「釜石便り」      2017年2月


                             ※写真の無断転載を禁じます。


復興が進む大町界隈(2/27)

今日の釜石は晴れのいい天気。
市内には雪は全くありません。

26日の日曜日は、天気も良かったので、大町の市民ホールと復興公営住宅の進み具合を見てきました。


大町で建設が進む釜石市民ホールです。
縦・横・高さ的にもかなりな大きさで、中心街での久しぶりの大型建設工事に胸が弾みます。
4階建てとの事ですが、西側の一部は7〜8階建てのビルの高さほどになっています。
今年の秋の完成が楽しみです。


大町の佐佐木表具店跡地周辺に建設されていた、6階建て復興公営住宅大町5号もほぼ完成です。
入居はこれからですが、プライバシーの関係で、ここからの撮影はこれが最後です。
大町の、かつて私の近所に住んでいた人たちも入居予定です。


青葉通り沿いの、ベイシティホテルさんと大町2号(右端)の間の復興公営住宅(中央)も、一部足場が外され、8階建て住宅がいよいよお目見えです。
名称は大町3号となりますが、ここができると、大渡・大町の復興公営住宅はすべて完成という事になります。


2/21は旧国道をウォーキング。
旧国道からは、松原・嬉石・大平方向が良く見えます。

国道283号線沿いには、松原・嬉石の復興公営住宅の建ち並ぶ風景も見えています。
その手前では、松原と港町を結ぶ新しい橋の建設も進められています。
松原・嬉石も、復興で町並みが大きく変わります。


※3月の「釜石便り」の更新は、仕事の都合で、3月中旬頃になります。



鵜住居・根浜(2/19)

今日の釜石は本当にいい天気。
丸一日、澄み切った釜石ブルーの青空が広がりました。

今月末からの大仕事を前に、今は少しの休息日です。

13日は、復興の進む鵜住居と根浜を見てきました。


鵜住居の中心部です。(2/13)
山の中腹には、左から釜石東中学校、少し手前が鵜住居小学校、そして鵜住居幼稚園が並んで建っています。
画面中央を左右に走るのはJR山田線で、のちに三陸鉄道の路線となります。
右は鵜住居駅前にできた5階建て復興公営住宅ですが、中央から左にかけて、戸建ての復興公営住宅も並んで建っています。
早く鵜住居の町並みが復活するといいですね!。


根浜に向かう鵜住居川沿いの新しい道路です。
かつてこの道路沿いには東中学校と桜並木があり、鵜住居小学校も隣接してありました。
それらの学校跡地一帯には、ラグビースタジアムができる予定です。

遠くに見えるのは建設中の鵜住居川水門です。
今の鵜住居川は、根浜海岸を真っ二つにして一気に大槌湾へと流れていますが、震災前は、ここから片岸方向に大きく蛇行して、北側の室浜近くに河口がありました。


防潮堤工事がほぼ終わって新しくなった根浜海岸です。
一部松林を失くしましたが、砂浜も松林もほぼ健在です。
遠くに見える雪が残る高台は、山を切り崩して造成した高台移転住宅用地です。

防潮堤の上は広くなり、安全に根浜が一望できるフェンスもできました。
海水浴で賑わう日も楽しみです。


釜石のお隣、今は大船渡市になった三陸町吉浜にある千歳(せんざい)漁港です。
今から20数年前、私がまだアマチュア写真家だった頃、この千歳海岸にある島々の朝焼け・日の出を撮りに、晩秋から冬にかけて、約1か月ほど通った事がありました。

当時、風景・ネイチャーカメラマンに大人気の写真コンテスト、月桂冠「花鳥風月フォトコンテスト」に応募したくて、この千歳海岸に幾度となく通いました。
長らく通ったものの、結局満足のいく朝焼け・日の出には出遭えず、あきらめかけていた1月15日、沿岸に春の大雪が降りました。

この日は吉浜スネカ(なまはげ)の日で、夕方に雪の千歳海岸を撮ってから、夜のスネカの撮影に行くことにしました。
雪の千歳海岸も絵になりそうだし、もしかしていい写真が撮れるかも?という思いで、大雪と吹雪の中、荒波が打ち寄せる危険な岩場に渡り、ポイントとなる島を遠景に、荒波をスローシャッターでぶらし、吹雪く雪をストロボで写しこみながら、暗くなるまで何枚も何枚も写真を撮り続けました。

この日撮った写真は、あこがれの「花鳥風月フォトコンテスト」には入賞できませんでしたが、その後の岩手県芸術祭奨励賞に選ばれました。

今思うと、ずいぶん危険な撮影をしてきたものだと、つくづく思います。
あの日スネカの撮影があったから早めに切り上げられて良かったものの、延々と撮影に夢中になっていたら、満潮で岩場から戻れなくなったり、荒波にさらわれたりと・・・。
岩場を渡って帰る頃は暗くなっていましたが、懐中電灯を持って行ったのかも記憶にありません。
この日は記録的な大雪となり、いつまでもいたら積雪が増し、千歳の長くて急な上り坂を車が登れなかったかもしれません。

千歳海岸は、私の生涯で一番通った朝焼け・日の出撮影地ですが、フリーカメラマンをしていると、今回のように、思いがけず懐かしい場所の撮影依頼が入ることがよくあり、若かった頃の事をしみじみ振り返ることがあります。
私も間もなく60歳、今、人生の総復習をしていると思っています。


■小学館発行の「サライ」4月号(3/10発売)に、唐丹町本郷の桜並木が掲載されます。

私も唐丹町のK先生の撮影と写真を提供しました。
釜石市内の書店にて、ご購入のご協力をお願いいたします。



大渡から松原(2/16)

今日の釜石は晴れのいい天気でした。
午後には曇りがちになりましたが、気温も高めで、ちょっとポカポカ陽気の釜石です。

私事ながら、ここ1週間ばかりの間、今時にしては珍しく仕事が集中し、毎日パソコン画面で画像ばかり眺めていました。
デジタルカメラになって、撮影の方は楽に撮れるようになったものの、デジタルが故に、画像処理と納品作業などが昔とは桁違いに大変になりました。
フリーカメラマンの仕事も、撮影時間よりもパソコン画面とにらめっこする時間の方が多くなり、眼を酷使する事が本当に多くなりました。
今回は数千点の画像をチェックしたので、用心して眼の疲労回復に3日ほど掛けましたが、歳も歳だけに、最近は無理しないようにしています。


2/13は仕事もようやく一段落。
この日から3日間位はパソコン画面を見ないようにしたいと思っていましたが、やはりメールチェックだけは・・・。
結局この日も、写真借用の依頼がメールで入り、画像をセレクトし、処理して画像を送ることに・・・。

それでも午後は、カメラ片手に大渡から松原を散歩してきました。
釜石の街を歩くのは、本当にリフレッシュできます。

写真は大渡橋から見える大渡の商店街ですが、大町に建つ市民ホールも、6階建てビル相当の高さまで、せり上がってきました。
その左奥に少しだけ見える工事用のグレーシートは、大町の、かつて白土米穀店さんや木の実さんがあった辺りに建設中の8階建て復興住宅です。


この日一番見たかったのは、この橋の建設工事。
製鉄所の松原門前にある三の橋から下流側200mほどの所に、松原と港町をつなぐ橋ができます。
右は松原の国道283号線、左は港町のイオンタウンです。
只今、1つめの橋げたの設置が行われています。


松原の釜石ガス付近。
市内のタクシーは、ここのガススタンドで給ガスをしていましたが、今はハイブリット車が多くなりました。


松原の石田モーターさん付近。
石田モーターさんは、かつて遠くに見える三陸鉄道の高架橋付近にありましたが、津波で被災し、少し高台のここに移転しました。
広々した社屋になりましたが、ファミリアとルーチェでお世話になりました。


松原の中心部では、三陸鉄道の高架橋をはさんで、6階建ての復興公営住宅が2棟建設中で、春に入居が始まります。
ファミリーマートさんも、右に行ったり左に行ったりと、復興工事で大変でした。


松原の復興公営住宅西側の棟です。
お昼時間が終わって、ぞろぞろと工事関係の方々が現場に戻るところです。
復興工事も終われば、この辺も静かになるのかな?、などと少し寂しい気持ちになります。


松原の復興公営住宅東側の棟です。
松原町内史上初の6階建てが2棟もできます。


松原バス停付近です。
かつてここには松原郵便局がありました。
奥に、復興公営住宅も見えていますが、間もなく完成です。


かつての松原郵便局付近より、かさ上げされた松原の町。
かさ上げ高は、約3メートルほどでしょうか。
かつては、及新マート松原店(のちにマイヤ松原店)も、この通り沿いにありました。


松原神社より松原全景です。
少しづつ家が建ち始めました。


大渡川の河口では、津波対策で水門の工事が行われています。
三基の門柱が出来上がっていますが、次は右側を川止めして、門柱の増設工事となりそうです。



野田・松倉(2/5)

今日の釜石はくもりです。
ただ朝方、東の空にピンク色のきれいな朝焼け雲が広がりました。

2日の朝は、釜石もうっすら積雪となったものの、雪はすぐ解け、今雪はありません。
1月もあっと言う間に終わりましたが、今年の抱負を何一つ手がつけれず、ただただ時間に流されています。

3日は車の6か月点検があり、野田まで行って来ました。
点検の待ち時間の約1時間を使って、野田から松倉の山まで、往復約1時間を歩いて来ました。


野田のHonda Cars岩手中央釜石店に車を預け、久しぶりに甲子川沿いを松倉方向に歩きました。
五葉おろしの強い西風に向かって歩き、内陸部の寒さを再認識しながら、約30分で松倉の山の高台に到着です。

ここには松倉神社などもあり、高台からは釜石高校などもよく見えます。
校庭は霜が解けて水たまりとなり、ぐちゃぐちゃでした。


松倉の高台からは甲子の町も見えますが、左端(南側)では、山を崩して釜石花巻道路(仙人峠道路・東北横断自動車道釜石秋田線)の工事も急ピッチ。
東へ東へと、甲子から定内まで工事は続きます。
右端は釜石高校の体育館です。


釜石高校の甲子川沿いの裏道。
釜石南の時には、校舎と記念館が川に沿って建っていました。

勉強が嫌いだったので、授業中は居眠りするか(特に午後)、窓から見える甲子川での鮎釣りの人を、うらやましく眺めていました。
きらきら光る初夏の甲子川、本当にきれいでした。

訳あって一時サッカー部に入りましたが、3年間あこがれの帰宅部でした。
学校帰り、本屋の立ち読みはしごをしたり、トンボの写真を撮ったりと・・・。
家にいるのも好きでした。


松倉の県立病院入口付近から野田方向。


野田の賑やかな看板通りが遠くに見えます。
内陸に比べると看板も小さめですが、それでも野田は釜石で一番カラフルな看板が続く通りです。


野田にある岩手県交通釜石営業所のバスプール。
私が高校時代は、合併前の「岩手県南バス」という社名で、路線バスには帽子とスラックス姿の女の車掌さんも乗っていて、「次は〜でーす。願いま〜す。」と車内でアナウンスしていました。
「願いま〜す」って何だ、と思ったこともありました。
今の新町合同庁舎前は、確か「親和寮前」というバス停だったような?。


野田の交差点にあるHonda Cars岩手中央釜石店です。
かつては片岸町にありましたが、野田に移転して営業中です。
ステップワゴンの時からお世話になっています。


1/29は両石の山に登り、復興が進む両石の町を撮りました。
両石駅の高さと同じ約20mかさ上げされた地盤の上に、新しい両石の町ができます。
海側から恋の峠に向かう、なだらかな国道の坂道は、新しい両石の町に向かってのぼっていきます。



                  トップページに戻る