純白の情景(1)

 

 

おびえ こごえて黙る空より

結晶 白く 舞い落ちる

最後の素直の涙のように

季節(とき)のしるしのあらわれる

 

それは何かの願いのように

そっと心にしのび込み

それは何かの許しのように

ぼくをしずかに眠らせる


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