「釜石便り」      2019年2月


                             ※写真の無断転載を禁じます。


楽しかった写真コンテスト(2/27)

今日も釜石は快晴です。
ただ霞が多く、すっきりとした青空ではありません。

私が市内某ホテルに勤めていた30年ほど前、写真をあまり撮らない時期がありました。
高校時代に買った一眼レフカメラはありましたが、子どもや家族を撮るときは、もっぱら軽量で簡単に撮れるコンパクトカメラを使っていました。
そんな時ホテルの同僚に子供が生まれ、一眼レフカメラを買ったとの事で私に撮り方などを聞きに来たのがきっかけで、私も初心に戻され、一眼レフで再び写真を撮るようになりました。

その後子どもを中心に撮っていた同僚が河北写真展に入選するまでになり、それから私も刺激を受けて、写真コンテストに応募するようになりました。
同僚と競うようにお互い切磋琢磨しながら各コンテストに応募しましたが、写真の奥深さ、楽しさ、コンテストの面白さを知ったのがその時でした。
コンテストに入賞すれば天にも昇るような気持ちにもなり、落選すると気落ちするなど、写真人生の中で一番メリハリのある楽しい頃でした。

その後私は趣味が高じて写真の道に進みましたが、一緒に写真を楽しんだ同僚のおかげで、現在の自分があるようなものです。
このすばらしい写真の趣味に出会えて、本当に良かったと思っています。


恒例だった橋上市場の餅まきです。
橋上市場は2003年に解体され、姿を消しました。
写真は記録でもあります。


写真のスランプ(2/26)

今日の釜石は晴れのいい天気。
少しもやがあり、霞が掛かっていますが、雲一つない青空が広がっています。
今後雪が降るなど全く感じられないほどの陽気で、春間近のような釜石です。

今回は写真のスランプについて少々・・・。

高校2年の時にカメラを始め、カメラ歴は今年で45年になります。
多くの写真愛好家の方が経験するように、私も途中何度か写真熱も冷め、俗にいうスランプも何度か経験しましたが、今は楽しい写真ライフを過ごしています。

いつも今頃は被写体の少なさもあり、写真を撮りに行く機会が減る時期でスランプに陥りやすい時期ですが、経済的に余裕がある場合はカメラ・レンズを思い切って処分し(売りに出す)、新たなカメラやレンズを揃えるのもテンションが上がるものです。

今は仕事でキヤノンのカメラを使っていますが、キヤノンやニコンだけではなく、オリンパスやペンタックスなどの個性的なカメラも、持って撮って楽しいものです。
特に初めて使う日などは、気持ちもハイになり写真が楽しく感じられます。

これから春・夏・秋と被写体には事欠かなくなりますが、シーズン到来の前に撮影計画を立てるのも写真の楽しみでもあります。
私の場合、冬は雪景色と夜景、冬から春は朝焼けと日の出、春は桜と新緑、夏はトンボや海・山・川などと、年間計画はほぼ決まっていますが、一昨年は望遠レンズを新調したので、去年は野鳥撮影も増えて写真の楽しみも広がりました。

新しいカメラとレンズは自分を新たな世界へと導いてくれるものです。
メーカーのキャッシュバックを使って安く買うのも一考です。

この私もデジタルカメラの楽しさと新レンズ購入などで、何度もスランプから立ち直らせてもらいました。
スランプになった時は、「カメラ・レンズを新調する」、「新たな被写体を見つける」、「スローシャッターやぼかし方など撮り方を変えてみる」、「写真をプリントし額装してみる」など、物理的・心理的環境を変えるのがいいようです。
写真展を見に行って刺激を受けたり、写真仲間と写真談義をしたり撮影会をしたりするのもいいものです。

コンテストで何度も落選して写真に冷めた人、カメラ・レンズ沼(次々別なカメラ・レンズに交換したくなる病気)に陥って経済的に続かなくなった人、カメラ・レンズをフルセット揃えすぎて燃え尽きた人、自分の撮影技術がなかなか上達せずに諦めた人などなど、今まで写真を諦めた多くの人を見てきました。

写真が趣味の人が多くなって、釜石を写真で伝える人が少しでも増えればというのが私の願いでもあります。


2018年にトンボの撮影中に出くわしたカワセミ(左)とヤマセミ(右)。
一昨年、望遠レンズを少し長めのものに交換したので、野鳥もそこそこ遠くからでも撮れるようになりました。
今年はフクロウとミサゴ、ワシタカ類なども狙いたいと思っています。
予期せぬものが幸運にも撮れることもありますが、写真は目標や目的があれば写欲も湧いてくるものです。


スローシャッターで新たな撮り方に挑戦するのもいいものです。
写真は御箱崎の荒波ですが、露光時間の1.6秒が、平凡な海を1枚の絵画の様にしてくれます。
マンネリ打破は新しい撮り方挑戦で!。


今日の私(2/24)

今日の釜石は快晴の日曜日。
このところ霞のかかった晴れの日が続いていましたが、24日は久しぶりに透き通った釜石ブルーの青空が広がっています。

確定申告も無事終わり、今日は仕事も会合もない全くのフリーの日なので、午前中は両石周辺をロケハンしてきました。
今月末から始まる大仕事(自分的には)が始まる前に、フクロウ探しと日の出撮影のイメージ作りと場所確認に行ってきました。


2/23は大平公園入口(市営プール横)に行き、朝焼けの大観音を撮ってきました。
この日も少し霞がちで、ぼんやりとした朝焼けになりました。
日の出位置も大観音からだいぶ左にずれ、もうここからは撮れなくなってきたので、ここの撮影はこの日で最後にしました。


2/24の日曜日は両石から桑ノ浜、そして愛の浜をのんびりぐるっと回ってきました。
上の写真は、両石と桑ノ浜の間から見える両石湾です。
人工物が一切ない自然景観が広がっています。
12月・1月は午前9時頃に湾の真ん中が光りましたが、今の時期は日の出も早くなって左にずれ、湾の中央が光るのは午前10時頃になっています。
一番奥は尾崎半島です。


写真は両石湾に面する桑ノ浜ですが、撮影中にちょうど漁船が帰港してくれました。
潮目、そよ風、漁船の航跡などがさざ波となって、きれいな光彩を見せてくれます。
この高台から見下ろす漁港風景と島々、遠くに見えるリアス式の半島の風景が好きでよく来ますが、今日の桑ノ浜は日差しも暖かく、まさに早春といった感じでした。


両石湾に面する水海都市公園の愛の浜です。
釣りバカ日誌のロケ地にもなった旧花の井ホテルさんの斜面にちょっと(だけよ!)上がらせてもらい、愛の浜の全景をパチリ!。
真ん中の小屋はシャワー室、左右の岬の間に見えるのが三貫島で、3月下旬頃になると三貫島付近から昇る日の出が撮影できます。
その頃は久しぶりに思い出探しに何日か通う予定でいます。


釜石の冬風景(2/20)

今日の釜石は久しぶりに小雨が降っています。
暖冬で今年はもう雪も終わりかと思いきや、2/12には釜石も10cmほどの積雪がありました。
すでに市内や山々の雪はなくなりましたが、気温が高めの釜石です。


2/5は朝焼けになりそうだったので、大平プール横の駐車場へ。
大観音をシルエットに朝焼けを撮りたかったのですが、大観音の背後に朝焼けが重ならないので、慌てて大平にある鉄の歴史館付近へ急行!。
鉄の歴史館前の道路からは、赤くなった空が正面にくるので、朝焼けを背景に、尾崎半島と島々を撮りました。
もう少し下を入れたかったのですが、電線と平田埋立地が入るので、少々きゅうくつな写真になってしまいました。


朝焼けの後は薄雲の中から昇る日の出と光る海を撮りました。
実は朝焼けを撮った後、もっと高い所から撮れるのではと思い、上にある大平墓地公園駐車場に行ってみましたが、クリーンセンターと煙が邪魔で諦め、更に山登りをして上の展望台へ。
結局海と島々が見えず、体力づくりだけをしに行った格好となりました。
息切れしながら結局もとの場所に戻ってこの写真です。


2/12は釜石も10cmほどの積雪となりました。
雪の仙人峠を撮りたくて、夜明け前に自宅を出発して仙人峠で夜明けを迎えましたが、結局思ったほどの雪景色とはならず、がっかりして帰ってきました。
市内から大松、唄貝、大橋と、木々には大量の雪がまとわりついていたのに、仙人はほとんど雪が付いていませんでした。


2012年1月22日の雪の仙人峠です。
この日撮った雪景色のボリュームアップ写真を狙いに行きましたが・・・。
遠く小さな明かりは除雪車です。


2012年1月22日の仙人峠の雪をまとった木々です。
こういう感じで、これ以上のものを撮りたかったのですが、雪の少ない釜石ではなかなか雪がまとわりついてくれません。


7年前の2012年1月22日、仙人峠の後は大橋駅へ。
まだ雪が降り続いていたので、ストロボで雪を写し込みました。
7年前は私もまだまだ元気で、この後は甲子川の雪景色、大観音の雪景色、鵜住居川の雪景色を橋野まで、朝食も取らずに次々撮って回りましたが、今はせいぜい2ヶ所くらいが精一杯です。


2/12は仙人峠を下り、通勤ラッシュで時間ばかりが過ぎていく中、雪の大観音を撮りに新浜町へ。
10cmの積雪とは言え、まだまだ雪が落ちずに残ってくれていました。
造船場の方から正面を撮りたかったのですが、貨物船が大観音の直下にいて、結局第二魚市場付近から撮りました。
観音像は真横からとなってしまいましたが、それでも大観音の雪景色、きれいです。


釜石も10pの積雪となった2月12日、松原・嬉石・大平背後にある枚根森山から釜石の雪の夜景も撮りました。
雪が黒い部分を少なくしてくれて、夜景がより明るくメルヘンチックになりました。

昨年夏オープンのサンデー港町店や、昨年末完成の浜町復興住宅の明かりも加わって、釜石の夜景もだいぶ明るくなりました。
ただ南桟橋には大型貨物船が入港してくれたのですが、残念な事に桟橋の沖合側に接岸していたために画面には入りきれませんでした。
左の白い煙は製鉄所の火力発電所の湯気です。
この山の雪の斜面はすべり台の様になっていて、本当にひやひやしました。
風邪も強かったし・・・。


雪が降った翌日13日は、千鳥町の鳥ヶ澤山頂に登り、雪の釜石市街地の夜景を撮りました。
釜石では雪が少ないので、雪の夜景は貴重で撮りたくなるものです。
南桟橋に大型貨物船も入港してくれたので明かりの数も増し、ラッキーでした。
毎月11日の月命日だと大観音もライトアップされますが、今度は貨物船が入っているかどうか?。


2/17は久しぶりに甘太郎を食べました。
大好物の白あん4こをお昼に完食し、仕事疲れもあり、この日は幸せな一日でした。

私にとって甘太郎は昔から食べている懐かしい釜石の味で、特に白あんは甘くてみずみずしくて絶品です。
うまさもさることながら、いつも昔の釜石を思い出しながら食べるので、4こもあっという間です。
最近は甘さ控えめのものが多くなりましたが、やはり釜石の味は、甘太郎の様に甘いのは甘くの釜石精神で!。

 
甘太郎さんはかつて大渡橋の入口と只越にありましたが、その後大渡のいきがい市場に移り、津波後は小佐野に移りました。
後継者の事など心配ですが、釜石ラーメンと共に、いつまでも食べ続けたい釜石の味です。

写真左は津波被害を受けた大渡・いきがい市場(2011年10/14)、写真右は同じ日の小佐野町にある甘太郎さん。
津波被害で鉄板が変わってしまい耳が大きく出るようになりましたが、昔の鉄板は耳が出ることもなくきれいに焼けたものです。
でも味はそのままのおいしさです。


「天翔ける竜の様に」
2018年5月15日の大平墓地公園展望台からの撮影です。
釜石大観音と釜石湾、釜石湾口防波堤の釜石3点セットが映る絶好の撮影場所です。
フォトライブラリーを仕事としているので、こういった釜石らしい写真は需要も多く、ストックとして欠かせません。
只今写真貸し出しの仕事で、少々忙しくしています。


ミッフィーストリート(2/3)

3日の日曜日は、早朝に大平公園入口から大観音の日の出を撮ってきました。
そして、お昼前には駅前のミッフィーカフェの案内ボードを写真に撮りながら、鈴子のマイヤチャンスセンターまで宝くじを買いに行ってきました。
夢見が良かったので・・・。


釜石駅前に設置された、ミッフィーカフェのブック型案内ボードです。(2/3)
駅前から大町のミッフィーカフェをはさみ魚河岸までの1.5qがミッフィーストリートとなりました。
釜石駅前のボードには、かわいいミッフィーとともに「左折700m」と書いてあります。


駅前の国道側からは、このように見えます。
ミッフィーたちが青い車に乗っています。
奥はJR釜石駅に隣接している三陸鉄道釜石駅です。


大渡橋に向かうガード下近くのT字交差点にも、案内標識が立っています。
直進600mです。


歩道にはミッフィーカフェのプレートもあります。
大渡橋から市民ホールTETTOとなりのミッフィカフェまであと400mです。


2/3早朝は久しぶりに大平公園入口(市営プール横)に行き、大観音の日の出を撮りました。
残念ながらうろこ状の雲が発生せず、きれいな朝焼けにはなりませんでしたが、薄雲が日の出をオレンジ色の穏やかな色にしてくれました。
今日は日曜日、通勤ラッシュもないので、大平からの帰り道はスイスイでした。

ここの撮影場所も年々木々が伸び、昔はよく見えた海が見えなくなってきました。
また日の出撮影のアマチュアカメラマンがよくいたものですが、今はほとんど会いません。
本当に寂しいものがあります。



2月になりました。(2/1)

今日の釜石は晴れのいい天気です。
気温は低めですが、市内の山々にも雪は全くありません。
休止していた製鉄所の火力発電所も今日から稼働し、釜石の青空に、勢いよく白い湯気が立ち昇っています。

今日から2月です。
年々月日の経つのが早く感じられ、時間に流される毎日です。
やりたい事はたくさんあるのに、1日があっという間に終わってしまいます。

それでも1月は、朝焼け・日の出、夜景など、撮りたいと思っていた写真が撮れて、自分なりには充実した1月になりました。
そして2か月かかった念願のトンボアルバムもとりあえずは完成し、あとは家族アルバムを作るのみになりました。
家族写真の方は半端じゃないほどあるので、また長丁場になりそうです。
今年も一歩一歩、やり残している事を片付けて行きたいと思っています。


毎朝6時に起きますが、いつも東の空を眺めています。
1/12の朝は、きれいな朝焼けとなりそうだったので唐丹町の本郷漁港へ。
本音はもう少し焼けてもらいたかったですが、この日はまずまずきれいな朝焼けとなりました。

実はこの日、予定では大平公園から朝焼けの大観音を撮影後、日の出は本郷で!、と決めていたのですが、大平公園での朝焼けがなかなか赤くならなかったので、時間切れで本郷に行きました。
この日は、日の出10分前の遅い朝焼けでした。
欲張って2カ所撮る計画も、自然はなかなかOKしてくれないものです。


朝焼け撮影後は、高台にある大杉神社に上がり、日の出を撮りました。
この時期の本郷漁港は水平線から太陽が昇り、檜島や花露辺弁天島などのシルエットがアクセントとなり、格好の日の出撮影ポイントとなっています。
この日は、冬特有の日の出をさえぎる厚い雲もなく、赤く染まった薄雲の中、きれいな日の出になりました。
寒さが厳しい時には、海から湯気の上がる「けあらし」も期待できます。


写真集「釜石四季彩」に掲載した本郷漁港のけあらしです。
1995年1/17に撮影したものですが、初めて見る海から湯気が上がるこの光景に感動しました。
この光景を写真に撮れた事で満足して車に乗った時、いつも軽快に流れるカーラジオが異様な雰囲気だったのを覚えています。
この日の早朝、阪神大震災が起こっていて、ラジオはそれを伝えていました。


1/18は市役所本庁舎前で、ラグビーワールドカップ釜石開催を知らせる懸垂幕のお披露目もありました。
懸垂幕なので庁舎外壁に垂らす予定でしたが風が強く、ご覧の様なお披露目となりました。
半分日陰だったのが残念ですが、私の孫も参加し、いい記念になりました。


1/25は八雲町の大天場公園裏山に登らせてもらい、釜石の夜景を撮りました。
釜石市中心部の復興住宅や市民ホールなどの建設もすべて終わり、ここから見える街並みはほぼ完成形となりました。
ここからの夜景撮影も、これで最後となるかも?です。


1月28日、いつものように朝6時に起きて東の空を見ると、暗闇の中にもうっすらピンク色の彩りが見え、期待に胸弾ませて大平の高台へ。
曇りがちではありましたが、みるみるうちに空は鮮やかなピンク色に染まり、大観音をシルエットに、みごとな朝焼けとなりました。
この間約10分、その後は平凡な曇り空となりました。


昨年11月末から始めたトンボアルバム作りが、ようやく一通り完成しました。
高校時代から今まで撮ったトンボ写真は津波ですべて流されたので、2011年から再撮影をした8年間の写真です。

アルバム名は「釜石のトンボ」で、釜石にいるトンボ44種を説明文や思い出話を含め、アルバムにまとめました。
アルバムのページ数の関係で、自分の好きなヤンマだけは見開きで写真が複数枚ありますが、他のトンボは1枚だけの、現在はちょっと物足りない内容です。
撮った写真はたくさんあるので、これから暇をみつけては内容を充実させていきたいと思っています。


トップページの写真は愛の浜の雪景色です。

昨年2月28日、釜石も10pほどの積雪となりました。
この日は夜明け前に家を出発し、「雪の山田湾」と「雪の赤浜蓬来島」を撮影後南下し、両石湾に面する愛の浜に寄った時の写真です。
雪の断崖美もさることながら、松と雪の組み合わせもみごとでした。
沿岸の雪はすぐに落ちてしまうので、いつも時間との戦いで気持ちも焦ります。


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