釜石便り  2023・11月号

                                        
※写真の無断使用はお断りしております。


かまいしの古き良き時代 ザ・昭和 〜鐵と共に〜」企画展(11/24)

今日の釜石は、晴れたり曇ったり雨が降ったりの不安定な1日です。
気温はそれほど寒くはありませんが、内陸では今夜から明日にかけて雪が降る予報です。

今日は楽しみにしていた、「かまいしの古き良き時代 ザ・昭和 〜鐵と共に〜」企画展を見に、鈴子にある郷土資料館へ行ってきました。


「かまいしの古き良き時代 ザ・昭和 〜鐵と共に〜」企画展のチラシです。
左上には昔の大渡商店街と製鐵所煙突の絵葉書、右上には呑兵衛横丁の写真も。
昭和の釜石に興味のある方はぜひ郷土資料館へ!。


鈴子にある釜石市郷土資料館です。
釜石市の歴史資料や昔の民俗資料、動物のはく製など、昭和を感じさせる物がたくさん展示されています。
今日はここに「昭和の釜石」を見に来ました。

この建物はかつて岩手科学技術専門学校の実習棟でした。


入ってすぐの企画展示室で「かまいしの古き良き時代 ザ・昭和 〜鐵と共に〜」企画展が行われています。
名店の前掛け・半纏、飲食店のマッチや記念灰皿など、思い出のお宝がありました。
テーブルの上には懐かしい釜石が掲載されている写真集や昔の広報かまいしまで。
右の壁には私の「懐かしの釜石」の写真も展示させてもらってます。


釜石の名店の前掛けや懐かしい店の包装紙までありました。
包装紙は、及新百貨店や丸光、釜石共栄、ミカド、前田瑞光堂や松前屋本店のものまで。
懐かしさでタイムスリップしたような感覚でした。
今からでも遅くはありません、今ある平凡なものでも数十年もすればお宝です!

この企画展は来年1月14日まで行われています。


晩秋の釜石(11/22)

今日も昨日に続き、釜石は雲一つない快晴の一日。
空気も澄んで、釜石ブルーの青空が広がっています。

釜石市街地周辺の紅葉も終盤を迎え、いよいよ冬に向かって晩秋の装いとなってきました。

最近はまた旧国道のウォーキングを始めています。
大渡の家から鳥ヶ澤隧道までの往復3q以上の道を行きは早歩き、帰りはのんびりゆっくり歩いています。
途中駒木の不動沢で法面工事がありますが、釜石市街地を眺め、山や木々を見ながらの散歩、心が癒されます。
自分にとっての旧国道、子供の頃からの思い出の場所でもあり、写真のイメージトレーニングの場所でもあります。


旧国道からの眺めです。
大渡の八幡様から鳥ヶ澤隧道まで、いい散歩コースとなっています。
大渡川を眺めながら、駒木、釜石駅周辺や鈴子、千鳥町・中妻などがよく見えます。
遠くには、少し雪を抱いた五葉・愛染も見えています。


旧国道の紅葉です。
道幅も2車線以上あり、車もほとんど来ないので、のんびり散歩ができます。


旧国道で見つけた黄葉の木。
平凡な紅葉ですが、まずまず形も良く、釜石ブルーの青空にひときわ映えていました。


旧国道から晩秋の鳥ヶ澤の山を望む。
添景で三鉄を入れましたが、撮り鉄の方ならもっとアップ目でしょうか?。
自分にとっての思い出の山、鳥ヶ澤の晩秋風景です。


市内ぶらぶら(11/9)

今日の釜石は午前中曇りで午後からは晴れました。
高い山や峠の紅葉はすでに終わり、今は市街地の紅葉が始まっています。

早いもので、2か月カレンダーもラスト1枚になりました。
今日は暇なので、市内の紅葉を見ながらぶらぶらし、少し写真を撮ってきました。
秋の日に歌う曲は、
チュルリラチュルリラ〜♪風に吹かれて〜♪です。


思いついたのが千鳥町の上を走る旧国道。
ここからは変電所の脇を走る三陸鉄道が少しだけ見えます。
4月の釜石便りにも掲載しましたが、紅葉はどうなのか確かめたくて行ってきました。

新緑はきれいな所なのですが、すでに落葉した木々も多く、あまりいい紅葉ではありませんでした。
しかも予想に反し、ありがたいはずの赤白三鉄車両が三両も来てしまい、少々きゅうくつな写真になってしまいました。


三鉄ついでに唐丹町荒川にも行ってきました。
こちらの紅葉はまだな感じだったので、試しに流し撮り(ぶらし撮り)を。
車両位置が中央過ぎましたが、車両がぶれずに背景が流れる写真が1枚でも撮れたのでまずは良しです。
ちなみにシャッタースピードは1/30秒です。

遠くに見える青い峰は五葉山です。
もうすぐ初冠雪の便りが来るかも?です。


11月になりました。(11/3)

今日の釜石はもやがありますが青空のいい天気です。
気温も26℃ほどになりそうで、また暑さが戻りそうな釜石です。

さて今日は文化の日です。
明日からはTETTOで、釜石市民芸術文化祭が行われます。
毎年楽しみにしているのが、古巣の釜石写光クラブの写真展示です。
高齢となり引退した先輩もいますが、懐かしい面々がどのような写真を楽しんでいるのかを見るのが楽しみです。
この文化祭に限らず、他の方々の写真を見るのは参考にもなり刺激にもなり、写真展は楽しみなものです。

昭和大好き人間にとって、最近は昭和のドラマの再放送も楽しんでいます。
BS松竹東急で月曜日から金曜日の夕方5時から(午前11時30分もあり)の木下恵介アワー「兄弟」は楽しくて、夕飯を食べながら見ています。

昭和の家族や時代背景なども懐かしく感じられ、初めて知った美人の秋山ゆりさんと津坂匡章(秋野太作)、お父さん役の北村和夫、お母さん役ぴったりの津島恵子、弟はあおい輝彦で相手役は若かりし頃の沢田雅美、菅原謙次さんなども出ています。
俳優の演技の良さもさることながら、あの頃の番組は本当にいい番組が多かったと思います。


かつての釜石市民文化会館。(被災後の2011年8/26撮影)

この市民会館、昭和53年(1978年)に完成しました。
当時の東海新聞には、写真と共に「県民会館に次ぐ規模と豪華さ」、「文化の殿堂」などとの文言が紙面を飾り、副県都としての市民の期待も相当高かったです。
寄せられた寄付金も多額で、中でもエントランスホールの壁面には村田皮膚科院長寄贈の1,000万円の大理石世界時計も設置され、シャンデリアと共にみごとなものでした。

当時私は大学生、冬休みに帰省するのが楽しみで、帰省するなりすぐに見に行きました。
総レンガ風造りの豪華な外観で、当時はレストランもあり、文化都市釜石の息吹を感じたものでした。


トップページの写真は、製鉄所東門(松原門)付近から見える釜石駅前と鳥ヶ澤の山の紅葉です。
 製鉄所と釜石駅前、これも釜石らしい風景です。

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