「釜石便り」  2023年4月

                                ※写真の無断転載を禁じます。

若葉のころ(4/30)

今日の釜石は朝方に雨が降っていましたが、その後雨も上がり、明るい曇りとなりました。
気温も高く、蒸し暑い釜石です。

さて大型連休も始まりましたが、我が家では29日に陸前高田の博物館を見て、北上で夕食を食べて帰ってきました。
私の目当ては昆虫標本でしたが、釜石にも博物館があればなーと思って帰ってきました。


4/27は朝方曇りだったのですが、その後ぐんぐん晴れ間が広がり、今季最高の雲一つない快晴日となりました。
こんな日は家にいてももったいないので、釜石市内各所を回って写真に収めてきました。

まず向かったのが大平の墓地公園展望台。
少し山を登りますが釜石一のビューポイントで、ここからはどこまでも青い釜石湾と白い大観音がきれいでした。


4/27の釜石駅前です。
後方に見えるのが私の心の山、鳥ヶ澤の山で、新緑がきれいです。
この日はまさに「目に青葉 山ホトトギス〜」を感じさせる快晴日となりました。


その鳥ヶ澤の新緑の中、今日も三陸鉄道が走ります。
車両1台分のスペースしかありませんが、2両編成の列車が来てくれました。

きれいな新緑風景を探しに仙人峠、箱根峠、笛吹峠など、市内のいろいろな山や峠を見てきましたが、個人的に一番きれいだと思うのが、この鳥ヶ澤の山でした。
新緑の頃にいつも思い出すのが、ビージーズの「若葉のころ」、何とも言えないいい響きで、私の好きな曲でもあります。
「小さな恋のメロディ」に使われた曲のようですが、トヨタカムリのCMで知りました。


石応禅寺墓所から新緑と快晴の釜石市街地を。
ホテルサンルートもホテルクラウンヒルズと名前が代わっているのが分かります。
普段は大型貨物船が南桟橋に入港した日を狙いますが、この雲一つない青空には待ってられませんでした。


4/27の午後には日向ダムにも行ってきました。
新緑の黄緑と湖面の青がきれいでした。
左端には八重桜も見えています。


日向ダムの周りの山々も、新緑が上へと駆け上がっています。
こちらまで高揚感に包まれます。


あっちもこっちも山々の新緑がきれいです。
新緑モザイク、写真に撮りたくなります。

2022年2月に亡くなられた写真家の竹内敏信さんが撮った新緑モザイクの写真が好きで、いつもこの時季には同じような風景を探し求めています。
その写真は最上川の新緑の山の写真でしたが、私の場合はもっぱら釜石市内オンリーですが・・・。


日向ダムの八重桜です。
少しピークを過ぎていましたが、27日はまだきれいに咲いていました。


八重桜のアップです。
八重桜は色の鮮やかさと花のボリューム感に圧倒されて何枚も写真を撮らされてしまいますが、意外と難しい花でもあります。
あまり欲張らず、アップ気味に日陰に咲いた花が狙い目です。


釜石大観音の日の出(4/22)

今日の釜石は晴れていますが、薄雲が広がって花曇りのような空です。
ここ最近は20℃越えの暖かい日が続いていましたが、今日から15〜16℃位の気温になりそうです。

市内の桜はとっくに終わり、ここ最近は大観音の日の出撮影に通っていましたが、日の出位置も日ごとに左にずれ、いよいよ終盤となりました。
これからは八重桜や標高の高い山々の新緑がきれいになる季節を迎えます。


大観音をシルエットに日の出が撮れる4/22早朝の鉄の歴史館駐車場です。
まさに、「5時前だョ!、全員集合」です。

この日は知り合いのAさんIさんと一緒でした。
撮影後の写真談議も楽しみなものです。
穏やかな人たちばかりですので、新人の参戦も遠慮なく!。


4/18のガントリークレーンと残月です。
大観音の朝焼け撮影に行く時に月が出ていたので、寄り道して公共埠頭へ。
少し雲が厚くて邪魔でしたが・・・。


4/18の鉄の歴史館駐車場からの朝焼けです。
水平線上に帯の様に広がった赤い朝焼けがきれいでした。
この後日の出を迎えましたが、平凡でした。


4/20は空が広く焼けるまずまずの朝焼けとなりました。
貨物船が湾内に停泊していたので、釜石湾も入れて広めに撮影。

個人的には日の出よりも朝焼けの方がグラデーションや色の変化があって好きです。


4/20の日の出です。
平凡な日の出でしたが、太陽が黄色く写ってくれました。

20日頃になると、日の出位置もだいぶ左側にずれました。
大観音をシルエットにした撮影も終盤となりました。


4/22の朝焼けです。
黄砂の影響もあり、少し霞んだ朝焼けとなりました。
青空とオレンジ色のグラデーションを縦位置でまとめました。

きれいな朝焼け・日の出は、東の海に面している釜石ならではの風景です。


外山の新緑(4/19)

今日の釜石は晴れのいい天気です。
午前中は雲も多く風も強かったのですが、午後からはすっきりとした快晴となりました。

今日は新緑風景を探しに、水海から女遊部に入り、大骨林道を通って外山まで行ってきました。
この時期は若葉もまぶしく、平凡な風景でも写真に撮りたくなる季節ですが、心の洗濯もできて好きな季節です。
誰もいない大骨林道、のんびり新緑風景を眺めるにはいい道路です。


大骨林道は女遊部から四谷建設さん付近から山の方に入ります。
道幅も広く、全区間舗装道路で、外山を通り鵜住居の新川原まで通じています。

写真は外山側ですが、今は新緑がまぶしいいい季節です。


山笑う風景に何枚も写真を撮りたくなります。
水色と黄緑のオンパレードに心も弾みます。

澄んだ空気と青空、そして新緑、外山の自慢でもあります。
巨木もたくさんあります。


日陰の沢で、カツラの若葉が輝いている所がありました。
好きな樹で目立っていたので、黒バックでパシャリ!。


外山の新緑です。
平凡な風景ですが、新緑がきれいなので、つい撮らされてしまいます。
低所から高所へと新緑が駆け上がって行く様は、私たちに元気を与えてくれます。


こちらは甲子町一の渡にある山桜です。(4/18)
バランスを取るのが難しい山桜ですが、凛とした美しさがあります。
杉林の中にあるので、桜が浮かび上がってきれいでした。


新緑(4/17)

今日の釜石は明るい曇りです。
霞んだ黄砂の空も終わり、雨も降ったりして、今はすっきりとした曇り空となっています。
釜石はこれから新緑も進み、いい季節を迎えます。


毎年のように撮っている旧国道の新緑風景です。(4/16)
平凡な風景ですが、白・黄色・緑など、新緑色がモザイク状に散らばっていてきれいです。

いつもこの新緑風景から春を感じ、「今年も生きてたな〜!」と思う私です。
この山の背後には、製鉄所と釜石市街地があります。


旧国道の鳥ヶ澤にあるカツラの木です。
少し緑が濃くなってしまいましたが、黒バックの杉林の中に立つ新緑の木、これもまた春を感じさせるきれいなものです。


黄砂の日の出と釜石の枝垂れ桜(4/14)

今日も釜石は白い空。
日差しはありますが、黄砂の影響か?、霞んだような空が広がっています。

釜石の名所の桜は終わっていますが、今は枝垂れ桜と山桜が咲いています。
山々は新緑が進み、いよいよ山笑うです。
写真愛好家もですが・・・。


大渡町の八幡様境内にはピンクの枝垂れ桜があります。
姿・形のいいあまり大きな枝垂れではありませんが、今年もきれいに咲いてくれました。(4/12)

枝垂れ桜は花の多さと色のきれいさに騙されてたくさん写真を撮ってしまいますが、写真的には難しい花でもあります。
花が小さく、垂れた枝が意外と邪魔だったりします。
バックをぼかして(絞りを開けて)花が少ない所の、垂れた枝先中心に撮るのが基本です。


4/12午後には釜石にも黄砂襲来です。
翌13日は黄砂の影響で白っぽい太陽が昇りましたが、上がるに従い黄色く色づきました。
この日の鉄の歴史館駐車場での日の出撮影は、私も入れて3名様でした。


黄砂の中、かなり昇った太陽と大観音。(4/13)
神々しさを出すために、明るく撮影!。


4/13は早朝に続き、日中も大平墓地公園に行ってきました。
女坂から続く道路沿いにはラッパスイセンが咲き乱れ!。
青空バックにしたかったのですが、ガードレールの下なので、正面からアップで。


大平墓地公園には枝垂れ桜や山桜なども咲いていて、私の省エネ撮影地の一つです。
愛の浜同様、大渡の自宅から10分以内の近さなので・・・。

ただこれからの季節、クマには注意です。


枝垂れ桜の奥に見える山桜です。
大観音の日の出撮影に行った時の早朝の桜です。
光がフラットなので、落ち着いた感じになります。


枝垂れ桜を青空バックに明るめに!。
枝垂れ桜は枝が結構うるさいので、かたまりから離れた枝先を!。


アップで、周りをピンクと水色のほんわり感で!。


枝垂れ桜の中に入り込み、下から見上げるように!。
ピンクと青空がきれいです。


4/13は風が強かったので撮影は大変でしたが、あえてスローシャッターでぶれた枝垂れ桜を。
暴れる枝垂れ桜もいいものです。
ソメイヨシノは終わりましたが、まだまだ春爛漫の釜石です。


桜と大観音の日の出(4/11)

今日の釜石は晴れていますが空は白く、薄曇りといった感じです。
気温も24℃近くまで上がりそうな釜石です。

釜石の桜も今年は早く咲き、先週末が見頃のピークだったようです。
今はほぼ見納めといった感じで、風もあるので散り始めています。

これからの季節、撮りたい被写体が目白押しなので、撮影計画表を手書きで作っています。
こんな事も写真愛好家にとっては楽しみなものです。


4/9午後の旧国道です。
下は駒木の不動沢、遠くに釜石製鉄所も見えています。
この道を鳥ヶ澤隧道まで毎日のようにウォーキングしていますが、所々に大きな桜も咲いています。
毎日のように見ていた桜ですが、ふと思いついて慌てて家に戻り、今度は車で来て撮影です。


その旧国道は思い出多い私の心の道。

名もなき桜を青くし、ソフトフィルターでイメージ的に撮りました。
タイトルは「桜の園」、背景は黒い杉林、まぶしく光るこぼれ落ちるほどの花がみごとでした。
視点を変えれば、被写体はどこにでもあるものです。

4/10は小川の桜へ。
少しピークは過ぎていましたが、橋の上からの定番撮影です。
青空と桜、きれいです。


アップで桜の花を。
ここだけの話ですが、風が強かったので、枝を手で押さえて撮影です。
花びらが風でゆがんでしまってます。


4/11は大観音の朝焼け・日の出を撮りに鉄の歴史館駐車場へ。
あいにくこの日は雲が広がり、朝焼け・日の出もあまり赤くなりませんでした。
それでもこれから1週間ほどは、鉄の歴史館駐車場と更に上の墓地公園駐車場からいい位置で日の出が撮れますので、釜石の日の出定番撮影地へあなたもぜひ!。


愛の浜の朝焼け・日の出(4/5)

今日の釜石は晴れていますが、薄雲が広がっています。
これから天気が下り坂のようですが、気温が20度ほどになりそうな釜石です。


天気が下り坂という事で、朝焼けを期待して今日も愛の浜へ。
愛の浜は大渡の自宅から10分ほどで着くので、私の省エネ撮影地の一つです。

到着すると水平線には薄雲が広がり、きれいな朝焼けが広がっていました。
昨日は縦位置で紹介したので、今日は横位置で。(いつも両方撮っていますが・・・)


日の出が近づくと、空全体が赤と黄色の朝焼けに。
これもまたきれいです。
三貫島を真ん中にしたり、左に寄せて岬を多くしたりと、いろいろ撮れるのが愛の浜の楽しみでもあります。


そして迎えた日の出。
水平線上が青かったので日の出は途中からかな?と思っていましたが、ほぼ水平線からぼんやり出てくれました。

写真は太陽が少し上がったところですが、薄雲があったので真っ赤に撮れました。
薄雲がないと写真では真っ白な太陽になりますから。

これで春の愛の浜の朝焼け・日の出の撮影は終わりです。
きれいな朝焼け・日の出が見れるのに、5日もAさんと私の2人だけでした。


撮影シーズン到来の4月(4/4)

今日の釜石は晴れていますが、霞があるような少し白っぽい空です。
今朝は少し冷え込みましたが、日中は16℃位になる釜石です。
釜石の桜も少し咲き始めていますが、見頃はもう少し先になりそうです。

4月は釜石の写真愛好家にとって、被写体に恵まれる季節でもあります。
桜や山桜、新緑に加え、愛の浜や大観音の日の出撮影のベストシーズンを迎えます。

私の場合、朝焼け・日の出を撮った後、日中は桜や新緑を撮りに行くので、4月は忙しい季節でもあります。
あっちに行ったりこっちに来たりと、毎年同じような写真が増えてしまいますが、シャッターチャンスが待っているかも?との思いから出かけています。
あなたも、とにかくカメラを持って出かけましょう。
いいシーンに出会えるかも?です。


4/4は愛の浜に行ってきました。
岬と三貫島の箱庭風の風景が好きでよく撮りに行きますが、この日は水平線のオレンジと青空のグラデーションがきれいでした。
なので縦位置で!。


4/4の日の出位置は三貫島のぎりぎり左です。
平凡な写真ですが、日の出位置は日ごとに左にずれていくので、シーズンは今週いっぱいでしょうか?。
この日の撮影者は、私とAさんの2人だけでした。


トップページの写真は大畑の桜です。


                   トップページに戻る