を探すのも楽しいものです。


アップで鳥ヶ澤の山ひだを!。
大渡の家からも近く、山登り15分程度とすぐ行ける場所なので、山ひだの陰影の出方を見るために、午前・午後や、晴れと曇りの組み合わせなどで、ここも4日間通ってしまいました。

鳥ヶ澤周辺には千鳥町の変電所や旧国道、女遊部などもあり、虫捕り少年だった自分の想い出の場所なので、いつも心が安らぎます。
まるでパワースポットのような・・・。


トップページの写真は、橋野町にあるヨドマワリの滝です。
 橋野どんぐり広場近くの県道から2.2qの所にあり、形のいい複数の滝がみごとです。
 車はぎりぎり1台分止められますが、200m手前の瀧澤神社奥の院辺りに止めるのが安心です。


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