飛行機に興味のあるみなさんへ

パイロットになりたいと思ったことありませんか? 

  そういう人多いと思うんですけど、なかなか厳しいですよね。健康優良児でなけりゃ身体検査通らないし・・・・。 かといって、アマチュアパイロットやるほどお金ないし・・・・。大体飛行機って高そうだし・・・・。確かに、普通の人がライセンスをとって、機体(いわゆるセスナ機)を買って、定置場所用意して、それを維持して、なんて出来るわけないです。

グライダーなら出来ます

 個人で機体を持つのはともかく、クラブに所属して教官に教えてもらって、試験受けて地道にやっていくなら出来ますよ、ホントに。ただ、飛行機だとそれでもハイコスト。年会費などは別としても、1時間あたり、5万円くらい(機体レンタル料、燃料代、教授料、保険代などすべて込み)!

 でもグライダーなら、だいたい時間5000円から1万円。サラリーマンでも出来ます。 僕自身、高校生のときに航空大学校志望だったんだけど、目が悪くなって受験も出来ず・・・・。だけど、今はちゃんと自家用操縦士上級滑空機の技能証明(免許証)を手に入れました。
航空身体検査には2種類あってあって、エアラインパイロット等プロの人が受けるのが第一種航空身体検査、
グライダー等のアマチュアパイロットが受けるのが第二種航空身体検査です。
基準は第一種に比べ第二種の基準は緩くなってます。

自然の力で

 とにかく、飛んでみたい一心で、はじめたんだけど、動力のない機体で、なんか飛行機に比べたらつまらないような気もしていたんだけど、やってみたらそんなことないない。確かに、行きたいときに行きたいところに行けないという不自由さはあるんだけど、その一方には上昇気流という自然の力をうまく利用して、飛び続けるという奥の深い楽しみがあるんです。ちなみに、世界記録では1998.12.29現在、高度14938m(ちなみに、これってジャンボジェットでもきつい高度です、日常的にこの高度を使う飛行機ってたぶんコンコルドとF15とか戦闘機くらいじゃないかなぁ)、飛行距離2049.44km(日本縦断できちゃいますね、ははは)です。もちろんここまで出来るのは、最高のパイロットが、最高の気象条件に恵まれたときですけど・・・・。でも、この北海道の中でも、756km飛んだ人が居るんです。

 なじみのない人には不思議かもしれません。動力のない飛行機がなぜそんなに飛べるのか。乗ってみて下さい。そしたら分かります。

試してみましょ

 我がクラブでも、 体験入会をやってます。複座(二人乗り)の機体で、教官の操縦で、もちろんあなたは乗っているだけ。風の音しか聞こえない、静かでエコロジカルなフライト。病みつきになりますよ。(しかも、1回 たったの\3,000(会費1,000円込) !!、やってみるだけやってみないと損じゃないかなぁ)

モーター・グライダーもあります

 もう一つ、モーター・グライダー(以下MG)というテもあります。MGにもいろいろなタイプがあるのですが、我がクラブには「シャイベSF25ロータックスファルケ」という機体があり、これはクルージングタイプとか、飛行機タイプとか、よばれるもので、呼ばれ方の通り通常は飛行機と同じように使うのが普通です。つまり、地上滑走・離陸・上昇・水平飛行・降下・着陸のすべてのフェーズを基本的にエンジンの力で行うタイプ、ということです。要は飛行機と同じ使い方をするということです。では、飛行機と何が違うかというと、@遅い(飛行機のクルーズ・スピードはだいたい時速180kmくらいですが、ファルケは130km)、A2人乗り(飛行機はだいたい4人乗り)、B上空でエンジンを停止してグライダーとしての使用も可能、C格安の運航経費、といったところです。
 もちろん、我々にとって一番意味ある違いはCですよね。結果として、うちのクラブの飛行料金は12,000円/時間(燃料・教官つき)と飛行機から見れば破格の安さです。
 やってみると、これが、グライダーとはまた違ったおもしろさで、実は私自身最近になってはまりまくってるんですけど、やっぱり、動力があるということでグライダーとは全く違った要素が多くなってきて、その分新たにマスターするのが楽しい、ということは言えると思います。
 やっぱり、一人で飛べるようになって、離陸のときに滑走路の中心の白線に機体の向きをあわせてスロットルを開けていくときの気分は、子供の頃にあこがれた「パイロット」そのままで、何度やっても飽きません!

 

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