「釜石便り」  2024年4月

                                ※写真の無断転載を禁じます。


                         4月20日(土)の写真講座お申し込みは受付終了です。


日向ダムの八重桜満開(4/25)

昨日24日の釜石は久しぶりの雨降りとなりましたが、今日は一転快晴の青空が広がりました。
今日は家にいるのももったいない快晴だったので、日向ダムへ行ってきました。
釜石は山々の新緑が今が一番きれいで、まさに「目に青葉〜山ホトトギス〜」とでも言いたくなるようないい季節を迎えています。


25日は朝方まで霧雨でしたが、次第に晴れてさわやかな青空となりました。
何処へ行くか迷いましたが、結局日向ダムへ新緑と八重桜を見に行ってきました。
中央の山は仙磐山(1,016m)で新緑はこれからですが、日向ダム周辺は新緑がきれいでした。


高い山はこれからですが、新緑は下から上へと駆け上がって行きます。
新緑の緑もいろいろあって、飽きることはありません。
新緑の頃は気持ちも弾みます。


日向ダムの八重桜です。
今日は訪れる人も結構ありました。
とは言っても数人ですが・・・。


青空に新緑、そして八重桜のピンク、思わず写真を撮りたくなるいい色合いです。
今週末も見頃が続きそうです。
まずは日向ダムの八重桜の紹介まで。


春爛漫(4/17)

今日の釜石は久しぶりの曇りです。
このあと少し雨が降るかも?の釜石です。

釜石の桜は散り始めていますが、今年は土日(13・14)頃が満開となり、天気もずっと良かったので多くの人が桜を楽しめたのではと思います。
気温も高めで、今年の釜石の桜時期は23℃前後の花見日和の好天が続きました。

私の方も今年は久しぶりに釜石の桜の名所を回り、懲りずに桜の写真を撮ってきました。
仕事柄、いつもほとんど同じ場所・同じ撮り方なので、毎年同じ写真の大量発生となっています。
東日本を経験した身からは、桜を見ると「今年も生きている」といった実感が沸いてきます。


4/13の本郷の桜並木です。
横位置か縦位置かで、いつも同じような撮り方になりますが、青空に桜はきれいで、写真を撮りたくなります。
この日の桜は満開で天気も良く、次から次へと人が訪れていました。


今年は日向ダムに2日通ったこともあって、途中にある小川の桜並木にも数日通ってしまいました。
写真はスローシャッターで撮った小川の桜並木です。(4/15)
青空を映した川の柔らかな流れ、春風でぶれる桜の枝がポイントです。

桜のボリューム、川沿いのロケーション、訪れる人の数など、やはり小川の桜は個人的には市内で一番かも?。


4月12日と15日は日向ダムに行ってきました。
12日は枝垂れ桜はまだでしたが、コブシの花が咲いていました。
コブシといえば、千昌夫の「白樺〜♪青空〜♪南風〜♪ コブシ咲く〜♪」を思い出しますね!。
コブシを撮ったのは今年初めてでした。


今頃になるとよく見かけるコブシとモクレン、白い花で違いがよく分からなかったのですが、6枚の花びらが開いているのがコブシだそうです。
モクレンはあまり開かずだそうです。

日向ダムにもコブシの木があって、青空に向かって白い花をたくさん付けていました。
自然の中にいるだけで、こちらも生き生きできます。


日向ダムにはピンクの桜もあります。(4/12)
アップでは白いソメイヨシノよりも、色のきれいなこちらの桜の方が好みです。


こちらも日向ダムにあるピンク色の桜です。(4/15)
黒い幹をバックにパチリ!。


ソフトフィルターで、ほんわかな春の感じも。
日向ダムは人があまり来ないので、のんびりあれこれ撮影が楽しめます。
広々していますが、念のためクマに注意です。


日向ダムには枝垂れ桜もあり、青空によく映えます。(4/15)

枝垂れ桜は色も鮮やかで写欲が沸きますが、撮影は難しくていつも考え込んでしまいます。
望遠系でアップで撮るか?、広角系で広く撮るか?、考えどころです。

写真は広角レンズで見上げるように撮りました。
スローシャッターで、少し風でぶらすのもお忘れなく。

釜石はソメイヨシノの桜は終盤、これからは山桜や八重桜が見頃を迎えます。
釜石は春爛漫です。


上栗林の桜(4/12)

今日の釜石は明るい曇りです。
気温も19℃ほどになる予報で、暖かめの釜石です。

昨日11日は天気も良かったので、久しぶりに兄を誘って釜石の桜巡りをしてきました。
大畑の古木桜を始めに、松倉→小川→野田中央公園→本郷→上栗林の桜をのんびり見てきました。
小川の桜並木だけは5分咲き程度でしたが、他はほとんど満開状態でした。
昨日はあまり撮影もせずに運転手に専念し、兄と共に桜を愛でてきました。


満開となった上栗林の桜。
集会所や建屋が近くにあるのが写真的にはちょっと?ですが、釜石ではトップクラスの大きな桜です。
市内の桜の名所は人や車の往来も多いので撮影に難儀しますが、ここ上栗林の桜は人もあまり来ないので、のんびり静かに見ることができました。
見頃が続く今週末、釜石の桜も大勢の人で賑わいそうですね!。


小川・松倉の桜(4/10)

昨日9日の釜石は一日中雨が降りましたが、今日は朝から雲一つないすっきりとした快晴となりました。
今日は天気もいいので、小川と松倉の桜を見てきました。

小川の桜はまだ3分咲き程度でしたが、松倉は今が見頃となっていました。


4/10の小川の桜並木。
まだ3分咲き程度でしょうか?、咲き始めで見頃まであと数日といったところでした。


4/10の松倉の桜並木です。
一つ手前の橋から撮りましたが、すっきりとした青空に、みごとに咲いていました。
釜石にもいよいよ春が来たなといった感じです。


松倉定番の愛染山と桜です。
松倉の桜は何本かがピンク掛かった桜もあり、青空によく映えます。
雪が少し残った愛染山もきれいです。
高速道路の法面が少し目につきますが、甲子川と愛染山、そして桜並木、まさに「釜石の春」といった景色です。
釜石も桜の季節を迎えました。


松倉の高台から見える釜石高校と釜石自動車道です。
南高時代には甲子川(自動車道)に沿って校舎がありました。
学生時代は寝坊気味だったので、松倉のバス停を下りて白鵬寮の前を通り、走って校舎に駆け込みました。

10日は天気も良く、久しぶりに甲子の春を感じた私でした。


鷲巣山へ(4/3)

今日の釜石は明るい曇りです。
こちらの桜の開花はまだですが、気温は16℃ほどになりそうで、だいぶ春めいてきた釜石です。

夢膨らむ4月になりました。
これからは桜の開花に始まり、いよいよ新緑や花々の咲くいい季節を迎えます。

4月2日は天気も良かったので、いつも街なかから見ていて気になっていた山の頂上に行ってきました。
尾崎白浜と佐須の間に「鷲巣山」があります。
尾崎半島にあり、標高は342mほどの低山ですが、頂上に反射板のような物が見える山です。
頂上から釜石市街地がよく見えるという事で、初めて登ってきました。


平田の国道交差点から岬方向に進むこと約6分、3.3qで尾崎白浜の分かれ道に到着です。
ここからは、写真右側の本郷方向に進みます。


分かれ道から進むこと約9分(3.4q)で「峠のスギ」入口に到着です。
車は手前側に1台以上、奥の入口に2台ほど駐車可能です。
どちらの道からも峠のスギに行くことができますが、鷲巣山はここが登山口になっているようです。


峠のスギ標識。
100m歩けば2本の杉の巨木に到着です。
いままで何度かここの杉を撮りに来たことはありましたが、まさかここが鷲巣山の登山口になっているとは思いませんでした。
そういえばピンクの目印があったなーと今更ながら思っています。


「峠のスギ」は、尾崎白浜と佐須の間の峠にある2本の杉の巨木です。
鷲巣山は右の標柱とピンクの目印の斜面を登ります。
念のため、クマに注意です。


親切にも山道の途中にはこの針金の矢印がありますが、これが下りの時には大変ありがたい方向指示器となります。
登る時には関係ありませんが、下りの時にはつい別な方向へ行ってしまうので、ここだけ要注意です。
登る時に確認を!。


20分ほどで林が終って、いよいよハゲ山の山道です。
ここからは鷲巣山の反射板を目指して楽な山道が続きます。
この先から釜石湾や唐丹湾、釜石市街地や湾口防波堤などが常に見えてきます。
2017年5月の大規模な山火事で尾崎半島一帯は焼けてしまい、ハゲ山になりました。


作業用林道を横切ってまた歩きやすい山道を進みます。
ネットに沿って道が続いています。
頂上はもうすぐです。


下は佐須の海、奥は唐丹湾です。
山道の途中からいろいろな景色が見られます。


頂上近くからは尾崎半島の小島群も見えますが、何とも言えないきれいな海でした。


鷲巣山頂上にある反射板(私の説)です。
標高はそれほどでもありませんが、高い木々もなく360度の眺望です。
これが釜石市街地から見えていた反射板です。


頂上は釜石市街地や湾口防波堤も見えるビューポイントです。
峠のスギから40分ほどでしょうか?、私は写真を撮りながらだったので1時間近くかかりましたが、私のような登山初心者でも楽に登れる山でした。
天気のいい日は最高です。


鷲巣山頂上から見える釜石市街地です。
これが私たちのふるさと釜石です。

平田のクリーンセンターから釜石魚市場まで写っていますが、フルサイズカメラで160mmの画角です。
釜石市街地まで6〜7qとちょっと距離がありますが、空気が澄んだグリーンシーズンに本番撮影に来たいと思っています。


頂上を少し下った所の建屋には、「釜石漁業用海岸局尾崎送受信所」とありました。
釜石市街地の方から見えていた山の頂上の反射板の名称はこれでした。
ようやく納得。


送受信所の建屋の所からは尾崎灯台も見えます。
尾崎半島先端部は頂上からも見えますが、広く撮れるのは頂上よりもさえぎる木々の少ない送受信所の建屋の方からでした。
この日の午後は風も強まりましたが、釜石市街地が見える所に初めて来れて良かったです。
おすすめの山でした。


私事ですが、地デジの放送が楽しめなくなった私たち世代に、またBSで楽しみな昭和の番組が増えました。

BS松竹東急で夕方5時から木下恵介アワー「太陽の涙」が放送されています。
昭和の美男美女・加藤剛と山本陽子のドキドキする出会いも新鮮で、小倉一郎やそれぞれの人の複雑な生い立ちなども共感を呼びます。
ストーリーはそれほどではありませんが、昭和の家族や当時の時代を知ることができて懐かしく見ています。

山口百恵の「赤い迷路」もBS-TBSで朝7時からやっています。
テレビ局の回し者のようですが、昭和のドラマ好きな方はぜひ。


トップページの写真は千鳥町の山の中を走る旧国道の新緑です。
 新緑の中にいろいろな春色が楽しめます。


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