釜石便り  2018・11月号

                                        
※写真の無断使用はお断りしております。


鈴子から中妻(11/9)

今日の釜石は雨です。
それほど寒くはありません。
11月に入って、快晴のいい天気が続いていましたが、今週は一転して曇りや雨の日が多くなっています。

私事ですが、仕事の日は運よく快晴日に当たり、その後の画像処理の日は曇りや雨という、まさに自分にとってはうってつけの日が続いています。
外での撮影が多い私の仕事ですが、やはり写真映えするのは青空の快晴日です。
晴れの日の撮影は、自分の腕以上に写真をひときわ良く見せてくれるので、私にとって、まさに天からの恵み、命綱のようでもあります。


先週は撮影の仕事が続き、今週からは連日の画像処理。
3日連続で朝から夜までパソコン画面に向かっていたので、眼を休めるために8日の午後はウォーキングへ。
と言っても、ウォーキングでも眼を使う写真撮影となってしまいますが・・・。

上の写真は、釜石駅に向かう大渡橋に設けられた大型看板です。
ど派手に、ラグビーワールドカップ釜石開催を知らせています。


「キヤノン ラグビー ウォールギャラリー」と書いてあります。
こちらは大渡向きで撮影。


ラグビーワールドカップが、この地方小都市釜石で開催されるとは本当に驚きでもあり、いい記念となりそうです。
新日鐵釜石ラグビー部の栄光あるV7のおかげです。


釜石製鉄所の松原門付近から見える、釜石駅前と千鳥町・中妻の紅葉の山です。
あいにく曇りでパッとしませんが、毎年ここに来て、昔を思い出しながら釜石を感じています。
右上が千鳥町から登る鳥ヶ沢の山で、毎年あそこから釜石市街地を撮っています。


あの駅前から見える鳥ヶ沢の山からは、釜石がこういう風に見えます。(8/3)
製鉄所、釜石市街地、大観音、ガントリークレーンのある公共埠頭、湾口防波堤と、
中心市街地が少ししか見えませんが、この山からは釜石を表す1枚が撮れます。
まさに釜石の幕の内弁当風な写真です。


釜石製鉄所の本事務所前から見える鈴子の表通りです。
超有名店となった中村家さん、白竜さん、岩手旅行社さん、ステーションホテルさんなどの店が並んでいます。


中妻に入る五の橋から見える千鳥町・中妻の紅葉の山。
曇りのせいもありますが、今年の紅葉はあまり良くないような・・・。
八雲小学校跡地に建つ釜石中学校も少しだけ見えています。


中妻のメインストリートです。
後藤カメラさんもあります。
今はありませんが、プラモデル屋だった佐光商店さん、買いに来るのが本当に楽しみでした。
五の橋を渡ると、気持ちがはやり、自然と小走りになったものです。
あのプラモデルブームもどこへやら。


昭和園の跡地に建つ釜石警察署と沿岸運転免許センターの新庁舎です。
右側の4階建てとなる建物が釜石警察署の様です。
警察署の玄関口は東向きの様です。


八雲神社前からも釜石警察署(工事現場)が少し見えます。
写真には写っていませんが、写真左側にはかつて二中があって、解体後に釜石警察署と沿岸運転免許センターの仮設庁舎ができました。
新庁舎完成後、この二中跡地には昭和園に代わるものができるようです。



復興状況と仙人の紅葉(11/1)

今日の釜石は雲の多い晴れでした。
峠の紅葉は見ごろが過ぎ、紅葉はよいよ市街地の方に降りてきました。

ここ最近は公私ともやることが多くなり、なかなか釜石便りに取り掛かれません。
毎日のように写真は撮っていますが、UPする余裕もありませんでした。

時間のある時は妻を連れて、自分が撮影してきた所を案内しています。
9月は大槌方面が多く、いつも一人で撮影している仙人峠にも初めて妻を連れて行きました。
人生あと約20年、悔いのないよう楽しく生きたいと思っています。


10/22は仕事で釜石駅前に行きました。
ある撮影を終え、来たついでに釜石駅前を撮りました。
右が三陸鉄道釜石駅、中央がJR釜石駅です。

黄緑色の県交通の路線バスが走っていますが、西行き(上大畑行きなど)のバスは一度駅前ロータリーを回って行くようになりました。
国道を渡らないでバスに乗れます。


釜石駅前です。
左が釜石製鉄所、右が駅前ロータリーです。
昔に比べれば、製鉄所がセットバックしてくれたので、広々した感じになりました。
昔は駅前が狭く、塀と煙突がすぐそばにありました。


10/22は両石と鵜住居の間にある恋の峠の山にも登り、復興が進む鵜住居中心部を撮りました。
右側に見える線路はJR山田線で、すでに小さな駅舎も完成し、3月の三陸鉄道リアス線として開通を待つばかりです。
画面左側の道路は国道45号で、次々住宅なども建ち始めています。


10/26は、紅葉が見ごろとなった仙人峠へ。
山の中腹に見えるのは釜石鉱山の選鉱場跡です。


仙人大橋が見えるヘアピンカーブからの紅葉です。


落石シェルターからは仙人峠の渓谷美も楽しめます。


仙人大橋が見える定番撮影ポイントです。
残念な事に、年々木々が伸びてきて、高低差のある峠の眺望が楽しめなくなってきました。


10/28は只越から浜町の復興状況を見ながら、避難道路をウォーキングしてきました。
写真は只越の商工会議所前から浜町方向です。
高架橋バイパス下から浜町に向かう道路はかさ上げされ、上り坂となりました。
右には、市営ビル前にあったアベキ給油所(ポンタ)もできました。


アベキ給油所から只越・大町方向。
右角は東北銀行でしたが、今は山元さんの本社事務所となっています。


只越の避難道路入口の階段から段々になった只越の住宅地。
ゆっくりですが家が建ち始めています。
左端のブルーシートは、建設中の浜町復興住宅です。


避難道路から、かつての税関通りを望む。
こちら側は大掛かりにかさ上げされているので、税関通りは高低差ができ、寸断されました。


避難道路より、大規模にかさ上げされた地盤の上に建つ浜町復興住宅です。
間もなく完成予定です。
浜町の人たちが早く入居できるといいですね。
左の道路下は、かつての地盤です。


浜町は、かつての表通りから北側のみ高台となり、商業・住宅地となります。
表通りから南側は水産関係用地となっています。


浜町の墓所より。
復興工事はまだまだかかりそうです。


尾崎公園の階段から、復興工事が進む浜町です。
左の工場建屋は岩手缶詰さんで、道路がカーブした辺りには、丸屋商店さんやお菓子の丸賀さんなどがありました。
復興工事の早期完了を願っています。


10月5日、意を決して大槌町金沢にある幻の滝「高滝(たかたき)」に行ってきました。
高滝は大槌川上流にある折合(おりあわせ)沢にある滝で、かつては地図にも載っていない滝でした。

私が初めて行ったのが平成4年頃で、東海新聞に「幻の滝」という記事が載った頃だったと思います。
その頃は写真に夢中になり始めた頃で、当時は登り口まで車で行けて、30分ほどの山登りで高滝到着でした。
その時撮った高滝の写真は「大槌ポストカード」の絵柄にもし、大槌町の観光パンフレットや要覧などにも提供して来ました。

昨年得意先から高滝の撮影依頼が入り、25年ぶりに車で向かったところ、2016年の台風10号による大雨被害の為か、滝に向かう林道は土砂崩れで通行止めになっていて、撮影に行けませんでした。
距離にして8q、往復16qもの山道は、諦めざるを得ませんでした。
今年に入り、思い出も募り、何としても撮りたい心境になり、河川工事の中、歩きで行ってきたのでした。

県道に車を止め、小又口から歩き始めましたが、途中何か所も土砂崩れで道が埋まっていました。
河川工事が終わっても、車で行くことは無理な状況となっていました。

上の写真で分かるように、崩れた土砂が林道をふさいでいるので、土砂の上を歩いて行きます。
車は全く以って無理ですが、オフロードバイクなら乗り越えて行けそうです。


ここでも林道は崩れ、道幅約1mでは四輪車は無理です。
落石もあるし・・・。
この先も、土砂崩れや人の力では動かせない大きな落石が何か所もあり、高滝はまさに「幻の滝」となっていました。


林道は途中、右と左に分かれています。
左の道は沢の本流に沿った道、右は沢とは離れ、山の上の方に行く道ですが、沢沿いに行く道は間違いでした。
結局、高滝は折合沢本流にはなく、支流にある滝でした。
分かったふりをして行ったのが間違いでした。


県道から約7qで鳥居のある入口に着きます。
ガードレールの方向に更に上まで林道は続いていますが、もはやここまで車で来ることはできません。
高滝は完全徒歩の滝になりました。
鳥居をくぐって山道を約30分です。


大槌川上流の折合沢にある幻の滝「高滝」です。
落差は35mほどの滝です。
この日は忘れかけていた山道をロケハンに費やしましたが、紅葉となった10/25に本番撮影し、得意先に納品となりました。

鳥居のある登り口から滝までは、かつては案内看板やロープなどがあり、道もはっきりして迷うことなく行けましたが、今はほとんど道も分からなくなっています。
私も何度も道に迷い、別な沢を登ったりと、大変な思いをして疲れて帰って来ました。
行かれる方は時間に余裕を持って早めの出発を!。



トップページの写真は、五葉山と月です。

昨年11月、旧国道から松原・嬉石・大平の夕景を撮り終って帰るとき、五葉山の上に三日月が見えました。
車を止めて三脚を出している間に、みるみる黒い雲が出てきてしまいましたが、車から見える五葉のシルエットと月は、何ともきれいでした。
この右には愛染山もあり、旧国道は夕焼けなども撮れるいい場所です。



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