「釜石便り」   2022年 6月


                                    
※写真の無断使用を禁じます。


釜石の歴史遺産巡り(6/27)

今日の釜石は曇りですが、朝方土砂降りの雨が降りました。
気温も高めで、連日30℃以上の日が続いています。

学校での歴史は苦手でしたが、このところ釜石の歴史遺産巡りなどをして写真に収めています。
今日は大橋方向に行くつもりで8時前に出発しましたが、新町で土砂降りの雨に当たりやむなくUターン。
今日はのんびりこの釜石便りを書いています。


6月25日の釜石は、最高気温が35.0℃となりました。
気温が高くても貴重な梅雨時の青空、この日は橋野から和山、そして午後も市内あちこち写真に収めて回って来ました。

上の写真は五の橋と中島橋(左)です。
この先に見える中妻の町も暑そうです。

中島橋は製鉄所の橋で、今は車道となっていますが、昭和12年竣工の鉄道橋でした。
経済産業省認定の近代化産業遺産となっています。


25日の午前は、天気もいいので橋野から和山の写真を撮りに行って来ました。
最初に立ち寄ったのが、橋野どんぐり広場の県道をはさんだ向かい側にある牧庵鞭牛隠居屋敷跡です。
牧庵鞭牛は道路の開削などに尽力した和尚です。


橋野の県道から見える栗橋発電所です。
木々が伸びて見えにくいですが、山の上から送水管が下まで続いています。
取水口は2.5q上流にあり、この先の中村にはアーチ型水路橋もあります。

この日は経済産業省認定近代化産業遺産にもなっている橋野の発電所3か所とアーチ型水路橋などを撮って和山へ。
ところが写真を撮っている内に曇りとなり、一番撮りたかった青空の和山に暗雲が・・・。


せっかく橋野まできて引き返すわけにもいかず、和山へ行って見ると・・・、
何と牧場の南方向だけが青空のいい天気。
しかもまだらなきれいな白雲も浮かび、ラッキーでした。


和山の頂上付近は強風が吹き、どんよりとした雲が多かったのですが、次第に雲も少なくなり、きれいな青空が広がりました。
引き返すか迷いましたが、やっぱり来てみるものです。


25日の午後も写真を撮りに新浜町から岬林道へ。

海の上に見える防波堤は世界最大水深の釜石湾口防波堤です。
下の埋立地は、かつて海水浴場だった泉海岸です。

山越えもできましたが、観光船リアス丸(のちに新造船はまゆり)に乗ってよく泳ぎに来ました。
当時は泉観光ホテルもあり、大勢の海水浴客で賑わったものです。


午後の最後は、唐丹町本郷にある本郷御番所跡に行ってみました。
仕事で撮りに来たことはありましたが、当時は目立たない草むらの中にありました。
今はご覧の通り、周辺はきれいに整地されていました。

このあと平田御番所跡にも行って見ましたが、標柱など見当たりませんでした。
ちなみに唐丹町本郷は仙台藩(伊達藩)、平田は南部藩です。


トンボの季節(6/24)

今日の釜石は朝から霧雨が降っていましたが、午後から次第に雨も止み、蒸し暑い曇りとなりました。
このところ、晴れたり曇ったりの繰り返しですが、梅雨時だけに、晴れてもすっきりとした青空ではありません。

私事ですが、半年以上かかった釜石の写真の整理もほぼ終わり、今は釜石の不足分をのんびり撮りに行ったり、大槌の写真もあるので、整理したり撮りに行ったりの毎日です。
また今の時期はトンボが次々現れる季節なので、山や川に暇を見ては通っています。

私がカメラを買うきっかけにもなったトンボですが、人生残り約20年、最後まで続いた写真の趣味、のんびりいつまでも楽しみたいと思っています。


尾崎白浜の上を走る旧道から、釜石湾がよく見えます。
この道路は平田から花露辺・本郷まで通じています。
この景色、正面には湾口防波堤と遠くに三貫島、これも釜石らしい風景だなーと思って撮っています。


鵜住居川の水たまりに、今年もショウジョウトンボが現れました。
頭から尻尾の先まで真っ赤っかのトンボです。
子供の頃からよく見たトンボで、夏だなーといつも思います。


女遊部の小さな沢ではカワトンボ!。
透明な翅とオレンジ色の翅の2種類ありますが、写真的にはオレンジ色の方が・・・。
カワトンボ系は時々翅を広げてくれるので、しばらく待って広げた所を連射!。


鍋倉の沢近くの草むらでは、モイワサナエがシダの葉の上に。
サナエ(早苗)って名前もかわいいですが、黄緑と黒の模様のある小さなトンボです。
中学校時代、国語を教える男の先生で、U・早苗という先生がいました。


今年も日向ダムにオゼイトトンボが現れてくれました。
市内では和山と日向ダムに生息していますが、特に日向ダムでは1匹か2匹しか見ることができません。
個人的に水色が好きなので、このパステルブルーのイトトンボ、本当にきれいだと思います。


山の中の水辺の木には、今年もモリアオガエルの卵がぶら下がっていました。
オタマジャクシはこの泡状の卵から下の池に落ちます。


こちらは水辺の地面に産卵するシュレーゲルアオガエルの卵です。
草むらに産むので、踏みつけそうになることがあります。


これがシュレーゲルアオガエルです。
昔、黄緑色のカエルは全部アマガエルだと思っていましたが、眼の横前後に黒っぽい筋模様があるのがアマガエルです。
シュレーゲルには眼の横に筋模様はありません。
まるでおもちゃのカエルのようです。


ヤマセの季節(6/3)

今日の釜石は午前中は晴れていましたが、次第に曇って雨となりました。
雨も強く、ごろごろと雷も鳴っています。

朝からヤマセの霧が市街地まで迫り、久しぶりの「霧の釜石」となりました。
春から夏の間、三陸沿岸はヤマセの季節を迎えます。


3日の午前中、釜石にヤマセの霧が発生。
一時市街地を覆いつくすほどでした。

青空と青い海、そして白い霧の組み合わせは絵になるので、三陸沿岸自慢の絶景となります。
霧にもいろいろあって、よくあるのは一面白い霧に覆われる時ですが、やはり青空と青い海の間に、低く帯のようになった霧が一番みごとです。
この日はもっと青空が欲しかった所ですが、低くたなびく帯状の霧は、年に一度程度のシャッターチャンスです。

いつの年かは忘れましたが、帆船の日本丸が釜石港を離れる時もヤマセの霧が発生し、シャッターチャンスとばかりに多くのカメラマンが写真を競うように撮りました。
あの時は青空と青い海の間に、低く垂れ込む霧が帯状になり、その霧の中をマスト(帆柱)だけ出して海を進む日本丸といった光景でした。
霧の中から大観音も姿を現し、日本丸の姿がいつ出るかいつ出るかと、多くのカメラマンがかたずを飲んで絶景を楽しんだものでした。


小川・桜木町の史跡探訪(6/2)

今日の釜石は、午前中は青空が広がっていましたが、次第に曇り、午後から雨となりました。

早いもので6月になりました。
年々月日の経つのが早く感じられるこの頃です。

1日の釜石は天気も良く、久しぶりに小川・桜木町の史跡をのんびり回ってきました。


桜木町にある「さんじんさん」こと山神社です。
釜石製鉄所の守護神社ですが、昭和38年(1963)に鈴子からこの地に遷(うつ)されました。
鉄製の鳥居と宝剣が釜石製鉄所らしくもあります。


山神社の扁額(へんがく)です。
田中製鉄所時代の初出銑で造られた歴史的価値のあるものだそうです。
あー知らなかった!。


こちらは小川(正確には甲子町第15地割)の中の橋上流側にある「アーチ橋梁1号橋」です。
桜木町の三陸自動車学校から日向ダムに向かう途中にありますが、車道の下にあるので分からない人も多いのでは?。
釜石製鉄所に木炭を運ぶための鉄道支線跡です。


1号橋のさらに奥、小川小学校入口にある「アーチ橋梁2号橋」です。
この上も今は車道です。

鉄道は日本で2番目に着工され、3番目に開通しました。
これら2つは正式な橋梁ではありませんが、我が国最古の鉄道用橋梁と言われています。


2号橋のそばには「中小川の追分の碑」もあります。
碑には「右は小川山、左は甲子町・遠野へ」とあります。

「追分」は分かれ道の道しるべの事ですが、当時の人たちには大切なものだったと思います。
多くの人が必ず経験する人生の分岐点、私もいろいろな事が思い出されます。
冷や汗かいたり・・・。


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